e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006. 1.18 Wed. vol.273
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        利益の源泉は粗利益
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 経営改革戦略計画書は生死を決ス
 03:【経営相談Q&A】         管理とはどのようなことですか 
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┃01┃経営発展のヒント  『利益の源泉は粗利益』
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 『経営の目的は売上だ』とばかりに、売上げアップに夢中になっている社長が
多い。しかし、経営の最終目的は『内部留保を厚くする』ということに尽きるこ
とは、言うまでもない。利益を確保するのはそのための最大の手段、売上を上げ
るのは、その利益を得るための大きな手段の一つだ。

 『営業マンの目標管理は何ですか?』と訊くと、『もちろん、売上に決まって
います』という経営者や営業部長の、何と多いことか。このようなことだから、
安売りをしてでも、少しでも売上をあげることに営業マンは夢中になる。しかし、
こうやって売上高が、目標やノルマを達成して喜んでみても、結局のところ、利
益はほとんど確保できていないことが、通常だ。

 それでは、営業マンの目標は何だろうか?
その応えは、『営業マンの目標は粗利益』ということに尽きる。私が経営改革の
お手伝いをしている会社のなかには、この考え方を徹底するために、日常の管理
項目から『売上高』を削除している企業もある。こうすることによって、昨日の
売上高は分からなくても、粗利高をキチンと把握し、利益が大事だ、という社風
を作り出しているのだ。品目ごとの粗利益をリストアップしておけば、こんなこ
とはすぐにできることだ。

 このような社風を醸成することによって、会社を、
    「売上至上主義」から「利益至上主義」へ変革することができる。

このような企業では、経営の危機はまず襲ってこない。
『利益の源泉は粗利益』という、経営の基本に徹しているのだから。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『経営改革戦略計画書は生死を決ス』
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 先日、税理士から、決算報告のため、銀行に行くときのアドバイスとして、自
社の強みを説明するようにと言われたのです。
 『社長、決算が近づくといつも一緒に、「経営改革戦略計画書」を作っている
でしょう。あの計画書を持って銀行に説明に行けばいいのです』

 「経営改革戦略計画書」は、社長がこうありたいと考えている、将来の会社の
姿を表し、それに向けて、何をどう変革していくのか?などの具体的施策を示し
たものです。「金融検査マニュアル別冊」によれば、「経営改革戦略計画書」を
提出している中小企業には、柔軟な対応を採るように金融機関に指導している。

したがって、債務超過の会社であっても、経営困難になった原因を突き止め、有
効な解消策を具体的に呈示した「経営改革戦略計画書」が作成されれば、“破綻
懸念先”から“要注意先”にランクアップされ、融資が続行される可能性もある。
「経営改革戦略計画書」の出来しだいでは、債務超過会社でも、新規融資が可能
になる。
 ―――それほど「経営改革戦略計画書」は、会社の生死を決するのだ。

 銀行が納得のいく、担保価値を高め、実現性の高い「経営改革戦略計画書」を
作成するにはどうすればよいか?
それは、担当者に対し、会社の特殊事情を余すところなく説明し、将来はこんな
会社に成長する、そして収益から正しく借入金を返済することができる、そうい
うことを理解させることが必要となる。

 「経営改革戦略計画書」は、経営者自身が会社の現状をキチンと把握し、それ
に対しての対策や、自社の将来ビジョンを考えることが重要なのだ。最低でも年
に一度、経営者はもとより、幹部社員一丸となって、「経営改革戦略計画書」を
作成することだ。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃04┃ 経営相談Q&A  『管理とはどのようなことですか?』
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Q:管理とは、どのようなことですか?

A:生産現場を訪問すると、工場の幹部等から「うちの工場は管理がなされてい
  ない」という話を聞くことがある。もっともな話である。お世辞にも管理さ
  れているとは言い難い工場がある。しかしよく考えてみると、管理するため 
  には、ルールが必要なのだ。その工場にはどこに・何に・どんなルールを作
  るか検討されたことがあるのか、はなはだ疑問である。
 
  闇雲に管理、管理といっても、何をどのように管理するのであろう。工場の
  管理を徹底したいと考えるのであれば、先ず合理的なルール作りが先決だ。
  思いつきのルールで管理されたら、従業員から苦情が出るだけで、マイナス
  の効果しか生まない。

  管理とか、基本を大切に、などと言う前に、何が基本であり、何を管理する
  かを、管理者たるものは考えねばならない。もちろん、生産管理も例外では
  ない。

     【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  石井 照章】

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