e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2006. 1.11 Wed. vol.272
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        オンリーワン戦略を立てよう
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 窓口には直接行くな!
 03:【コンサルの視点】         26億円を一日で売り上げた現場
 04:【経営相談Q&A】         常備品資材の発注忘れを防ぐには
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┃01┃経営発展のヒント  『オンリーワン戦略を立てよう』
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 昨年の年頭のメールマガジンで、「変化に挑戦する年」にしようじゃないか、
とご提案申し上げた。この1年間を振り返って、どのように変化を追及されたこ
とだろうか。変化をしないことは停滞をすることと考え、たえず変化を続けてい
っていただきたいと願っている。

 さて、その中でも事業として本質的な変化は「わが事業の業態を変化させる」
ことだろう。「業態を変化させる」ということは、わが社の事業の方向づけや商
品や業態を変えるということだ。ただし、これまでの業態ではダメということで
はないし、これまでのお客様を捨てろ、ということでも決してない。これまでの
業態は、今、メシを食べさせてもらっているのだから、もっとも大事なことは言
うまでもない。

 ただし、現在以上にはなかなか発展をしていかない、あるいは成長しにくいと
いうことだ。よほどの大きな特長をもって、価格競争の商売をしていないなら、
そのままでもある程度、将来までの成長はできるが、それは現実的には例外的な
企業といえるのではなかろうか。

 特長のある、わが社ならではのオンリーワンはそう簡単にはできない。つまり、
思いつきや瞬間芸では、世の中にオンリーワンとしては通じない。オンリーワン
を成功させるためには、それなりの基本的な戦略が不可欠なのだ。

 年のはじめにあたり、ぜひ今年は「わが社のオンリーワン」を構築する戦略を
考えようではないか。オンリーワン戦略といっても、それほど難しいことではな
い。次のステップで考えてみたらいかがだろうか。

1.何が何でも今年中にはオンリーワン事業・業態・商品を立ち上げるという決
  心をする。
2.現業のなかで、変化・進化・深耕をすればオンリーワンになれる可能性が少
  しでもある特長をピックアップする。
3.その特長に関連する業界や顧客や技術などに関する調査をする。
4.その調査結果のなかでわが社の特長に何をどのように加えれば、世の中から
  評価されるかを検討し、方向付けを決定する。
5.その方向づけに基づき、具体的に実行するための担当を決め、スケジューリ
  ングをする。予算も検討する。

こんな手順でオンリーワン戦略を立て、実行に移すことだ。この年末に実現する
ことになる。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『窓口には直接行くな!』
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 世の中には色々な職業病が存在する。美容師が無意識に他人の髪型をチェック
するのも、デパートの販売員はまず客の服装をチェックする。それでは、銀行員
の職業病は?まず一番はじめに浮かぶのは、「人を疑う、人をなかなか信用しな
い」ということ。

銀行の融資窓口に、借入の相談に来た客に対しても、挨拶もソコソコ「何かおか
しい」と疑う。融資窓口にはどんな客が来るのか判らないという警戒感もあり、
せっかく来てくれた客に対して、冷たい応対となる。しかし、銀行も融資量をの
ばす必要があり、万が一、優良企業の可能性もあるので、取り敢えず話を聞くこ
とになる。

融資窓口では、融資申込みに関する基本的なことを訊く。会社の所在地・業種・
借入金額など。融資の可否に関して、客に期待感を持たせるようなことは言わな
い。後日、銀行の外回りの担当者を訪問させることを約束し、帰ってもらう。

それでは融資を申し込む場合、誰に申し込めばいいのだろう?それは、ノルマが
ある外回りの担当者なのだ。ノルマのために、融資実績を増やしたいという思惑
があり、新規融資先の開拓に積極的なので、多少無理をしてでもお金を貸し出し
てくる。

融資判断の基本的基準は、貸したお金がちゃんと返ってくるかどうかだ。そのた
めにも、お金を借りる場合は、企業の実情を把握できる銀行外回りに依頼するの
が一番の近道!たとえ全く取引がない銀行であっても、仕事仲間などから外回り
担当者の紹介を受け、会えるように段取りをしよう。

  決して、融資窓口へ直接行ってはいけない。それは、融資実行が遠のく。

ということを、覚えておいて頂きたい。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃ コンサルの視点  『26億円を一日で売り上げた現場』
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 新宿の某デパートは、日本で1・2の売り上げを誇る巨大デパートです。

 昨年、立ち寄ってみたらセール初日で、まず建物を囲む行列にびっくり、中に
入ってもセールにむらがる人達に圧倒されつつも、やっと必要なものはゲットし
ましたが、もう二度と来ない!と固く心に誓ったのでした。

しかし、年が明け、またもやセールの話を聞いたとき、戦いに挑む気持ちでも
う一度出かける事にしました。やはり、物凄い人混み、またもやひるみそうにな
る自分を励まし、買い物をはじめました。

 すると、昨年よりはスムーズ?試着室に入るだけで30人待ちの番号札を持た
された昨年と違い、1・2人待ちくらいで試着もでき、会計も5分で終了。今年
は人混みだけで、売れていないのかしら?と疑問を持ちつつ帰宅しました。

 しかし!翌日の新聞で、『なんと1日で26億円もの売り上げ、過去最高!』
とあり、私の判断は間違っていたと感じました。

 昨年は、ただ大声で誘導していた男性は、目印になるプラカードを持ち、婦人
服売り場にはいなかった男性が、試着室の段取りなどで活躍。女性陣は接客に専
念。男性で高級ブランドメーカーからの派遣社員は、専門知識を使って巧みに接
客をしていました。

 このデパートは、昨年の反省点から多くを学び、問題点を見事克服、消費者に
快適な買い物を提供してくれたのです。過去最高の売り上げは人気に溺れず、日
々進化を続けている結果なのだと思いました。

 どんな企業も、謙虚な気持ちで毎日進化を続けなければ、世の中から忘れ去ら
れてしまうのかもしれません。

  【未来事業・アシスタントコンサルタント  江頭 恭子】
         
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┃04┃ 経営相談Q&A  『常備品資材の発注忘れを防ぐには?』
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Q:資材の発注のことですが、うっかりすると常備品の釘やねじの発注を忘れて
慌てることがあるのです。何か良い方法はありませんか?

A:ちょっとした工夫で防げます。「カムアップ方式」はどうでしょうか。

  普通1ヶ月から2ヶ月程度で発注すると思いますが、今回分を発注したら、  
  次の発注についての情報メモを、毎日使うノートやカレンダーの、次の発注
  日相当の日付のページに挟んでおきます。
  そのページになればこのメモが出てくる(カムアップ)ということです。
  倉庫から貯蔵品を払い出す場合にも使える方法で「頼まなければ数日で不足
  する」という量の手前に「発注」と書いた紙をはさんでおき、この紙が見え
  れば依頼するというものです。
  自然と発注の時期が見えてくる便利な仕組みです。使ってみてください。
  
     【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  瀧沢 信一】

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