e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃ やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に! ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓ 経営プロデューサーレポート ┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃ 2005. 10.26 Wed. vol.262 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今月(10月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− □吉岡憲章のコラム 『利益を出すためには−スピードにチャレンジする!』 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/ □経営者のための健康情報 『バランスよく食べて抵抗力を』『ホットタオルで温める』 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm ◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 01:【経営発展のヒント】 在庫を減らすと経営のスピードが増す 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 貸出金利の不思議 03:【コンサルの視点】 リーダーシップを考える 04:【経営相談Q&A】 営業にとって必要な要件とは −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃01┃経営発展のヒント 『在庫を減らすと経営のスピードが増す』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 経営にとって「在庫は悪」だとこれまでに何度も申し上げた。資金繰りの足を 引っ張る張本人である上に、社内における様々な問題点を覆い隠してしまう。だ から本当はすぐに解決しなければならない大きな癌があることを気づかずに、放 置してしまうことになる。 そこで、在庫を減少させていくと、やがていま解決しなければならない最大の 問題点が姿を現してくる。そうすればもうしめたものだ。関係者一同でこの問題 点を潰せばよいわけだ。在庫を減らしながら、これを続けていけば会社の体質は 大きく向上することにつながる。 次に在庫を金額で捉えるだけでなく時間でとらえてみたらどうなるだろうか。 時間で捉えるということは、在庫回転数や在庫日数で考えるということだ。在庫 回転数とは売上高を在庫金額で割ったものをいう。つまり年商1億円の会社が1 千万円の在庫を持っているとすると、在庫回転数は10回転ということになる。 在庫日数でいえば回転数の逆数だから36日分の在庫が有るということになる。 在庫というものは、出来上がって倉庫に入っているものだけではない。仕入れ たばかりの材料から、製造ラインにのっている仕掛品も、検査待ちで停滞するも のも全て含まれる。したがって在庫回転数は大きいほど良いし、在庫日数は小さ いほどよい。それだけ在庫を有効に使っているということだ。 従って、在庫回転数を大きくするには工場内を移動するスピードも、検査をす るスピードも、速く販売してお金に変えるまでのすべてのスピードアップをはか ることが必要となってくる。品物が工場や倉庫の中にある限りお金にならない。 在庫回転数を大きくすればするほど、資金回収が早くなってくるのだ。つまり経 営のスピードアップが図れることになる、そして収益力が上がることになること を理解できるだろう。 通常在庫回転数が10回転を下回ったら経営の危機になると思ってよい。せめ て30回転以上になるように挑戦してほしいものだ。 【経営プロデューサー 吉岡 憲章】 ◆―――◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』無料進呈! ◆―――◆ 吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、 生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。 メルマガ読者の方にプレゼントいたします。申込方法は文末をご覧ください。 ◆◆―――――――――――――◆◆◆◆◆◆―――――――――――――◆◆ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『貸出金利の不思議』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 銀行交渉で一番厄介なのは、貸出金利交渉。以前、金利交渉するときには実効金 利を算出し銀行交渉の武器にする様にと説明をした。しかし、銀行に対して金利 引下げのことは中々言い出せないもの。 債務超過を脱した、3期連続黒字の会社。この会社の割引は3.00%、長期貸 出金利にいたっては、4.75%。「先生、従業員一同協力して、債務超過も解 消して、銀行の格付けも上がったと聞いているのに、金利はそのまま。一体、貸 出金利はどのような仕組みで決まるようになっているんですかね」150名の従 業員の給与振込みもこの銀行だ。また、当然に決済用口座もこの銀行。 銀行担当者に「うちの貸出金利はどうやって決めているの?他の企業と比べて高 いの、低いの?」聞いたところで教えてはくれない。銀行は銀行の理屈があり、 銀行担当者が金利を勝手に決められないのも事実。銀行の金利交渉も、商店など の値段交渉となんら変わりのないはず。仕入れ値がこうだから、ここまで値引を しよう。このくらい買ってくれたら、こういう値段にしよう。銀行の金利の決め 方も似たりよったり。 金利交渉においては、決して感情的になってはいけない。 感情的なフリまでは良いが、そこまで。結局のところ、企業側の財務内容に余裕 があるかどうかが決め手。金利が気に食わないならば他の銀行で借りて下さい、 と言われたら終わり。貸出金利というものは、企業側の財務内容が苦しければ苦 しいほど高くなるという不思議な現象なのだ。 金利交渉により1.0%以上の下げは不可能。0.5%が良いところ。預金金利 がゼロ当然の現在、5.0%近い金利を払うなんて、と感情的になる気持ちも理 解できる。しかし、中小企業にとって銀行依存が続く現在。あの企業は煩わしく てしようがないと思われるより、多少は自社の言い分を主張するが、聞き分けの 良い企業になり円滑な融資を受けられる体制を維持した方が得策かもしれない。 【未来事業・取締役チーフコンサルタント 奥山 孝司】 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃03┃コンサルの視点 『リーダーシップを考える』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 小泉首相の靖国神社参拝が話題になっています。中国・韓国との外交に支障をき たしてまでなぜ靖国参拝を続けるのでしょうか?純粋に戦没者をお参りするため か、他にどのようなことがあるのか、その本当の理由は私には分かりません。 それはともかくとして、あの一貫した態度はすごいと思います。 郵政民営化も靖国神社参拝も、周りの意見に影響されず信念を貫き通す姿勢がう かがえます。その行動に賛否両論ありますが、「信頼できるリーダー」という印 象を受ける人も少なくないのではないでしょうか。 靖国参拝によって、目先の中国・韓国との関係は悪くなるかもしれない。今現在 中国・韓国に滞在している日本人に危害が及ばないかなど心配もある。しかし、 小泉首相のあの信念を貫き通す姿勢を見ていると、その奥に大きな意味があるよ うに思えてきます。 長い目で見れば、一貫した態度を外国へ示すことによって、日本の立場を強く印 象付けることができるかもしれません。相手の意見によってコロコロ態度を変え ていては、次になにかあったときも、少し強い態度に出ればまた日本は折れるだ ろうと思われてしまいます。 「信念を貫き通し、実行する」 これが、小泉さんが支持されている理由のひとつだと思います。そしてこれは経 営者がわが社に対する思いを断固とした信念と方針に基づいて改革に当たるため にも必要な条件ではないでしょうか。 【未来事業・アシスタントコンサルタント 大居 閲子】 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃04┃ 経営相談Q&A 『営業にとって必要な要件とは』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q:営業にとって必要な要件とは何ですか? A:それは常に占有率という物差しを持つことです。 占有率は別に世界や日本全国の占有率ばかりではなく、自社が守備範囲と する限定された市場や顧客との取引量、更に細分化すると陳列された商品 の棚割りの占有率まで千差万別です。 占有率は顧客に対して何をしたかの結果であり、 事業継続の源泉でもあります。 占有率は売上金額や数量により表されますが、占有率目標を意識した営業 活動をするか、しないかでは結果は大きく違ってきます。自社の占有率が 低いと言うことは顧客から認めてもらっていないということになり、市場 から撤退せざるを得ないことも、起きてきます。自社のこの商品はこの地 域、この顧客には誰にも負けないというものを作り上げていく姿勢なくし て事業継続は難しいと考えます。 【未来事業・マネジメントコンサルタント 廣澤 耕一】 ◆お問い合わせ・お申し込み◆―――――――――――――――――――――― お問合せや小冊子のお申込は必要事項をご記入の上、下記へご連絡ください。 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX ※小冊子ご希望の方は、「件名」に 「小冊子 希望」 と明記ください お申込はメールにて こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章 【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F 【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆 【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ |
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