e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃   やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓   経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃   2005.2.23 Wed.   vol.228
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 □吉岡憲章のコラム 『「にっぱち」だから売れないか??』
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 □経営者のための健康情報『どこでもできるウォーキング』『ココアで健康』
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◆目次◆----------------------------------------------------------------
 01:【経営発展のヒント】       現地・現物・現実から未来を築く
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】金利の引き上げ要求に対抗する−2
 03:【コンサルの視点】        忘却曲線とは
04: 【経営相談 Q&A】    旅館の材料仕入れ率はどの位がよいのか?
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┃01┃経営発展のヒント   『現地・現物・現実から未来を築く』
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 中小企業の経営者から「これまでコンサルタントに指導をお願いしたけれど、
役に立たなかった」という悩みをよく聞かされる。「どんな指導をして貰った
の?」とたずねると、おおよそ次の二通りの指導報告書を見せてくれる。

 電話帳の厚さほどの報告書のなかには、明らかにテーマごとにユニットとして
標準化されたアドバイスが記載されている。現場は無視され、ほぼ一般論に終始
している。量産的コンサルの典型だ。これは大手コンサル会社に多い。

 次に税理士的な経営分析のあとは、やたらに当代はやりの横文字の経営関連用
語を連発しながらアドバイスをしている(つもり?)。この先生は「これまで経
営をしたことがないな」というほど経営の現場を知らないことが一目で分かる。
これは経営技術や管理だけをお勉強してきた、いわゆる専門家と言われる人たち
に多い。

 このようなコンサルたちは「あとは経営者が考えればよい」と腹の中では割り
切っている。実際には経営をしたことがないから、どうすればよいのかが分かっ
ていない。これでは経営改革の成果が上がる指導ができるわけは無い。

 経営改革・発展の基本は「現地・現物・現実(三現主義)を踏まえて、これか
らのわが社のレール作りをする」ことにある。「これからのわが社」とは「経営
者がこうなりたいと望むわが社の未来の姿であり、ビジョン」のことを言う。

     私はこの三現主義を徹するためにいつも
        経営者と一緒に経営の現場で考えたいと思っている。

 そこで、四国の中心地松山にオフィスをこの3月1日よりオープンする。ご当
地において私を信頼してくださっている多くのクライアントのお役にもっと立ち
たいと思う気持ちが現地事務所の開所を現実化させた。

 経営改革・発展にチャレンジしている経営者のできるだけ近くで、一緒に悩み
・苦しみそして喜び合いたいと思う気持ちがフツフツとわいてくる。

 私の経営改革・発展のモットーはあくまでも「三現主義と未来主義」なのだ。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『金利の引き上げ要求に対抗する2』
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中小企業の倒産ラッシュが4月から一気に火を噴くと言われている。その引き金
はペイオフ。これが始まると財務内容が悪い金融機関から預金が流出し、破綻す
る金融機関が続出。事実石川銀行や中部銀行は経営不安と預金流出で破綻した。

中小企業は数で言えば全体の99%以上、従業員数は日本企業の95%。金融
機関が貸し込んでいる融資総額は280兆円、その内100兆円が不良債権予備
軍。この予備軍が倒産に結びつかないのは、金融機関の無担保の追い貸し、或い
は政府のセーフティネット施策による延命策のため。

ここまでどうにか中小企業が生き延びてこられたのは超低金利政策によるため。
数%でも利率を引き上げられたら、沈没を待つ企業が続々と生まれてくる。しか
も、選別融資の名の下中小企業向け融資の金利が引上げられるのは必死。その後
には、貸し剥がしが待っている。

しかし慌ててはいけない。銀行が一方的に貸し剥がしをすることは実務的には無
理。貸し剥がしは企業の「任意の申出によるもの」具体的には、企業から小切手
や支払伝票を徴求しない限り、銀行は貸し剥がしをすることはできない。

   企業の対応策はあくまで対症療法をすること。
      銀行より金利引き上げや貸し剥がしの要請があったならば、
         きちんと会社の今後すすむべき道筋を説明すること。

これが、中期計画であり経営戦略計画書だ。金融機関取引も一喜一憂することな
く、今後は、中期的展望にたった計画がより一層必要となってくることを、肝に
銘じていただきたい。

        【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点   『忘却曲線とは』
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最近、若い人でも物忘れが多い人が増えているそうです。私もよく物忘れをする
ため、必ずメモに取っておくようにしています。
(どうやら、パソコンの普及が原因の一つとしてあるようです。漢字や計算をし
なくなったため、脳が退化しつつあるのです。よくパソコンのキータッチ操作が
ボケ防止になると聞いたことがありますが、それはまた別の話です。)

皆さんは忘却曲線というものをご存知でしょうか。これは、覚えたことを日が経
つにつれてどのくらいの割合で忘れていくかをグラフに表したものです。

なんと、覚えて3時間で約6割、1日経てば約8割、つまりほとんど忘れてしま
うのです。でも大丈夫、復習すればどんどん忘却割合が少なくなり、5日間で
5回復習すれば、もう二度と忘れることはありません。

当社ではクライアントに対し経営計画書は暗記するまで、頭に(体に)覚えこま
せるように指導しております。何十ページにも及ぶ計画書を暗記するのは大変!
とお思いの経営者の方々、

    5日間だけ毎日1回復習することですんなり暗記できます。

暗記した経営計画書は、経営者の血となり肉となり、改革達成をスムーズにさせ
ることでしょう。

         【未来事業・アシスタントコンサルタント  島森 段】

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┃04┃経営相談 Q&A  『旅館の材料仕入れ率はどの位がよいのか?』
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 Q 札幌郊外で30室の旅館を営む者です、以前、朝夕食の食材の材料費は
   売上高の約20%が好ましいと言われました。当館は28%を超えており
   もう少し下げるよう板長に指示したが、無理と言われました。改善策を
   お教え下さい。

 A 材料費は18%以下が理想です。 おそらく、板長は古くから付き合いの
   店から仕入れていると思います。板長に材料費を28%から18%にした
   ら幾ら利益が増えるか解りやすく説明して下さい。そして、2,3店舗か
   ら必ず相見積りを取り、安くて良い商品を仕入れる事が必要です。
   
    【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  油木 愛三】


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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
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