e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006. 3.15 Wed. vol.281
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        狭は広に勝る
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 複数の銀行と取引すること
 03:【コンサルの視点】      飲食店が長生きするには
 04: 【経営相談Q&A】      うっかりミスによる不良を防止するには
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┃01┃経営発展のヒント   『狭は広に勝る』
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 「これだけ頑張っているのになかなか売れない。どうしたらいいんだろう」と
悩んでいる社長にはある共通点が見受けられる。それは“焦点の定まった販売戦
略”を展開していないということだ。それどころか戦略もなく、気のついたこと
だけ実行している“継ぎはぎ営業”と言ってもよいだろう。

 したがって、「成長のためにはもっと支店を開かねば」とか「営業マンをもっ
と増やして商圏を広げよう」「広告宣伝を増やそう」・・・と考える。しかしい
ざ実行しようとすると、肝心の資金がないことに気がつく。そこで折角の方針は
ご破算に戻り、また悩みのスタートに立つ。この繰り返しだから一向に売上は増
えない。

 ところが、カネをかけなくても売上を着実に増加させる方法がある。それは販
売エリアを狭く狭く考えてみることだ。

 まず、営業マンのそれぞれのテリトリーを確認してみよう。売上に苦労してい
る会社は、テリトリー分けはされておらず「早いもの勝ち」になっていることが
多い。これではそれぞれの販売エリアがダブっているため、顧客訪問が広く移動
時間ばかり長くなる。売上は顧客と面談しているときに発生するが、移動時間の
付加価値はゼロだ。

 そこで、たとえば営業マンが3人いれば、商圏を3地域に細分化する。この細
分化したエリアをそれぞれのテリトリーとする。これによって営業マンは自分の
エリアをこれまでの3倍回れることになる。1週間に1回しか訪問できなかった
主要顧客にも、これによって週3回訪問することができる。こうなると営業パワ
ーは3の2乗つまり9倍増加する。(パワーは2乗に比例する)

 このようにエリアを絞ることによって、カネをかけずに売上が増加する。そし
てこの地域ならば他には負けない“わが社の縄張り”がひとつずつできてくる。
この積み重ねが勝利への近道となることは疑いもないだろう。

 我々力のない中小企業は“広く考える”と停滞がはじまる。いかに狭く狭く焦
点を絞った販売戦略や商品戦略を展開するかが肝要なことだ。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『複数の銀行と取引すること』
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銀行の再編問題はメガバンク・地方銀行もどうにか終え、残すは中小企業の取引
が最も多いと言われている、信用金庫・信用組合にしぼられた。運良く今までの
取引をしている銀行が再編により残ったとしても、合併によって不利益を被り会
社の存続にも重大な影響が発生することもある。この種の問題は、突然新聞紙上
などで表面化するために、企業が十分な対応策をとる時間的余裕がない場合が多
い。

この対応としてはに複数の取引銀行を作っておくことだ。特に、信用金庫・信用
組合との一行取引をしている企業は、考えておく必要がある。中小企業経営者は
限られた預金を分散することは手数もかかるうえに貸出金利を上げられたり、融
資をしてくれなくなるのではと考えがち。しかし、銀行の要求に応じて取引を集
中したにもかかわらず、必要な支援をえられなかったということも多々あるのだ。

資金を使いたくとも全て融資取引銀行の管理下にあれば、預金も拘束され自由に
なる資金もない。こんな事態を回避するためにも、預金取引銀行を増やすことだ。
自由に使える資金を確保でき、資金繰りも柔軟になる可能性があるからだ。

新たに預金取引銀行を増行するときには、融資取引銀行にも連絡すること。親身
になって企業のことを考えていてくれる担当者がいる銀行ならば、決して一方的
に反対はしない。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点     『飲食店が長生きするには』
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 週末の昼さがり、海が見え、「見晴らしもいい」「料理もおいしい」と評判の
喫茶店に行ってみた。雑誌にも載っていたのでいつか行って見たいと思っていた
のだが、入り口まで行って立ち止まってしまった。本日はウェディングパーティ
とのことで貸切であった。

郊外にあるのでなかなか思い立たないと行かない場所だ。とてもがっかりした。
その後、気を取り直して別の場所を目掛けて行ったのが、住宅街にある喫茶店。
今度は店の扉にクローズの文字。がっかり。今日はまったくついていない。

もう帰ろうかと思ってふと見ると、オープンして間もない喫茶店があった。今度
はスムーズに入る事ができた。もちろん初めての店だが、コーヒーの濃度につい
ても「お客様のご注文通りにいたします」との張り紙がある。私は紅茶を注文し
たのだが、こくがあってとてもおいしかった。

 最近は、あちこちに飲食店もふえたが、何年かたって訪ねてみると、看板が変
わっていたり、潰れてしまっていたりする。つくづくこの業界に限らず、長く経
営することは大変だと思う。経営する側にとってみれば利益も大事だが、客側に
すれば、要望を大事にしてくれ、ゆっくりと食事ができる雰囲気のあるお店は、
長く続いていくのではないかと思う。

         【未来事業・アシスタントコンサルタント  大野 真実】 

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┃04┃経営相談Q&A   『うっかりミスによる不良を防止するには』
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Q:うっかりミスをなくすことにより品質向上、コストダウンを図っていきたい
  と考えていますが、どうすればよいでしようか。

A: うっかりミスの原因としては、不注意、勘違い、不慣れ、あいまいといった
  もので発生します。

  これを解決するには、フール・プルーフ(ポカヨケ)の考え方が必要です。
  その原則には4つあります。

1.楽な動作で作業を行うこと
2.技能や勘を使わない作業を考えること
3.感覚に頼らないこと
4.安全作業にすること

  これらのことをよく知り、対策を立てることが必要です。

  うっかりミスによる不良防止対策は

1.不良発生原因を、詳しく分析し、検討することから始めます
2.作業のポイントをすべて写真入りで作業手順書にまとめ、作業者の意識を高
  め、うっかりミスをへらすようにする
3.ミスが出たときはブザーを鳴らすと同時に、機械の稼働を止め不良品が後工
  程に行くのを防止する
4.今日組立てる部品の総数をすべて前もって揃えておき、終わったときにそれ
  がすべて使用されていれば問題ないが、もし残っていればどこかに取付け忘
  れがあるということで出荷する前にそのミスがわかるようにする

  このようにそれぞれ工夫を行い、うっかりミスによる不良防止に生かして
  いくとよいでしよう。

      【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 石黒 和男】

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