e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃    やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓    経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃    2005. 6. 1 Wed.  vol.241
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◆今月(5月)のホームページ◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 □吉岡憲章のコラム   『利益は最重要テーマ、それよりもはるかに
              大事なのは事業を通じて社会に尽くすこと』
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 □経営者のための健康情報『食べ物でイライラを静める』『旅行と腰痛』
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◆目次◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 01:【経営発展のヒント】        時は金なり
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 銀行との円滑な関係を保つ秘訣
 03:【コンサルの視点】         気配り、心配り
 04:【経営相談Q&A】         合理的な生産会議の開き方
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┃01┃経営発展のヒント     『時は金なり』
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 赤字を黒字にするのが「経営改革期」、その黒字をさらに倍増させるのが「経
営発展期」の狙いだ。しかし利益を倍増させるといっても、はじめに売上げ増加
ありきではない。やっと黒字になった経営体質をさらに磨き上げることが着手点
だ。売上げは結果として大きく伸長することになる。

 それでは、どうやって経営体質を磨くのか。その鍵となるのは「在庫と時間の
圧縮」だ。在庫をぎりぎりまで削減していくと問題点が見えてくる。資材切れに
よるラインストップ、品質トラブルによる納期遅延、販売数量の読み違いによる
欠品の発生・・・というように。これらの問題点を順次対策をしていくことによ
って体質は大きく改善されていくことになる。

 さらに一歩進んで業務時間や待受け時間の短縮に挑戦してみる。発注作業の時
間圧縮は当然のことながら、発注してから納品されるまでの手番を短縮すること
を試みる。これまで40手番かかっていたものを30手番にする。開発設計に9
0手番かかっていたものを60手番に改善する。資材が入ってから組立工程を経
て出荷されるまで10手番かかっていたが6手番にする。

 このように作業や待受け時間を短縮することによって、会社全体としての大変
なスピードアップが実現することになる。これは作業能率や稼働率のアップや各
種ロスの低減、在庫の大幅削減、資金繰りの改善などに結果として現れてくる。
さらに大事なことは前述の在庫圧縮活動と同様に、作業・待受け時間の圧縮を進
める過程において、様々な改善すべき問題点を浮かび上がらせてくれることだ。

 ぜひ経営体質の飛躍的な改革をはかるために、在庫圧縮に加えて「時間圧縮活
動」を展開したらいかがだろうか。まさに「時は金なり」なのだ。

                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『銀行との円滑な関係を保つ秘訣』
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中小企業の経営者と話をしていて良く出る話に「銀行は、雨の日には傘を貸さな
いが晴れの日には傘を貸したがる。」しかしこれは当然なことなのだ。

銀行は公共的立場にあるとは言え、民間企業であり企業に貸出す資金は預金者か
ら集めたお金。銀行は資金を集めることと、預金者に収益を上げて利息をきちん
と支払うこと、の両面を同時に行なうことが求められている。だからこそ、融資
審査は厳しいものとなる。

銀行が融資するかしないかという厳しい融資審査の基準は多方面にわたっている。
当然、一番にくる判断基準は決算書だが、それより必要なのが「銀行が貸したい
企業になること」

どんなに経営内容が良い企業であっても、銀行が付き合いたくないと判断したら
融資は不可。審査をする銀行員も人の子、担当者がこの会社に貸したくない、と
思ったら融資される可能性は薄くなる。決算書などの融資審査をして、良い数字
が出たとしても、担当者が融資を断る理由はいくらでも作り出すことが可能だ。

逆に決算分析で悪い条件が出ても、何とかしてあげたくなる企業もある。その一
番の着眼点は、

    経営者の経営観や人柄。事業意欲が旺盛な経営者には、
               積極的な好材料を探したくなるもの。

貸すも貸さぬも担当者の判断であり、銀行との円滑な関係を保つ秘訣は銀行担当
者との付き合いから始まる。

         【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点   『気配り、心配り』
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 私が尊敬するコンサルタントの先生は、よく掃除をしている。
その先生は企業訪問をした時に、経営指導と同時に掃除も指導するそうである。
なぜ、掃除の指導なのかというと、掃除をすることにより、細かい事にも気が付
くようになり、整理整頓をこころがけるようになるから、自然と仕事にも細かい
所に目が向くようになるのだそうだ。つまり必要のない古い物を処分したり、今
必要な新しい事柄や、物に気づくようにもなるという事だと思う。

 先日、私は、とても仲のよい友人と、はやりのお店で食事をしていてふとその
先生の話を思い出した。確かに、はやっている店というのは、きれいに整理され
花や小物で飾られている。しかし人の目に触れるところばかりではなく裏側の見
えないところや手洗い等も清潔できれいに整頓されていた。

もちろん、それだけではなくおいしい料理やそれをお客のもとに出すタイミング
や店の人々全員の心遣いや笑顔があるから、食事をしていても楽しいのだと思う。

     今仕事をする上で大切な事は、
         そういった細かい事に気が付く心や気配りだと思う。

          【未来事業・アシスタントコンサルタント 大野 真実】

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┃04┃経営相談 Q&A   『合理的な生産会議の開き方を教えて下さい』
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  Q 毎月、定期的に開かれる生産会議の際、時間がかかりすぎ内容も評論家
的で結論も出ずに終わることがしばしばあります。
    合理的な会議の開き方のポイントを教えて下さい。

  A 私も生産会議の司会の経験が何度もあります。会議の成否は司会者の
    手腕いかんにかかっています。
    つぎの5項目をポイントに進めていくとよいでしょう。
  
    1.出席者を必要に応じて最少の人数にすること。
    2.事前に会議内容や進行方法などを計画しておくこと。
    3.会議内容を事前に出席者に知らせておくこと。
    4.書記を置いて、必ず会議内容を記録させること。
    5.時間を有効に使うよう工夫すること。

     【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 石黒 和男】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
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