e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005. 7.13 Wed.  vol.247
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】       倒産企業はこの1年何をしたか
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 銀行が出すシグナルとは?
 03:【経営相談Q&A】         有意義な会議をするには?
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┃01┃経営発展のヒント   『倒産企業はこの1年何をしたか』
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 厳しい経営に追い込まれてくると、経営者の頭の中は「あれもこれもしなけれ
ばならない、資金繰りも切羽詰っているし一体どうしようか!?」とパニック状
態になってくる。

 こんなときには、ひとまず心を落ち着けて「何を最重要に取り組むか」という
ことを考えてほしい。

 債務超過の会社が1年後に再起できた例と残念ながら倒産したケースそれぞ
れ1500社ずつに対して、「この1年間一体何に重点をおいて対策をしてきた
か」を調べたデーターを下記に示す。

★1年後に倒産した会社が重点を置いた行動
 ・金融機関、取引先への出資融資要請
 ・経営者の個人保有資産の投入
 ・経営者個人名義での借入金投入
★1年後に再起できた会社が重点を置いて行動
 ・営業販売活動強化
 ・役員、従業員の報酬賃金カット
 ・仕入外注費の値下げ

 倒産した企業も、再起できた企業もどちらも同じように債務超過で苦しんでい
る中で、どちらも同じように資金調達に忙しかったことは疑いもない。しかし
「何に重点を置くか」によって、1年後には天国と地獄ほどの差がでてきてしま
う。

 とにかく、いくら経営が厳しくても「目先の資金繰り」にうつつを抜かすので
はなく、経営体質を変革させることに重きを置くこと、これが経営改革の根本な
のだ。
                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック  『銀行が出すシグナルとは?』
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融資の交渉をスムーズに行うために必要なこと。それは自社の格付けポジション
を知ること。銀行によっては自社の格付けや、その格付けによって起こりうるこ
とを教えてくれるケースも。しかし、銀行は積極的には格付けを教えたがらない。

銀行が教えてくれる会社の特徴は、両極端。優良企業で銀行が積極的に取引深化
を図りたい先か、或いは滞っている返済をいかにしてさせようかと考えている先。

一般的には、あまり教えない。たとえ教えてくれなくとも、担当者との話の中で、
自社の格付けポジションを確認する。また、格付けを知らなければ今後の銀行対
策に遅れをとることとなるので如何にして知るかが企業担当者の腕の見せ所。

融資担当者は、今後の取引方針をはっきり言わないまでも、日常の対話の中で、
色々なシグナルを発信しているが、顕著に現れるのは決算書を出したあととなる。
この新しい決算書により格付けが更新され、今後一年間の銀行の対応が決定され
ることになるのだ。

「先生、最近の決算書を銀行へ出したら色々質問が来るんですよ・・今回も前回
とほほ同じに出したんだけど、今回はやけに厳しく聞いて来るので。」

    銀行が出すシグナルが、明らかに前回と違ったものであれば、
             銀行は決算書に何か変化を読みとっているのか

或いは、今まで見落としていたものを発見したのか。いずれにしても、今後の対
策を早急に立てなければいけない。

7月〜8月にかけて、銀行は自己査定を実行し今後一年間の企業への対応が決ま
る。これからは担当者との関係をより密にすることと、銀行からのシグナルに関
心をもち、問い合わせには即座に対応することが必要となってくる。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃経営相談Q&A      『有意義な会議をするには?』
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Q: 従業員40名のお菓子製造販売を経営しております。最近、会議で積極的
   な意見が出ません。どうも私の一方的な指示で終わり、困っております。
   何か妙案はないでしょうか?

A: 会議は社長の指示の場ではありません。以下のポイントをおさえて行うこ
   と。

 1.いわゆる「報」「連」「相」のうち社長の指示やそれに応えるための
   「報」と「連」は会議で行うことではなく日常の業務ですませるべきこ
   とです。会議の目的は"相談"あるいは"決定"までを行うことですから、
   事前にスケジュール化し、準備を徹底します。また、進行は、もっとも
   信頼できるメンバーを進行役にし、意見の出やすい雰囲気を心がけます。
   

   2.決して最初から反論せず、最後に社長がまとめの中でよい点はほめ、
   悪い点は正すという視点で臨みます。是非、一度ご検討の上、実行して
   下さい!

         【未来事業・マネジメントコンサルタント 阿比留 真二】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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