e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006. 2.15 Wed. vol.277
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 □吉岡憲章のコラム 『勝ち組は価値組に通ず』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        社長が変わった!
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 メインとしての地銀の魅力とは
 03:【コンサルの視点】         異常に気づく感度を磨こう
 04:【経営相談Q&A】         通勤手当について
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┃01┃経営発展のヒント  『社長が変わった!』
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 「どうしたら、わが社は良くなるでしょうか?」と真剣な顔をして聞かれるこ
とが多い。私は「会社が良くなるかどうかは、全て社長次第ですよ。ところで、
お宅がこんなに経営が厳しくなったのはどうしてだと思いますか?」と尋ねる。

 この難しい(?)質問に対しての答えは、ほぼ次の4つ。
1.バブルが崩れたから。こんなにひどく、長いものとは思わなかった。
2.ウチの業界や地域の景気が落ち込んでいるから。
3.銀行が融資をしてくれず、利上げや返済ばかり強要してくるから。
4.社員が言うことをちっとも聞かないから・・・。

 赤字どころか、その赤字が“ヘドロ”に埋もれているくらいの惨憺たる経営状
態で、メインバンクすらも「あそこの再生は厳しいと思うけれど・・・」という
ほどの企業も多い。これほどの厳しい状況下でも、我々も一緒になって何とか頑
張っていると、やがて数ヶ月してヘドロの中から赤字が顔を出し、水面に向かっ
て浮かび上がり始めてくる。

 そんなとき、今まで社長室に穴熊のように篭っていた社長が、現場で汗をかい
て設備を調整している。自慢げにのっていたベンツが見当たらずに、自転車に乗
って会社に通勤してくる社長の姿を見かける・・・。さらに「わが社の経営が厳
しくなった理由」のなかに、前述のような言い訳は全くなくなる。

 これまでと全く違った社長の姿を見たとき、社長のこころの変化が社員たちに
伝わる。これが改革の原動力となって会社全体が変わってくることになる。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『メインとしての地銀の魅力とは』
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 銀行にとって、中小企業は大いなる利益をもたらすお客様。その中心に位置す
るのが中小企業であり、儲けさせてくれる取引先が中小企業に多い。メガバンク
は収益の拡大を図り、地方銀行の取引先に侵食。地方銀行は、メガバンクによっ
て取引先を侵食され、中小企業との取引がなくなるということになれば、将来に
わたる収入源を失うことになり、多大な痛手で死活問題にも発展する。

 メガバンクの地方進出により、中小企業にとっては資金調達の内容が、広範囲
となった。これは従来にないメリットであり、歓迎すべきことだ。一方、メガバ
ンクにとって、中小企業という市場は「飯のタネだがリスクが高い」、難しい市
場。このため格付けにより、企業実態を把握することになった。

 中小企業にとってみれば、あくまでも格付けを重視した取引展開をし、ネーム
バリューがあるメガバンクとの取引を優先するのか、あるいは、過去の取引を重
視して、何事にも相談にのってくれる地方銀行を選ぶのか、二者択一を迫られる。

 金利が高くなっても、名門と言われるメガバンクとの取引を優先する会社もあ
るが、多くは、金利が比較的高くても、地元に根付いた取引を目指し、親身にな
って「大事にしてくれる」地方銀行との付き合いを深めるはずで、これは賢明な
選択だ。

 近年この傾向が強く、メガバンクとの取引は中小企業にとり、貸出金利面にお
いて、そして情報面においても魅力があるのは事実だ。諸々の事情によりメガバ
ンクとの取引を開始する必要が出てきた場合は、必ずメインバンクである地方銀
行に相談すること。的確なアドバイスをしてくれるはずで、このアドバイスこそ、
メガバンクにはない地方銀行の魅力なのだ。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点  『異常に気づく感度を磨こう』
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 節分も終わり、日一日と春の足音が聞こえてくる。近所の梅の蕾はまだ固いが
白い花弁をぶら下げた三椏(みつまた)や、赤紫色をしたエリカの花が殺風景な
2月の季節に彩を添えている。しかし空を見上げれば葉がすっかり落ちた桜の木
はまだ寒々と揺れている。

桜の木の『天狗巣病』(てんぐすびょう)という病気で、一箇所から枝が密集し
て複数伸び、鳥の巣(天狗の巣)のようになっている箇所が幾つも見つけること
が出来る。一見して異常であるが、知らない人にとってそれは異常には見えない。
天狗巣病に罹ると、桜の木の養分がその箇所に集中し、木全体の樹勢が弱くなっ
て花にも勢いがなくなってくる。また、この部分は花が咲かないし、葉も縮れ、
その裏面に病原菌の胞子ができてしまう。

従って、天狗巣病に罹った部分の枝落しは葉や花が満々と付く前の、今の季節に
見つけ次第、キチンと切り落としていかないと、どんどん空気伝染してしまい桜
の木の本体はもちろん、桜並木全体の寿命を縮めてしまう。

人間生活でも、会社経営でも全く非の打ちどころのない人間、会社というものは
ありえない。なんらかの欠点、欠陥は常に抱えている。それに気が付いていない
場合もあれば、気が付いていても直そうとせず、摘出しない場合もある。

『まずいなー』と思う異常をまず感じたら、放置せず的確に除去していく姿勢が
ないと、病原はジワジワと組織を蝕んでいく。異常と気づく感度を磨くとともに
気づいた時どう対応するか、この姿勢により人生も会社経営も時間経過と共に大
きく変わってくる。

         【未来事業・マネジメントコンサルタント  廣澤 耕一】

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┃04┃経営相談Q&A  『通勤手当について』
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Q:新潟で中小の建設会社を営むものです。通勤手当について、お教え下さい。
  現在、社員からの申告通り、通勤手当を支給しておりますが、先日、勤続
  5年の社員が申告のバス通勤ではなく、健康のためと徒歩で出勤している
  事が判明しました、これからも毎日、徒歩出勤を続けると言っているのです
  がバスでの通勤手当てを支払う必要はあるのでしょうか。

A:本来、通勤にかかる費用は社員が負担すべきものです。

  しかしながら、社員の福利厚生の一環とし、住宅手当・通勤手当等を支払う
  会社が増えています。通勤手当は、賃金の一部と考えることもできますが、
  昨今では、経費削減のため、通勤定期を6ヶ月分まとめて購入、そのコピー
  を添えた上で交通費を支払う企業が多くなっています。

  会社に経済的損害を与えてはならない、労働契約上問題になるという判断
  (不正受給)がこれからは多くなると思われます、また、徒歩通勤途中、事
  故にあわれた場合、労働保険上、通勤災害と認定されない場合もありますの
  で、通勤手段や経路の無断変更には十分気をつけるよう全社員に認識させま
  しょう。

     【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  油木 愛三】

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