e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005. 9.14 Wed.  vol.256
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】         業態を変革させるポイント
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】  メインバンクとの関係を強化
 03:【コンサルの視点】          魅力の会社、魅力の商品
 04:【経営相談Q&A】          営業にとって必要な要件
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┃01┃経営発展のヒント   『業態を変革させるポイント』
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 現在取り組んでいる事業をどのようにやって業態の変革をすればよいのだろう
か。もし下請工場を営んでいるとすれば、自分の商品を持つことが典型的な業態
改革になる。

 もう少し現実的な変化を考えてみよう。例えば工賃仕事が主体の工場であれば、
部材の購買業務を追加する。こうすると購買作業に対しても付加価値を求めるこ
とができる。さらに設計能力を加えることによって、OEM(相手先ブランド製
品の生産)にまで手を伸ばすことができる。

 このように単なる作業だけの生産に終わるだけでなく、より付加価値を高くす
る工程(購買、設計・・・)を追加していくことによって、業態を大きく変革さ
せることができる。

 もし食品商社をやっているとしよう。単に注文があったら仕入れて届ける、と
いう程度の販売の繰り返しでは、大した粗利は稼げないだろう。小回りが効くこ
とと、価格が安いから買ってもらえることしか「売り」がないからだ。

 そんな時、自分の商品を企画してみたらどうだろうか。商社だから右から左に
物を流してればよい、ということではない。毎日の商売でお客様のニーズは肌で
感じているのだから、それを具現化することだ。自分で生産しなくても良い。メ
ーカーだってファブレスという形態もあるのだから、ものづくり自体にこだわる
必要はない。企画をして自分のブランドで販売することだ。こんなにやりがいが
あって、楽しいことは他にないはずだ。

 こうやって業態を変革していくことが、儲かる会社になる第一歩となるのだ。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『メインバンクとの関係を強化』
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リレーションシップバンキング(リレバン)やアクションプログラム。最近新聞
の地方経済欄における金融関係の記事で目立つ言葉。わかりやすく言うならば、

  「銀行の経営支援による債務者区分の引き上げ」や
           「中小企業向け融資増強による再生」ということ。

第一次リレバンは今年17年3月に区切りをつけて、4月より第二次リレバンが
スタート。第一次においては「金融機関の健全性」が第一。不良債権処理を早急
に行い、きちんと引当を積み金融機関として健全な体質に改善する。

第二次リレバンにおいては「金融機関の収益性」。融資先との関係性を強めると
ともに、企業にも収益を上げる助言を行い金融機関自身も収益性を確保して、預
金者の信用を得なさいということ。具体的には、今はやりのビジネスローンでの
収益改善を念頭に、いよいよ中小企業融資へ本腰を入れる。

この流れの持つ意味は中小企業にとって、今まで以上に本当の意味での正念場。
中小企業のなかでも、技術やサービスにおいてキラリと光る専門性を持ち、何よ
りも経営者自身の将来展望・ビジョンに将来性が感じられる企業は充分に再生で
きる可能性があるので、積極的に支援しましょう。しかし、そうではない企業、
そのように感じられない企業は、速やかに市場から退出しなさいという姿勢。

こういった金融情勢のなかで経営者がとるべき道は、私がいつもメルマガを通じ
て言い続けていることで、一層メインバンクとの関係強化をはかること。自分の
会社をどのような方向性をもって経営の舵取りを行なうかを明確にする。そして
その思いをきちんと金融機関に伝えることだ。

このことは財務内容の良否に関らず経営者がやるべき重要な仕事で、たとえ業績
が悪くとも、金融機関担当者の記憶のなかに、社名が残っていること、それが企
業生き残りの第一歩であることを忘れてはならない。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点       『魅力の会社、魅力の商品』
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私は通勤の時、いつも音楽を聞いている。好きな音楽を聞くことによって気分が
前向きになる。

つい最近、カセットからCDそしてMDへと変わったと思っていたら、今はもう
ネットウォークマンが定着してきている。

これはダウンロードさえしてしまえば、カセットやMDは必要なく、荷物にもな
らない。荷物が多い人にとって軽いし、カセットを変える手間も必要ない。大手
企業が発売した「iPod」という最新のものは1000曲入り、2〜3万円で
購入することができる。

今までの電化製品は、黒一色で、とても重く暗いイメージがあった。
しかし、デザインも色も、服と同じように、その日の気分によって自分の好みの
色に変えたりできる商品が多く出回ってきた。

このように商品も会社も、今までにはないオンリーワンのものに魅力を感じるの
だと私は思う。

         【未来事業・アシスタントコンサルタント  加藤 幸恵】

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┃04┃経営相談Q&A   『営業にとって必要な要件』
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Q: 営業にとって必要な要件とは何ですか?

A: 営業は顧客との価格交渉を避けて通ることは出来ませんが営業の『売価』
   に対する姿勢は企業の『命』を左右するといっても過言ではありません。

  売価と原価の差額が会社の付加価値の源泉ですが、売上偏重に陥っている企
  業は営業に対して売価を守らせる姿勢が弱いのです。
  営業も少々安くしても数を追いかけ売上をあげるほうが、経営者が喜ぶと思
  っている、そこには安易な妥協しかありません。

  経営者は値下げの全額が付加価値の減少になること、また値下げによって売
  上数量は回復するかもしれないが、付加価値が回復するわけではないことを
  肝に銘じなければなりません。

  従って営業にとって必要なことは

 1.自社の商品の売価トレンドを読む
 2.売価を意識した商品開発に関心を持つ
 3.商品別の付加価値一覧表を作成し売価・数量・付加価値を連動し予測する

  以上のように、『売価』は生『命』線だという思いが重要です。

     【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  廣澤 耕一】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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