e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005. 7.20 Wed.  vol.248
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       わが社は生き残りに値するか
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】担当者が来なくなったとき
 03:【コンサルの視点】        後を継ぐ者
 04:【経営相談Q&A】        受注改善のやり方を教えてください
 05:【おすすめメルマガ】       人事制度は社員を成長させる仕組み
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┃01┃経営発展のヒント   『わが社は生き残りに値するか』
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世の中の景気が良くなってきた、と報道は伝える。しかしそんな実感を抱ける
中小企業の経営者がどれほどいるだろうか。実態は企業間の格差がより大きく開
いてきている。

 今は負け組に入っていることを自他共に認めている企業が、果たしてこの先大
きく復活することができるかどうか。当事者である社長にとっては生きるか死ぬ
かの大変な問題だ。

 私は厳しい経営状態に追い込まれた企業が再生できるかどうか、を見極める大
きなポイントとして「生き残りに値する企業かどうか」を見ることにしている。
「生き残りに値する企業」ならば、当然世の中が自然と後押しをしてくれるし、
経営者も社員も胸を張って改革に立ち向かうことができる。

   それでは「生き残りに値しない会社」とはどんな企業だろうか。

1.どこにでもあるような、代わりが幾らでもあるような企業ならば世の中はぜ
  ひ残って欲しいとは思わない。
2.社長と従業員のこころがいつもバラバラな会社では信頼されない。こんな会
  社では世の中からまったく信用されない。
3.夢が感じられない会社では将来の飛躍はない。こんな会社は世の中がその存
  在を無視する。
4.わが子に「お父さんの会社はこんなことをやっているんだよ」と恥ずかしく
  て語れないような会社は社会から抹殺される。

 企業の特長がはっきりしており、しかも将来に向かって夢を語れる会社ならば
今は経営が厳しくてもやがて社会が放っておかなくなる。こうなれば経営改革は
できたのも同然だ。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック   『担当者が来なくなったとき』
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社長:「先生、銀行の担当者のことだけど、今までは月に3・4回来てくれて
   資金繰りなどの相談にのってくれたんだけど、最近は全然来てくれない
   んだ。どうしたのかな」
私 :「社長、最近担当者代わった?」
社長:「今までの担当者は転勤して、新しい担当者になったんだ。ただ、転勤
   した人の補充はなくて、今まで支店にいた人が担当になった。」
私 :「利益も出したし、延滞もないから銀行も安心してあまり来ないのかな」

相談のあったこの企業。2年前までは、毎月の返済が延滞するほどの問題企業。
転勤した担当者が、二行体制だったのを、業績好調なときにやや強引に他行融資
を肩代わりして一行体制に。その直後から業績が悪化、延滞開始。担当者は当然
責任上の問題から、できる限り企業に足を運び、企業の現況を調査することに。

我々も関与して、どうにか延滞解消、経常利益も確保。そして、担当者が転勤と
いう図式。新しくなった担当者にとっては、業績が持ち直したとはいえ、まだま
だ問題の企業には出来たら関わりたくないものだ。

銀行は今、統廃合や再編の最中。統廃合が進めば、当然に大量な人材が不要とな
ることは、必至で人員整理の対象が自分にならないだろうかと不安をもつ。問題
企業に関わりたくない病が、担当者にはびこっている。そうすることにより、ま
すます銀行は取引先の現況に。そして、決算書だけでの判断になるが企業の様子
が判らないから、一回でも延滞をすれば大騒ぎで完全な悪循環となっているのだ。

「うちは大丈夫」と思い込むと、突然銀行から理不尽な要求がくる。担当者が来
ないなら、こちらから毎月足を運び、積極的に月次報告をしたり、銀行の評価を
常に確認し、対応策を練る必要がある。

銀行から企業への訪問が減っている場合は、こちらから銀行への仕掛けを行なう
ことにより、良好な信頼関係を構築する必要が生じてくる。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点         『後を継ぐ者』
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今年もツールドフランスの季節がやってきた。

ツールドフランスとは、約1ヶ月(21ステージ)かけてフランスを1周する自転
車レースのことであり、世界で20億人以上が注目する世界的スポーツイベントで
ある。去年も書いたが、読者の方たちの記憶にはもうないだろうか。

今年ランス・アームストロングが勝てば、ツールドフランス7連覇を達成する。
これは本当にすごい事なのだ。ランスは今期限りで引退を表明している。

今期、王者ランスを倒す選手は出てくるのであろうか。ランスとしても自分の後
継者を見ずに引退することは残念なことであろう。王者として後継者がいないま
ま引退する事ははたして良い事なのであろうか。それは逆に無責任ではないか。

どんな事業をしているものでも、後継者を育てることとその者が立派に通用する
ことを見届けてから引退することが、上に立つ者の責務なのではないか。

しかしながら、ランスの7連覇・8連覇は勘弁してほしい。

          【未来事業・アシスタントコンサルタント  島森 段】

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┃04┃経営相談Q&A      『受注改善のやり方を教えてください』
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Q: よく工程を混乱させるのは営業部門が一番多い要因をもつといわれますが
   一体どうしたら解決するのでしょうか、改善のやり方を教えてください。

A: 販売計画と生産計画との調整が必要ですが、なんといっても営業部門と
   製造部門とのコミュニケーションしかないでしょう。
   そして、営業部における受注業務の改善をすればよいわけです。

   受注業務の改善のやり方は

  1.営業部門と製造部門とのコミュニケーションをよりよくするために、
    毎週一度とか決めて、定期的に連絡会議を開くこと。
  2.大口の受注の引合があった場合は、そのつど打合せをすること。
  3.連絡会議のときには、必ず受注残の一覧表と主要製品の進行表などを、
    事前に製造部において準備し、提示すること。
  4.営業部では、毎月三カ月先の需要予測表を作成し、製造部における
    大日程計画の資料とするのです。
  5.とくに、特殊な材料や部品を使用する製品の受注の際は、引合の時点
    で特殊材料先行手配表なるべきものを提出させるのもよいでしょう。

  以上、5項目の改善点を実施すれば解決できるでしょう。

     【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  石黒 和男】

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┃05┃おすすめメルマガ   『人事制度は社員を成長させる仕組み』
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