|
e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
 |
|
|
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃ やろうぜ再建！破産夜逃げにならぬ為に！ ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓ 経営プロデューサーレポート ┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃！┃ 2006. 6.21 Wed. vol.294 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今月（6月）のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− □吉岡憲章のコラム 『経営者の視点に立つ』 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/ □経営者のための健康情報 『電磁波過敏症−パソコン病等−を予防』『マクロビオティックって何？』 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm ◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 01：【経営発展のヒント】 経営診断では企業は再生できない 02：【銀行を貸す気にさせるテクニック】 来ないのならこちらから行こう 03：【コンサルの視点】 自社に異質な血液（人材）を入れること 04：【経営相談 Ｑ＆Ａ】 就職内定させたが解約したい −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃01┃経営発展のヒント 『経営診断では企業は再生できない』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 経営再生のお手伝いをするときに経営コンサルタントが始めに着手するのが 経営分析と診断だ。そこで経営コンサルは腕の見せ所とばかり張り切って様々な 分析をする。やがて“それらしい”分析および診断書ができあがる。 経営コンサルが次にすることは、この経営分析・診断書をもとに報告書をつく ることだが、これがまた“格好ばかり”が良い。なかには電話帳ほどの厚さの報 告書もある。しかし中味は至ってお粗末至極だ。実経営には使いものにならない。 つまり経営分析や診断自体は難しいものではない。コンサルを目指す人や○○ 士のような人ならばできて当たり前のことだ。（もちろんこれすらできないで勘 で見当はずれなことを言っている不届き者も多いが） さて問題はこれから先だ。これらの分析・診断をもとに“どのようにすれば経 営改革ができるか”ということになると具体的な提言やアイデアはまるでない。 多くの問題点の指摘と、原価管理をせよ、とか在庫を減らせ程度の一般論的な対 策提案で留まっているケースがほとんどだ。 「これから先は企業が考えること」とでも言わんばかりだ。考えてみれば、経営 をしたこともない、生産も販売も開発も組織の中だけでやってきた経験のみ、机 上で財務分析を学んだ程度ではこんなところかもしれない。 経営改革は経営診断をもとにして、問題点を解決する具体的な対策が実行され なければ成果が出ない。企業はこの具体的解決策が浮かばないか、分かっていて も対策の進め方が分からないから実行できず困っているのだ。 経営診断は過去のことに過ぎないし、健康診断書を書いた程度だ。それにプラ スα程度のことを考えて、利益が出るようになると思っているとすれば大きな間 違いだ。効率的な展開シナリオを描き、具体的な解決策を実行していくことによ て再生はできるのだ。 １００ページの分析・診断レポートより数ページの実行計画書の方がはるかに 価値あることを、私は未来事業のコンサルには口を酸っぱくして言い続けている。 【経営プロデューサー 吉岡 憲章】 ◆―――◆ 『未来・経営ナビゲーション ご購読のご案内』！！ ◆―――◆ あなたが願う会社の姿とは？ あなたの夢の実現に役立つノウハウを、当社のコンサルが豊富な実体験を 基に執筆します。 起業から再建、さらに発展まであらゆる局面において不可能を可能にして きた未来流経営戦略。 ※購読料として、１，０００円（一年分、送料込み）を頂戴いたします。 ご購読希望の方は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX ※ご希望の方は、「件名」に「未来ナビ 希望」 と明記ください ◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『来ないのならこちらから行こう』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「最近、銀行の担当者が来ない。一時期は良く来てくれていたのに。」「新規に 融資を受けるまでは、毎日のように通ってきたが、最近は全く来ない。」など、 よく聞く話。 銀行が定期的に、煩いほど訪問する先は、業績が極端に良く、今後も融資を積極 的に行いたい先か、一方で融資の返済が遅れるなど注意しなければならない先。 銀行は概ね６ヶ月ごと、３月と９月に取引先別に重要度によるランク付けを実行 する。銀行からみて、どのくらい取引を深化していきたいかによって、ＡからＤ ぐらいまでのランク付けをする。このランクによって、一週間に何回訪問するの か、一ヶ月に或いは二ヶ月に何回訪問するかを決定する。 Ａランクは、地元優良企業であり今後も積極的に融資を行ないたい先や、自分の 銀行がメインであり他行も積極的に取引をしたいと思っている先など。当然に支 店長が訪問する先は、Ａランクが中心。 冒頭の話のように、 銀行担当者が来ない先、この先は銀行から見てあまり重要視しない 期待されていない先ということ。 「おたくの担当者、最近来てくれないのですが」と担当者の上司に連絡をしたと ころで「申し訳ございません。担当者から良く事情を聞き、指示いたします」と の回答。心の中では、「おたくの会社は、銀行内でＣランク先と決めたんだから 担当者が行かないのは当然だ。行ったとしてもメリットがないのだから」 銀行員が企業先を訪問することによっての、企業側のメリットは大。融資の相談 から始まって、多方面の情報の提供を受ける。銀行が企業を訪問してくれないの なら、企業から銀行を訪問することが必要で、毎月の試算表を持参し、業況を説 明するとか、新製品の企画書や見本を持参するなど。新製品などは良いものであ れば販売先の紹介をしてくれる。 銀行は来るものは拒ばない。このようなことの繰返しにより、銀行担当者と顔な じみになる。そして、ランクアップにつながる。「何でうちにだけ、銀行の担当 者は来ないのだろう」と考える暇があったら積極的に銀行を訪問すること。銀行 は情報の宝庫であることを忘れずに、積極的にこちらから仕掛けることが必要だ。 【未来事業・取締役チーフコンサルタント 奥山 孝司】 ◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃03┃コンサルの視点 『自社に異質な血液（人材）を入れること』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 関東人から関西人を見ると同じであろう。しかし関西人を細かく見ると似て非な ところがある。その関西人にとって、おそらく水と油のイメージの阪急と阪神が 経営統合するという。 大阪が今ひとつ東京と比べて発展しないのは交通網の接続がはなはだ悪いことが 大きな要因である。特に私鉄同士の相互乗入れは殆どなく、昔のプロ野球の敵関 係を引きずったように南海、近鉄を含め相互に連絡しあうところがない。 大阪と神戸を結ぶ鉄道は北から南の海岸に向かって阪急、ＪＲ、阪神と３つの線 が走っている。その沿線の住民の気質はかなり違ってくる。 『食事する』ことを言葉にすると阪急沿線は『いただく』であり、 ＪＲ沿線は『たべる』となり、阪神沿線は『くう』である。 阪神沿線の関西弁でいうと『飯、くえへんか』である。 また阪急沿線の代表は宝塚劇場であり、阪神沿線の代表選手はいわずと知れた甲 子園球場である。 阪急電車に乗るには変な恰好は出来ないが阪神電車に乗るのに恰好は気にしない でよい。革靴と雪駄の違いがある。 この違う空気を持った２つの会社が戦うのではなく一つになる。 片方は洗練されて乙に澄まし、かたやエネルギッシュな人種が多く住んでいる住 民を顧客とする会社である。異質な血が混ざり合い混血会社として相乗効果を出 して益々逞しくなり関西の発展に寄与するのか、それとも社風の違いで空中分解 するのか、罪多き村上某なる人物が唯一残した宿題である。 【未来事業・マネジメントコンサルタント 廣澤 耕一】 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃04┃経営相談 Ｑ＆Ａ 『就職内定させたが解約したい』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Ｑ： 中堅の食品会社社長です。ここ２、３年経営状態がよく新卒を採用してお ります。採用試験で内定を出し、時間もあるとの事なのでアルバイトとし ましたが、勤務態度に問題があり内定を取消したいのですが問題はありま すか？ Ａ： 内定通知書を出し学生が誓約書など雇用契約を完了した時点で内定と認識 されます。内定は“解約権保留付雇用契約”で取消しは原則として可能 との判断はあるものの、いざ、争いになった時、解約権の濫用でない事を 立証する必要があります。 御社の場合、勤務態度に問題ありとありますが具体的にどのようなことで しょうか、社会通念上相当と認められないと取消しはかなり難しいと判断 せざるをえません。教育し指導すれば良くなると判断すれば取消しは難し いでしょう。 （仕事に直結する虚偽申告などは取消しの十分な理由になります。） 【回答者：未来事業・マネジメントコンサルタント 油木 愛三】 ◆――――◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』無料進呈！ ◆――――◆ 吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、 生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。 メルマガ読者の方にプレゼントいたします。 申込み方法は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX をご記入の上 ※ご希望の方は、「件名」に 「小冊子 希望」 と明記ください ◆お問い合わせ・お申し込み◆―――――――――――――――――――――― お問合せやお申込は必要事項をご記入の上、下記へご連絡ください。 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章 【本 社】 東京都新宿区西新宿７−８−２ 福八ビル６Ｆ 【主要業務】経営プロデュース（経営改革・発展の指導支援） 講演 執筆 【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ |
|
|
|
Copyright (c) 2003-2005 未来事業株式会社 All rights reserved. Produced by i-pocket |