e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006. 4.12 Wed. vol.285
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◆今月(4月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 
       『お客様に提供するもの―見えないこころ―とは』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
       『五感を十分に働かせて食べる』  『香りの効用』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       カネをかけずに心をかける 
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 預金だけの銀行を増やすこと
03:【コンサルの視点】         売れる商品とは
 04:【経営相談Q&A】         旧設備を活かした生産をしたい
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┃01┃経営発展のヒント   『カネをかけずに心をかける』
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 先週のメルマガ284号で「思いがひとつになる凄さ!」というタイトルで、
私が現在プロデュースし経営をしている松山市のレストラン“樹庭”の立ち上げ
の現場について報告をさせていただいた。

 創業や運営に参加する全員がおなじ目的意識をもってそれぞれの仕事に携わ
れば、想像を超えた力が発揮できるという実感を抱いたからだ。

 経営の基幹は“人・金・物”という。今回のプロデュースもこれまでの従業員
をそのまま、設備も基本的にはそのままで、しかもカネをほとんどかけないで経
営を立ち上げるという私の改革理念そのままを実行している。

 「カネをかけずに心をかける」が私のモットーだ。何に心をかけるかと言えば、
経営者としては「お客様と従業員に対して」に他ならない。

 “お客様にかける心”については後号に譲るとして、“従業員にかけるこころ”
ということについて考えてみたい。と言っても決して甘やかすことではない。従
業員と一緒になって“社風作り”に挑戦することを私は最優先にした。

全くの創業ならばゼロからのスタートになるが、これまでのサビレ企業を引き
継いでの操業となるとマイナスからのスタートになる。これを一気に好転させる
には、当たり前のことだが私が従業員と一緒になって、全力で立ち上げにぶつか
っていくことしかない。

もちろん私には当社のクライアントの経営改革のお手伝をする仕事があり、こ
のプロジェクトがあるからといって手を抜くことは絶対にできないし、許される
ことではない。したがって、限られたほんの短時間のなかで従業員と心をひとつ
にすることにわが身を委ねることになる。

そのためには、共通の全員の目標を数字で明確にすることだ。立ち上げ1ヶ月
の売上目標は以前の同館の売上の3倍に設定した。立ち上げ直後の1ヶ月でこの
伸長を目標とすることは常識を外れたレベルということは全員が承知している。

そのためには、毎日毎日、刻一刻“PDCA”をぐるぐる回して、絶えず問題
点を把握して、即座に対策を実行することに全員が挑戦している。多分今の彼ら
は通常のできあがった企業の1か月分を1日で進めるようなスピードのように感
じているはずだ。

接客の仕方についても、調理のシステムや味のレベルアップも、新しいイベン
トの企画からもちろん宣伝広報についても絶えず改革と挑戦の連続だ。

 こんな挑戦の連続で従業員たちの身体はかなり疲れきっている。しかし彼らの
こころは手が付けられないほど燃え上がっている。お陰様でオープニング1週間
で以前の3倍の売上はほぼ達成できている。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『預金だけの銀行を増やすこと』
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最近、メガバンクによる地方への侵食が多くなってきたために、取引銀行に対す
る質問が多くなっている。「今まで一行取引できたが、これからは預金だけの取
引を行なう銀行をもう一行増やしたいが、どうしたものか」など。このような傾
向には積極的に対応しなければいけない。

企業が融資取引銀行と預金取引銀行とに使い分ける大きな理由は、企業が存続す
るためのいわゆる保険といえる。銀行は融資企業に対しては、決済業務の集中を
要求する。それは、融資企業のことは全て知っておこう、知らなければいけない
という、銀行のエゴだ。

回収、支払双方の情報を把握することにより、資金繰りが解明され経営実態が丸
裸にされる。これらのことは銀行融資の基本であり、逆に全てのものを一行に集
中することにより、全く身動きが出来ない企業も出現。果てには、全てのことを
いちいち銀行に相談し許可を受けなければならなくなる。

企業が融資取引銀行と預金取引銀行とに使い分けることにより、「面倒な割には
効果が少ない」「融資銀行に知られたらリスクが大きい」と考えることもあるが
目先のことだけを考えるより、企業の将来を考えるのは経営者として当然だ。

従来どおりの一行取引を堅持することより、

    預金取引銀行を早めに選択し相応の取引実績を積んでおくこと

の方が、企業にとってみれば取引存続の選択肢を広げ相当のメリットを享受する
ことになるので、積極的に対応すべきだ。

        【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃【コンサルの視点】     『売れる商品とは』
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 最近某メーカーの電化製品を購入した。
この商品はデザイン性に優れ、最近人気商品となっているものだ。手にとってみ
ると、使い勝手はよく操作性、機能性とも申し分ない。なるほど売れているわけ
だ。私自身も、購入して非常に満足していた。

 しかし、愛着を持って使用していたにもにもかかわらず1週間ほどしたら、故障
してしまったのだ。ボタンを操作しても反応が鈍く、いらいらしてくる。すぐに、
サポートセンターに電話をし、修理を依頼した。しかし、その対応が非常に悪い。
私(消費者)が話す症状に対してマニュアル通りの回答をするだけだ。

 購入してくれた消費者が、修理を依頼している(クレーム)というのに、この対
応はないだろう。消費者にとっては症状を聞いてもらい、気持ちを知ってもらいた
いのだ。商品が良いから売れるのではない。商品を使うユーザーの気持ちになって
作り、故障した時は親切に対応しなければ売れる商品にはならないのだと思う。

        【未来事業・アシスタントコンサルタント 渡邉 泰史】 

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┃04┃【経営相談Q&A】     『旧設備を活かした生産をしたい』
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Q: 旧設備を活かした生産をしたいのですが?

A: 消費者には、人件費が掛かっているかどうかは関係ない。既存のラインを
   如何に使って魅力ある商品を低コストで生産することが要求される。

   一例として、従来の乗用車製造ラインで、ミニバン「初代・オデッセイ」を
   製造した『ホンダ』の取り組みは参考になる。幾ら生産性を上げても、造
   る商品に魅力が無ければ意味が無い。残されたラインを、如何に有効に使
   い、魅力ある商品を、効率良く造るかが腕の見せ所となる。

      【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 石井 照章】


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