e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005. 10.12 Wed. vol.260
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】         月次試算表を大事にしよう
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】  貸出金利の交渉はシビアに!
 03:【管理栄養士のちょっと一言】  家族の変化とファーミリーレストラン
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┃01┃経営発展のヒント   『月次試算表を大事にしよう』
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 経営者がいつも悩むこと、それはわが社をどうやったら利益がでる会社にでき
るかということだろう。そのために一体どうすれば良いのだろうかと思い悩むこ
とが多いと思う。

 しかし、何をやったら効果を得やすいのか、なかなか見当がつかない。そこで
思うままに手を打つか、お手上げ状態のままバンザイをするかという状態が続い
てしまう。したがって、当然のことながら利益は上がらないことになる。

 わが社の経営を良くしようと思えば、まず会社の通信簿をみればよい。経営状
態を表す通信簿は決算書、そして毎月は月次試算表だ。あなたの会社では試算表
はいつできあがるのだろうか。できることならば、翌月の10日くらいには試算
表を確認できるようになりたいものだ。

 試算表を見れば、一目でわが社の先月度の経営状況が分かるし、どの様な変化
が起きているかも分かる。粗利が低くなっていれば、儲けの低い製品の扱い高が
多くなっているかもしれない。労務費が高くなっていれば残業代がかさんでいる
かもしれない。売上に対して仕入が大きくなっているときには在庫が増えている
ことが多い。

 試算表をじっくり見つめているとこんな問題点が次々と浮き上がってくる。問
題点がクリアになれば対策は立てやすい。漠然とした施策ではないので効果がす
ぐに出てくるだろう。そうすると翌月の試算表を見るのも楽しみになるはずだ。
勉強をしたときには通信簿を見るのが楽しみだった思い出に通ずる。

 ぜひ、試算表を毎月穴が開くほどみてほしい。それも月が変わったらできるだ
け早くみることだ。これによって経営はみるみるうちに良くなっていくことにな
るのだから。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『貸出金利の交渉はシビアに!』
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貸出金利の交渉は銀行側の担当者も企業側の担当者も、気力と体力の勝負で非常
に気を遣うもの。特に金利変動時の交渉にはうんざりする。

短期金融市場の金利が下がり、短期プライムを引下げるときの銀行本部の指示は
「貸出金利の下げ渋り」。企業別の採算をみて、採算が悪い先は特に、フルスラ
イドの金利引下げの禁止。短期プライムが1.0%下がった場合の銀行からの提
案は一旦0.5%の引下げを行い、その後しばらく据え置く。或いは一ヶ月目に
0.5%の引下げ、二ヶ月後に0.5%の引下げをするという段階的引下げ。

逆に金利引き上げの交渉も、輪をかけて大変。当然に銀行は、金利フルスライド
の引き上げ。

銀行:「○○さん、今日から、市場金利が上がりました。当行も本日から金利を
    上げることになりましたので、宜しくお願いします。」
会社:「ちょっと、待ってよ。この前金利が下がったときには、半分しか下げて
    くれなくて、それも二ヶ月待ったんだ。それで今回上げるのはチョット、
    おかしいんじゃないの?」

すると銀行は「この会社はうるさいな。金利については、気をつけよう」となる。
今後は、銀行も気を遣い、いい加減なことができなくなるというもの。

業績が悪い企業は、いつ融資を打ち切られるか心配で、金利は言われたまま。し
かし、銀行金利の交渉は、黙っていたら駄目で交渉しなければ下がらない。引下
げ幅が足りなかったり、下げる時期が遅れたりしたら、直ぐに銀行担当者に連絡
を。金利交渉により、企業側も納得して引下げ幅が半分になったり、時期が遅れ
るのは仕方ない。しかし、銀行の独断で行なわれた場合は、きちんと対応しなけ
ればいけない。

支店の現場では、会社の規模や業績に関わらず、金利にシビア先、うるさい先の
金利は、必ず低めになっている。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃管理栄養士のちょっと一言 『家族の変化とファーミリーレストラン』
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厚生労働省の将来推計によると、2025年には一人暮らし世帯が全世帯の34
%を占めるそうだ。世帯主が65歳以上の高齢世帯も同じく37%に達するとい
う。少子高齢化によって、日本の社会は急ピッチで変わりつつある。この間の衆
院選挙でも少子高齢化対策が一つの争点であった。

外食産業も70年、80年代とは経営環境は大きく変わり、どこも新たな対応を
迫られている。かつては若夫婦が子供を連れて、ファミレスで手軽に食事すると
いうライフスタイルがありふれた風景だったが、団塊の世代はもうすぐ定年。家
族構成が変わり、客層が変わっているのに、昔のファミレスの路線のままでは先
細りしていく一方だ。私もファミレスに行くが、やはり周りを見渡すと、女性の
グループや高校生が多い。この客層だけに頼っていては先はない。

    「目指すはプチリッチなファミレス、狙いは定年後の中高年!」

今のグルメ時代、少々お金を出してもおいしいもの、本物の味にこだわる人が増
えている。そして、さらに健康に気を使う時代。カロリー控えめや体にやさしい
などの表示があれば言うことない。ファミレスなのにこだわってるなぁ〜と唸ら
せるようなことが出来ればリピーターを取り込んだも同然だ。

ドリンクバー一つとっても、コーヒー豆をこだわったり、ハーブティーや薬効成
分のあるお茶などを効能とともに置いてあったり…全部が高級になる必要はなく
プチリッチなぐらいがいいと思う。今のトレンドブームの「ちら見せ」や「なん
ちゃって○○」というように前面にきらびやかに高級感を出すのではなく、どこ
となく控えめにするのが、今流であるのではないだろうか。

経営も時代に反映される。従って常に流行に敏感になり、アンテナを張っていた
いものだ。 
                  【未来事業・管理栄養士 吉岡 美保】

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