e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006. 2.1 Wed. vol.275
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        倒産の悲惨さを知れ
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 担保は納得するまで話し合う
 03:【管理栄養士のちょっと一言】    年頭の決意を持続させる方法
 04:【経営相談Q&A】         稼働分析のすすめ方
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┃01┃経営発展のヒント  『倒産の悲惨さを知れ』
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 平成17年における企業倒産はおおよそ13千件くらいだった。3年前の約2
0千件をピークにして、3年連続で減少している。なぜ減少しているのかと言え
ば“金融機関が運転資金の融資を積極的に実行している”のが最大の理由だ。

 しかし、いくら倒産件数が少なくなったといっても、法的処理を伴わない経営
破綻はこの10倍もある。経営者にとっては決して他人事、対岸の火事ではない
のだ。

 厳しい経営に追い込まれてくると、経営者の中には『いっそのこと、倒産して
しまった方が楽だ』と思ったり、口走ったりする場面を多く見かける。今の経営
の苦しさを紛らわすために思わず口をついてでるのだ。

 しかし、当たり前のことだが、ほとんどの経営者は現実には倒産を経験してい
ない。破綻の場面を我がこととして体験もしていないから(幸いなことだが)、
想像しているに過ぎないだろう。

 経営の破綻は、その倒産寸前に「まるで鉄板の下から、あぶられるような、塗
炭の苦しみ」が待っている。死後(倒産後)どうなるかの不安と絶望感が襲って
くる人間の場合、死後はどうな
るのか分からないが、企業倒産後では経営者とその家族には苦しみが続く。場合
によっては、債務をあの世まで
道連れにせねばならぬ場合もある。

 このような破綻の現実を少しでも思えば、今の経営の厳しさに対する対応の姿
勢や方法が、いかに生ぬるく中途半端で、楽なことかということが分かるだろう。
倒産を本当に考えれば、何でもやれる。経営者としてやるべきことが、経営の苦
しい今、山ほどあるということを、そしてその先には希望が待っているというこ
とを心に刻んでほしいと思う。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『担保は納得するまで話し合う』
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 「借入金を返済したのですが、なかなか銀行が担保を返してくれない。どのよ
うにしたら返してくれるでしょうか?」、「融資を受けたときに不動産を差し入
れたのですが、全額返済したの
に、他の借入金があるから駄目だといって解除に応じてくれないのですが・・・
?」これらの話は、よく聞く話
だ。

融資を受けることだけに頭が行き、担保を差し入れたときに、銀行に言われるま
ま、自分が納得しないで印鑑を押印したことにより発生したケース。権利書を渡
すときに、担保の設定内容を良く確認をしなかったために、起きてしまった。

 不動産担保の種類は、抵当権と根抵当権の2種類。抵当権は特定の借入金を担
保するので、該当する融資が終わると抵当権も消滅。根抵当権は、一度設定する
とそれ以降の借入に対し継続的
な担保となるので、融資のたびに設定する必要はない。根抵当権の方が一見便利
だが、クレームが生まれる原因
にもなっている。

 借入の場合、今回の借入だけを「紐付き」で担保するのか、或いは返済した後
も他の借入を担保する「根担保」なのか。のちのち、銀行とのトラブルにならな
いためには、自分が納得するま
でじっくりと話し合う必要がある。一旦設定された担保を修正するのは容易なこ
とではないのだから。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士のちょっと一言  『年頭の決意を持続させる方法』
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 年頭において「今年こそは…」と人それぞれに決意したこともあるであろう。
さて、ひと月が過ぎ、年頭の決意の中にはすでに危機に瀕しているものもあるか
もしれない。

 米テキサス州の医師会によると、それらを軌道に乗せる方法として以下を提案
している。

・応援してくれる、または同じ目的を共有する友人の助けを求める。
・変わることで生じる利点をリストにまとめ、そのリストを毎日目にするところ
 に貼っておく。
・「できるはずがない」と考えずに、日々の進歩に対して自分を褒めて励ます。
・疲れていると衝動に屈しやすくなるため、睡眠を十分にとる。
・誘惑に駆られた場合の緊急対策を考えておく。例えば、喫煙したくなったら散
 歩に出かけたり、友人に電話をかけたりする。
・進歩があれば自分自身に褒美を与える。

いかがであろうか。会社での決意であったり、個々であったり様々だろうが、 
今年の終わりには『自分で自分を褒めたいと思います!!』と言うくらい、がん
ばってみようという気が湧いてきたのではなかろうか。

 その為には大いに未来独自のネットワークを活用して頂いて、発展へとつなげ
ていって欲しい。
                
                【未来事業 管理栄養士  吉岡 美保】

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┃04┃経営相談Q&A  『稼働分析のすすめ方』
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Q:従業員約100名の工作機械メーカーです。
  職場の稼働率を調べるのに、ワーク・サンプリング法を使いたいと思います
  ので、その方法を教えてください。

A:この方法は、確率の法則に基づいて職場を瞬間観測する手法で、広く使われ 
  ています。1名の観測者によって多数の観測対象を観測できる特徴があり、
  観測時間も短時間ですので、非常に経済的な手法です。
  ワーク・サンプリングの観測手順は

  1.最初に観測目的を人か機械かを明らかにします。
  2.引続き観測者数ならびに観測日数をきめ、一人当たり一日の観測数を
    決めます。
  3.そして観測時刻または観測対象を、ランダムに選んで決めます。
  4.その後観測者が定められた時刻に現場を巡視して、多数の作業者または
    機械の動きを瞬間にとらえ観測用紙に記入します。

このようにして、どの動作が何回発生したかを集計して、対象全体の稼働状況を
把握するために、ワーク・サンプリング法を使うとよいでしょう。

     【回答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  石黒 和男】

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