e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006. 5.31 Wed. vol.291
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今月(5月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
       『過去にこだわるより、未来にこだわれ』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
   『春の海は自然のテラピー・蛤の効用』『フルーツビネガーで健康に』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       管理システムでは良くならない
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 銀行対応も仕事のうち
03:【コンサルの視点】         油断はできない「お腹のサイズ」
 04:【経営相談 Q&A】        生産性を上げるには?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃01┃経営発展のヒント   『管理システムでは良くならない』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 利益を増やすために、コストを下げるためにどう取り組んだらよいだろうか、
とか、もっと売れるようにするためにどうしようか、と経営者は考え悩む。そし
て顧問の税理士やコンサルタントに相談をする。

 すると多分こんな答えが返ってくるだろう。「お宅の原価管理システムを構築
したら利益がよくなりますよ」とか「営業管理システムを充実したらもっと売れ
るようになりますよ」と・・・。

 「そう言われてみれば、ウチの原価管理は話にもならないからな。言われたよ
うにコンピューターシステムを導入して、生産スケジュールも原価管理も一発で
分かるようにしよう」と考えても不思議ではない。

 しかし、大枚をはたいて発注した管理ソフトが入ってきても、いつまでたって
も実務には生かせない。なぜなら、原価を把握するための原資料さえ整っていな
いのだからインプットさえできないのが当然だ。そんなことをしているうちに
益々経営の厳しさは増してくる。経営者なら1度や2度は経験していることだろ
う。

 経営が厳しい会社がコストを下げるためにやることはシステムを作ることで
はない。これから生産または販売する商品のうち金額が大きいアイテムをピック
アップして、実際に「コストダウンをする」ことがまずやらねばならないことだ。

 その時には、まだアイテムごとの原価が把握できないこともある。だから影響
の大きいアイテムに絞って、その前回扱ったロットの原価を個々の伝票をめくっ
てでも徹底的に調べるのだ。焦点を絞ればそれほどの時間はかからないはずだ。

 こうやって、資料が揃えばあとはコストダウンの実務に専念する。相見積をと
る、他のパーツに置き換える、VAをする・・・いくらでも手を打てるだろうか
ら、直にコストダウン効果が表れてくる。こんなことを繰り返していくうちに必
要な資料も自然と揃ってくるようになる。システムつくりはそれからでも遅くは
ない。

 管理システムの構築などという格好よさよりも、まず目先の具体的な追求を着
実に行うことだ。
                【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

◆―――◆ 『未来・経営ナビゲーション ご購読のご案内』!! ◆―――◆

  あなたが願う会社の姿とは?

  あなたの夢の実現に役立つノウハウを、当社のコンサルが豊富な実体験を
  基に執筆します。
  起業から再建、さらに発展まであらゆる局面において不可能を可能にして
  きた未来流経営戦略。

  ※購読料として、1,000円(一年分、送料込み)を頂戴いたします。

  ご購読希望の方は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

  1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
  ※ご希望の方は、「件名」に「未来ナビ 希望」 と明記ください

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『銀行対応も仕事のうち』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

銀行担当者からみた企業の経理担当者の評価は、千差万別。試算表・資金繰り表
など即座に簡単に作ってしまうような者もいれば、全く作成できず全て税理士に
依頼、また、どうにか作成したが全く使いものにならない場合もある。銀行では、
経理担当者をみて、その企業の財務面を評価する。どんなに優良企業であっても
経営担当者の評価が低ければ、企業評価も低下。

銀行の担当者からみて、好感の持てる経理担当者は、

1.企業の情報を積極的に開示してくれる人
2.依頼した資料はすぐに提出してくれる人
3.わからないことがあった場合など質問に答えてくれる人

逆になかなか好きになれない、どちらかといえば、会えば不愉快になる担当者と
は無理難題・色々と文句を言うような人をいう。

融資の申込があったときなど、好感の持てる企業の経理担当者に対しては「あそ
この担当者は、銀行の依頼をいつも快く聞いてくれるから、優先的処理しよう」
という風になる。逆に、好感をもてない、不愉快になる経理担当者がいる企業に
対しては、処理が後になる。

融資可否の判断に、支店長が躊躇しているときなどには、担当者の意見を求めら
れる。その時には、やはり好感度高い経理担当者がいる企業にはプラスに、逆に
不愉快な経理担当者がいる企業に対してはマイナスとなる。銀行員も人の子、ど
の企業に対しても平等に対応する必要があるものの、現実はそうはいかない。

企業の経理担当者にも言い分があり、若返りのため口の聞き方も知らない銀行員
も多数出現し、気に食わないこともあるのも事実。しかし、銀行対応も仕事のう
ちと割り切り、銀行に求められていることが、直ぐにできなかったり、内容が判
らなかったら、即座に聞くこと。そういうことの繰返しが、お互いの壁を取り外
すことになるのだ。
        【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃03┃コンサルの視点     『油断はできない「お腹のサイズ」!』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 5月9日に厚生労働省からメタボリック症候群の全国調査結果が発表された。
この聞き慣れないメタボリック症候群は別名内臓脂肪症候群とも言われ、該当す
る人は、40〜74歳の中高年世代では2000万人近くに上がる。女性は5人
に1人で、多いのは圧倒的に男性だ。

これまでは、肥満や太りすぎと言えば、「肥満度指数」という数値が使われてき
た。しかし筋肉が多い人も指数が高くなってしまい脂肪のことは分からなくなる
ことで、国際的にこのメタボリック症候群が注目されるようになってきた。

お腹の出具合が気になっていた昨今、このニュースにドキリとしながらメタボリ
ック症候群の診断基準をみると、男性はウエスト85cm以上、女性は90cm
以上で、さらに血圧、血中資質、血糖の3項目のうち2項目の数値が高い人が該
当するという。

早速、ウエストと血圧を測定してみると、「メタボ予備軍」であることが分かっ
た。心筋梗塞や脳卒中になる危険が高まるその「メタボ」から逃げ切るには、内
臓脂肪の“削減”が大前提で、内臓脂肪に絞った内臓ダイエットが不可欠なのだ。
内臓ダイエットに成功するために必要なのが、何キロやせるかという目安。

そこで、目標として
1、半年で体重の5%を減らす。
2、その約2分の1を、最初の1ヶ月で減らす。
3、具体的には「カロリー50%減」と「1日1万歩」の2本柱を軸とする。

これで、カラダ改造計画は整った。あとは食事と運動の予防対策を継続していく
のみだ。継続は「お腹のサイズ減」なり。油断はできない。

【未来事業・マネジメントコンサルタント 石黒 和男】

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃04┃経営相談 Q&A   『生産性を上げるには?』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Q: 生産性を上げるには、どうしたら良いですか?

A: 工場調査を行うと、時々「おやっ?」と思い、どうしてこんなことをや
   っているのであろうかと不思議に思うことに出くわす。自分で自分のこ
   とは、判り辛いのと同様、毎日見る工場の問題は判らない。

   「工場の問題は?」と聴くと生産性が低いのが問題です。」という答
   えが返ってくる。しかし生産性が低いのは問題ではなく、現象であり、
   結果なのだ。生産性を低下させている原因、或いは真の問題に対する解
   明は、殆ど行われていない場合が多い。

   工場の問題は、現場主義で解決することが一番であるが、昨今の労働環境
   は、パート、アルバイト、はたまた派遣社員にまで拡がり正社員の数は減
   少している。仕事に関する知識、或いはモチベーションは、低下の一途を
   辿っている。工場を巡回することが、管理者の唯一の務めと勘違いしてい
   る管理監督者も多く、或いはまた、事実上の作業者としての勤務に追われ
   ている管理監督者も相当な割合でいる。

   工場の生産性を低下させる真の原因は、客観的な眼で凝視しなければ発見
   できない。生産性の低さを嘆くより、その原因を見つけ、それを排除する
   ことに着手すること。その為には、生産に関する知識を身につけることだ。

      【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 石井 照章】

◆――――◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』無料進呈! ◆――――◆

  吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、
   生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。
  メルマガ読者の方にプレゼントいたします。

  申込み方法は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX をご記入の上
 ※ご希望の方は、「件名」に 「小冊子 希望」 と明記ください

◆お問い合わせ・お申し込み◆――――――――――――――――――――――

 お問合せやお申込は必要事項をご記入の上、下記へご連絡ください。

 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
 
  こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

Copyright (c) 2003-2005  未来事業株式会社 All rights reserved.   Produced by i-pocket