e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005. 8.10 Wed.  vol.251
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】         亡社のイージー観
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】  潰れない会社にするためには
 03:【コンサルの視点】          人のふり見て
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┃01┃経営発展のヒント   『亡社のイージー観』
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 最近話題になっている「亡国のイージス」という映画を見た。自衛隊のイージ
ス艦を舞台にしたアクションドラマで、イージスとはギリシャ神話の無敵の盾の
名からとったという。

"国としてのありようを失い、語るべき未来の形もみえてこない日本を守る盾
(イージス)になんの意味があるのか。現状のままでは、それは守るに値する国
家を失った、まさに亡国の盾(イージス)でしかない"と作者は画面で投げかけ
ている。作品としての良し悪しはともかくとして、大変考えさせられる内容であ
ることは事実だ。

 私は画面を見ながら語呂合わせで恐縮だが商売柄、厳しい経営に直面している
中小企業の経営者がイージス艦ならぬ、イージー観じゃないかということを連想
してしまった。

 現在置かれているわが社の経営の実態を真剣に把握していないことが多い。こ
れまでにもこんな厳しいことがあったが何とかなったから今度も何とかなるさ
とか、びっくりするような受注が期待できそうだとか、銀行が何とかしてくれる
さ・・・というように、わが社の経営を安易に考えていることを良く見かける。
これが楽観主義というか、極楽トンボというか、つまりイージー観ということだ。

 経営者がわが社の経営状況や改革を安易に考えていると、とどのつまりは会社
が破綻する、亡びるということが待ち構えている。ぜひわが社の経営の実態や経
営力を真剣に見つめてみようではないか。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『潰れない会社にするためには』
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潰れない会社になるために必要なこと、それは、第一に手形を切らない経営をす
ること。倒産の直接の原因の多くは、手形の支払期日に決済ができないことによ
る不渡り発生。それを防ぐ為に中小企業の社長は時間の大半を資金繰りに費やす。

社長が資金繰りばかりに時間をとられ経営管理が不十分になり、これによりなお
一層の、経営の弱体化を招く。これこそが経営不振の悪循環となる。

健全な資金繰りをするためには、3年から5年かけて手形払いをなくす経営を目
指したい。その布石として社長自身で、3年先・5年先の貸借対照表を作成して
頂きたい。そうすることにより、社長自身が自分の会社の将来を見据えることが
可能になる。

次に行うことは、短期借入金を長期借入金にシフトしていくこと。短期借入金は
通常、期日が来ると借入金全額を返済する仕組み。今まではいわゆる「転がし」
によって期日を更新し、返済をする必要は全くなかった。

しかし、現在、企業選別を積極的に行なっている銀行は、業績が悪い中小企業に
対しては、期日更新を拒否し一括で返済を迫ってくる。当然に中小企業と銀行と
の約定では、全額を返済しなければならない。これがいわゆる「貸し剥がし」で
短期借入金の怖さは、ここにある。銀行は期日がきたら返せということができる。

そのために、中小企業経営者は会社の収益力で返済可能な長期借入金にシフトし
ていくことが必要。長期の約定であれば、早く返済を迫られることはなくなる。

潰れない会社になるためには、

      将来を見据えた「経営戦略計画書」を作成すること。

それにより財務を健全化し、自他共に認める利益体質の会社へと、着実に変身を
図ることが可能となってくる。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点     『人のふり見て・・・』
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“人のふり見て我がふり直せ” 先人は良いことを言ったものである。
皆さんは、これをどう解釈しているのだろう。辞典をひもとくと、“人の行動に
よって自分の行動を反省し、欠点を改めなさい”とある。

実を言うと、私もこの仕事をやる前まではそのように解釈し、単純に考えてい
た。しかし、コンサルをやっているとこの言葉の意味は大変奥深いものがあるこ
とを感じている。

特に経営者にとっては、その解釈の仕方によって極めて重要な意味を持つ。
その解釈の仕方を、「人」を「社員」に置き換えてみる。

T.社員が不満をもって仕事をしている会社の経営者は、自分の行動をふり返れ。
 1.自分は、社員一人ひとりにきちんとした目標を与えて、仕事をやらせて
   いるか?
 2.自分は、情報を開示し、社員の仕事をやりやすくしているか?
 3.自分は、社員に自由裁量の余地を与えながら仕事をやらせているか?
 4.自分は、社員を公平に、正しく評価しているか?
U.社員がやっていることは、経営者の行動のよってきたるところである。
 1.社員の仕事の姿勢が甘い会社は、経営者の経営姿勢が甘いからではないか?
 2.社員に、厳しさと寛容を持って接しているか?

このように、社内の不具合は全て自分の行動から起因していると考えて、自らの
行動をふり返り、直していけば、会社は必ずや良くなるであろう。

          【未来事業・マネジメントコンサルタント  乾 辰樹】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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