e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005. 11.2 Wed. vol.263
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        “30”にこだわれ
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 優良経営者はメインを大切にする
 03:【経営相談Q&A】         旅行代理店との契約でお客が激減
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┃01┃経営発展のヒント  『“30”にこだわれ』
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 プロ野球には、一流バッターでの資格として、打率3割・30ホームラン、そ
して30盗塁という語呂のいい判断数字があるそうだ。それぞれの部門でもベス
トテンに入るだろうし、それが3つ揃うとなればうなずける基準だろう。

 それでは、経営の世界ではどうだろうか。やはりこの30という数字が優良な
企業かどうかを判断する基準になることが多いので、覚えておくとよいと思う。

 粗利率(売上総利益率)は30%程度ならば問題はないだろう(もちろんメー
カーならもう少し大きいが)、借入金は年商の30%以内ならば、健全といって
よい。在庫回転数は30回転以上、手元流動性資金は3ヶ月ということになる。
これらの条件を備えると一流経営者とは言わないが「優良経営者」といわれるだ
ろう。

 それでは、前述のプロ野球の一流バッターに相当する、中小企業の一流経営者
とはどんなものか。

 それは営業利益率30%、市場占有率30%そして売上伸長率昨対比30%ア
ップと思う。やはりいずれも30がポイントの数字となる。この数字をみたとき
に「こんな数字は中小企業ではとんでもない」と思うかもしれないが、だから中
小企業のプロ経営者なのだ。営業利益率、市場占有率、売上伸長率ともそれぞれ
全く性格を異にしている指標だ。だから、この30×3を達成すれば一流といえ
ると思う。

 ぜひ、わが社の「30」を設定して、その達成や中小企業一流にこだわってほ
しい。この考え方は発展にも改革にも通ずるのだ。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『優良経営者はメインを大切にする』
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社長:「先ほど全く取引がない銀行が融資をしたいと言ってきているのですが、
取引していいですか?今月ちょっと資金繰りが、厳しいので」
私 :「メイン銀行には相談したの?資金繰りの件も含めて、相談してからにし
ないと。」

企業にとってのメイン銀行は、決済口座があり融資残高が最も多い銀行であると
ともに、何かと相談にのってくれて頼りになるをメインバンクという。

赤字が続き、経営が苦しくなったときに相談する銀行を間違えてはいけない。融
資残高が少ないからとか、或いは「メイン銀行に相談に行く前に必ずうちの銀行
に相談に来て下さい」などという甘い言葉に騙されてはいけない。あまり親しく
ない銀行に頼んだところで、時間の無駄だ。貸してはくれない。

長年、会社を経営していれば、業績の良いときばかりではない。いや、悪いとき
の方が多い。経営者として経験豊かな人ほど、業況悪化のときの銀行の厳しさが
身に沁みている。だからこそメイン銀行を大切にし、メインの方も日頃から経営
内容や調達方法に煩わしいほど口出しする。これも当然なことで、それだけ取引
先の将来に責任を持って臨んでいるからに他ならない。

最近、メガバンクによる地方進出が行なわれ、担保なし、保証人なし、低金利を
うたい文句に、地方銀行メインの企業を狙い撃ちしている。これは、地方銀行や
信用金庫の企業に対しての面倒見のよさを逆手にとった手法で、メガバンクが上
手い汁を吸い、そのあと、融資を引上げた場合は必ず地方銀行が面倒を見るだろ
うという作戦だ。良く考えてみて頂きたい。企業と長い取引をするならば担保が
必要なのだ。

担保なし、信用扱いをうたい文句とするということは、私どもはメリットがなく
なれば、いつでも引きますよ。ということなのだから。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃ 経営相談Q&A 『旅行代理店との契約でお客が激減・・』
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Q:函館で中堅クラスの旅館を営む者です、部屋の95%を大手旅行代理店に
  年間契約で出しております。
  最近、設備投資が出来ない現状で旅行代理店からの旅館の点数が下がり、
  集客が減っているのと、旅行会社からの値引交渉で利益が激減しています。
  対処策はあるのでしょうか、お教え下さい。

A:多くの旅館は高度成長期からバブルがはじけるまでの時代多くの部分を旅行
  代理店にその集客を依存してきた。旅館を含む旅行商品の企画立案、宣伝
  広告、販売など全ての面で他人依存型でした。
  その為“みんなから愛される旅館”ではあるけれども、旅館の特長はぼやけ
  ていました。
  現在旅館の選択権はお客様に移り、まさにIT革命といえます。旅館の選び
  方等について、お客様は驚くほどの情報を持ってます。今、旅館に求められ
  るのは特長を出す為の“自力販売”“商品企画力”です。

  1 どんなお客様に来て頂きたいのか
  2 あなたの旅館の特長は?

今までのように、単に“みんなから愛される旅館”ではなく、特長を明確に
していかないと“誰からも愛されない旅館”になってしまいます。

         【未来事業・マネジメントコンサルタント  油木 愛三】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
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