e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005.11.16 Wed.  vol.265
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       第3者が分かる重要さ
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】担当者には誠意を持って接する
 03:【コンサルの視点】        ロッテ優勝おめでとう
 04:【経営相談Q&A】        無駄取りはどのようにするのですか
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┃01┃経営発展のヒント   『第3者が分かる重要さ』
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 「他人がどう思おうと、自分が良いと思えばそれでいいじゃないか」と考える
ときがあるし、他人に慰めの意味を含めてそう言うこともあるだろう。確かにそ
の通りだと思うことも多い。

 しかし、これが経営に関する場合となると、なかなかそうはいかないことが多
くなる。場合によると“独りよがり”になる。例えば経営理念や方針などは、社
長がよければそれでよいということはない。幹部も社員たちも皆が理解し、その
目指す方向に一致協力しなければ成果はあらわれない。

 特に経営改革を進めるときにはなおさらのことだ。社長が改革を進めていると
しても、社員を含めて関係する第3者にそのことが分からなければ協力は得られ
ないし、その結果社長の折角の努力は実らないことになる。

 改革を進めるときには、まず幹部や社員にその主旨や方針を理解が得られるま
で徹底的に話し、説明を重ねることだ。次に社長がまずやるべき改革に取り組む
姿勢を見せることだ。例えば社長室を閉鎖して現場に出る、社外の名誉職から退
任する、社員たちからの意見に耳を傾ける・・・。

 さらに、第3者の代表は取引している金融機関だ。経営が厳しい会社は、金融
機関の支援によって生き延びている場合が多い。謙虚に我が経営改革の方針や覚
悟を説明し、社長が先頭に立って改革の実行にあたっている姿を見せることだ。
本当に改革を進めているのかどうかも良く分からないような会社に対して、幾ら
メインバンクであっても本気で支援をしようなどとは思わないだろう。

 まず社員に、そして金融機関をはじめとする協力者たちに分かってもらえる行
動をすることが何よりも大事なことだと思う。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『担当者には誠意を持って接する』
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銀行員同士よく交わされる話。「あの企業は私が育てた」「あの企業が困ってい
るときに融資をしたので今の企業がある」とか。逆に企業からは、「あのとき、
○○銀行さんが救ってくれた」「○○銀行さんには、足を向けて寝られない」。
しかしなかにはこんな言葉も。「銀行の担当者が変わってから融資が受け難い」
「新しい担当者は、うちのような小さな会社には来てくれない」

銀行員が、融資を検討するにあたって必要なことは、決算書を読み取れること。
それ以上に必要なことは、現場を見る力。銀行の役席クラスになると、これまで
の経験を踏まえ企業や案件に対して自分の意見を持っている人が多い。しかし最
も必要なのは、銀行担当者が企業のなまの現場に強いこと。企業が銀行と円滑な
融資取引をするためには、現場に強く、担当企業のことを一番に考えてくれるよ
うな銀行員を味方に取り込むことが必要。今のご時世、過度に飲食に招いたり、
贈答をしたりするのは逆効果だ。

優秀な銀行員を仲間に取り込むために社長・役員が行うことは、支店長からのア
ドバイスを真摯に受け止め、直ぐに実行に移すこと。支店長も言ったことが実行
に移されれば、またアドバイスをしようと言う気になるもの。

また、企業の部長や担当者は、銀行担当者に日々の仕事のなかで誠意を持って接
すること。そして、銀行から資料を求められた際には、直ぐに提出するといった
姿勢、銀行担当者が仕事を進めやすいように協力することが、銀行のなかに自社
のファンを増やすことになる。

   「この企業は仕事がしやすい」「社長以下覇気があり
       訪問しても気持ちが良い」といった印象を持たせること。

そうなれば、難しい融資であっても何とかしよう、他社に先駆けて処理をしよう
といった気持ちが醸造されることとなる。担当者に誠意をもって接することが、
銀行の仕事を進めやすい環境を作ることになる。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃ コンサルの視点   『ロッテ優勝おめでとう』
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先日、プロ野球でロッテが31年ぶりの日本一に輝いた。今だから言えるが、私
は大のロッテファンである。その昔、毎日オリオンズの時代、榎本・田宮・山内
・葛城という強力ミサイル打線が活躍していたころはワクワクして野球を見たも
のである。

その後、弱小球団になりさがってからは、周りにファンと言うのも恥ずかしく、
隠れファンを自認していた。まれに放映されるテレビ中継を見ても、必ずと言っ
ていいほど後半に逆転される、春は良くてもシリーズが終わればいつも定位置に
いる、ということが続いた。企業で言えば、破綻懸念の状態がずっと続いたと言
うことであろう。

それが今年はどうしてこんなに変わったのか?
今年の躍進についてマスコミは、バレンタイン監督の采配がすぐれている・
良いコマ(投手)が揃っている・等々 さまざまな論評をしている。
理由はたくさん考えられるが、私流に分析すると以下のことではなかろうか?

 1.ファン(お客様)サービスに、フロント(企画部門)ばかりでなく、
   監督・選手も率先し、徹底して行いムードを盛り上げた。
 2.監督(指導者)が、優勝という信念を持ってチームを引っ張った。
 3.選手の状況を常に把握し、適材適所に状況を見て配置した。
   しかも、それを選手は納得して動いた。
 4.相手(ライバル)を徹底的に研究し、戦いを有利にした。
 5.選手に自己裁量の余地を与えた。

他人事ではない。経営のお手本は身近にある。

          【未来事業・マネジメントコンサルタント  乾 辰樹】

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┃04┃ 経営相談Q&A   『無駄取りはどのようにするのですか』
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Q:板金業ですが「無駄取り」はどのようにすればいいですか?

A:金属の箱を板金から材料を切り抜き、折り曲げと溶接で加工して納入ですね。

  まず板金からの材料取り数に注目。1枚から1個ではなく複数個を取ります。
  そんなに具合良く出来ない場合もあるしうまく行く場合もあります。

  視点を変えて見ましょう。数種類を纏めて受注した場合はないですか?
  過去の実績を調べてみて、X社の場合にAとBを纏めて受注、同じ板金で
  X社とY社とZ社は切出している、かも知れません。

  このように単品を受注する場合についでに複数の受注を相手に聞いてみて、
  あれば無駄を減らせる可能性が出てきます。

     【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  瀧沢 信一】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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