e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005. 12.28 Wed. vol.271
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今月(12月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 □吉岡憲章のコラム 『今年を振り返って』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

 □経営者のための健康情報
   『忘年会シーズン到来!アルコールの知識』『しょうが紅茶を飲もう』
   →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm

◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        年の終わりの「確認」を
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 銀行との約束は守ろう!
 03:【コンサルの視点】         経営者は社員の懐に飛び込もう
 04:【経営相談Q&A】         ゼロベース予算管理
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃01┃経営発展のヒント  『年の終わりの「確認」を』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ★★本年最後のメルマガ発刊にあたって★★

 尼崎JR脱線事故、パキスタン大地震、自民圧勝の総選挙そして強度偽装事件
・・・など様々な大きな出来事にあわただしく巻き込まれながらの1年でした。
皆様の会社の業容はいかがでございましたでしょうか。
 当メルマガも皆様方のご支援のお陰で、私をはじめ弊社のコンサルタント全員
が、懸命に執筆に挑戦し続けることができました。こころからお礼申し上げます。
 素晴らしい、希望に満ちた新年を迎えられますことを祈念いたします。本年は
どうもありがとうございました。

***年の終わりの「確認」を***

 今から360日くらい前、つまり今年のはじめに「今年こそこんなことをやろ
う!」と仕事に関して心に決めたことが、ひとつやふたつはあっただろう。例え
ば、「今年こそ会社を黒字にさせるぞ」、「新しい商品を開発してみせる」、
「売上を思いきり伸ばそう」・・・。

 今年も終わりがそこまで迫っている。この1年間頑張った結果はいかがだった
ろうか?抱負どおりの成果があがっただろうか。それとも、まだまだ先が見えな
い状態か。本当のところは、その思い自身を忘れてしまっているかも・・・。

 デミングサークルを思い出してみよう。P→D→C→Aを回すことによって、
より効果的に物事が前進することができる。年のはじめに「こんなことをやって
みよう」と思ったことが、経営で言えば「方針」といえる。

 この方針に基づいて、タイミングも加味したうえで、もう少し具体的な方法を
組み立て、目標を設定したものが「計画」つまりPlanだ。この“P”を「実
行」に移す、これがDo。やがて“D”の結果がどうかを「確認」すなわちCh
eckする。“C”の結果によって、問題があればその解決のための対策を練る、
これがAction“A”だ。さらにもっと前進するための次の段階の計画“P”
となる。これがデミングサークルを回すということだ。

 ぜひ今年の終わりにあたって、今年の成果や問題点をぜひ「確認」してほしい。
この“改めての確認”が来年の発展に確実につながっていくことになるのだから。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


         ◆――皆様へ耳よりなお知らせ――◆

◆―――◆ 『未来・経営ナビゲーション ご購読のご案内』! ◆―――◆

  あなたが願う会社の姿とは?

  あなたの夢の実現に役立つノウハウを、当社のコンサルが豊富な実体験
  を基に執筆します。
  起業から再建、さらに発展まであらゆる局面において不可能を可能にし
  てきた未来流経営戦略。

  ※購読料として、1,000円(一年分、送料込み)を頂戴いたします。

  ご購読希望の方は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

  1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
  ※ご希望の方は、「件名」に「未来ナビ 希望」 と明記ください

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『銀行との約束は守ろう!』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 銀行員を貸す気にさせるテクニックの基本は、約束を守ることだ。知名度があ
り、素晴らしい財務内容の企業であっても、約束を守れないような企業に対して
は、銀行は貸したくないもの。そのような企業の業績は一時的なものであり、い
ずれは駄目になっていくだろうと判断されるのだ。

 銀行が、企業を見るときに一番重んじることは“信用”だ。その信用を得るた
めの近道が約束を守ること。例えば、融資を受ける際の返済金額や融資期間。こ
れらのことを、お互いに約束したうえで融資実行。この約束を守れない企業が不
良債権となり、貸し剥がしや貸し渋りを受ける対象企業となるという図式だ。

他には、銀行から依頼を受けた資料の提出で、これは融資を検討する段階におい
て不可欠なものだ。期限を約束したにも関わらず、中々提出しない、預金の積み
上げを銀行が依頼し、企業も積み上げを約束したにも関わらず約束を守らない、
等々。

 銀行は信用を重んじる。今後は、信用を約束と置き換えて銀行取引を行なうこ
とだ。企業業績が多少悪くとも、銀行との約束を守り、実行している企業に対し
ては、銀行は何とかしてあげたくなるもので、長期の融資は無理だが、短期なら
何とか融資をしてあげよう、となる。

 銀行とのできない約束は決してしないこと。はっきり自分の考えを言っておけ
ば、企業が確実に守れそうな案が逆に銀行から提案されることもあり得る。

「この会社、今は経営は厳しいけれど、今まで約束を違えたことはない――
  信用できる企業だ」と銀行に思わせること。

これが、融資を引き出すコツとなる。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

  ◆――――◆――――◆◆◆――――◆◆◆――――◆――――◆

  「第2回 まぐまぐBooksアワード」へのご投票有難うございました。

  また、たくさんの応援コメントをいただきまして、スタッフ一同元気
  をもらいました。結果は来年の2月に判明いたします。お楽しみに!!

◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃03┃ コンサルの視点  『経営者は社員の懐に飛び込もう』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 経営者と接することが多いが、社員と一線を構えて“ボス”として権力をかざ
したり、社員に仕事を任せて上から見下ろしたりする経営者が多々見られる。
「魚は、頭から腐る」と言うことわざがあるが、組織と規模に関わらずトップの
悪さが組織に影響を与え、やがて誰かが感染する。

  明るく前向きな経営者の会社は、やはり明るく前向きになる。
       後ろ向きで陰気な経営者の会社は、後ろ向きで陰気になる。

 経営者は、謙虚に奢らずに「きっとできるよ!!」と、元気よく様々な状況を
乗り越えようとしている姿を率先垂範して見せればよい。そして自分の机を離れ
て社員の懐に飛び込み、社員のことを心底気遣い一緒に山を乗り越えようとする
ことが大事だ。それがなく、“ボス”として権力をかざしていると、経営資質の
なかで大事なもののひとつである、“リーダーシップ”が失われ、社員は、仕事
は仕事でしかなくなり、会社として衰退の一歩を踏み出す。

 経営者は、社員の懐に飛び込み、ポジティブなエネルギーを会社全体に浸透さ
せ、明るく前向きな会社にしていってほしいと願う。
 
 私は、今、真正面からコンサルタントとして経営者と向き合っている。経営者
も社員と本当に真正面から向き合ってほしいと心から思う。

 経営者も社員も、正月明けには“今年もよろしく!”と明るく叫びたいものだ。

【未来事業・マネジメントコンサルタント  内川 昭彦】
         
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃04┃ 経営相談Q&A  『ゼロベース予算管理』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Q:私の会社では業績の低迷が続いたため、あらゆる経費を削減してしのいで
きました。今では社員から「かわききった雑巾は絞れない。もう限界だ。」
  と言われ、困っています。

A:あなたの会社での経費の節約は、どのレベルから出発しているのでしょう?
  おそらく、現在使っている項目を洗い出して、“この費用は〇〇%のコスト
  ダウンを”とか、“この費用はもう要らないからやめよう”といったやり方
  で推進されてきたのではないでしょうか?

  ここで発想を転換してみたらいかがですか。
  ゼロから出発して、業務遂行にどうしても必要なミニマム費用、業績向上の
  ためにどうしても必要な費用が実際どれだけになるのか?という観点から予
  算を組んでみることです。

  その場合、今までやってきた業務の抜本的見直し、いわゆる「しがらみの
  排除」が前提にあることは、言うまでもありません。

      【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  乾 辰樹】


◆―――◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』無料進呈! ◆―――◆

  吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、
   生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。
 メルマガ読者の方にプレゼントいたします。

  申込み方法は、こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX をご記入の上
 ※ご希望の方は、「件名」に 「小冊子 希望」 と明記ください

◆お問い合わせ・お申し込み◆――――――――――――――――――――――

 お問合せやお申込は必要事項をご記入の上、下記へご連絡ください。

 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
 
  こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
 

Copyright (c) 2003-2005  未来事業株式会社 All rights reserved.   Produced by i-pocket