e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃   やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓   経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃   2005.1.5 Wed.  vol.221
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━

  今年の第1号のメルマガです。ホームページも更新しました。
  よろしくお願い致します。 →→→ http://www.mirai-j.co.jp/

◆目次◆----------------------------------------------------------------
 01:【経営発展のヒント】        変化に挑戦する年にしたい
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 銀行への年始の挨拶は必要か
 03:【コンサルの視点】         無駄な経費は誰のため?
 04:【経営相談 Q&A】新規開拓への関心を高めるにはどうすればよいか?
------------------------------------------------------------------------

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃01┃経営発展のヒント   『変化に挑戦する年にしたい』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「災」の大変多かった平成16年を終え、新年を迎えた。我々を取り巻く経済
環境もそれまで沈む一方だったが、底入れが終わり少しずつ良い方向に向かって
いる。

 さて、年の初めにあたりすでに自社の経営方針や計画などを練っておられる
ことだろう。
 今年中に新しい事業を構築するのだ、本年の事業規模は前年の2割アップに
するのだ、今年こそ赤字から黒字に転換させるのだ・・・。

 いずれにせよ、これまでと同じように経営していたのでは延長線上の結果しか
得られない。これではこの先一年間がちっとも面白くない。「やっても、やらな
くても一年間は過ぎていく」ならば、ここで一つ「変化に挑戦」したらどうだろ
うか。

 下請工場ならば、OEMでもオリジナルでも自分の商品を持ったらどうだろう
か。卸ならば、商品を流すだけでなく我が商品を企画して自分のルートで流した
らどうだろうか。飲食店や小売業ならば、新しい業態を取り入れてみたらどうだ
ろうか。
    工場の平均寿命は15年、小売店は6年そして飲食店は3年だ。
    ここで変化を求めなければ先は後悔だけが待っていることになる。

 年の初めにあたって、今年こそはぜひ変化に挑戦し、先を見通した経営を実行
してほしい。
                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


◆------◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』 無料進呈! ◆------◆

  吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、
   生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。
メルマガ読者の方にプレゼントいたします。申込方法は文末をご覧ください。

◆◆--------------------------◆--◆--◆--------------------------◆◆

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『銀行への年始の挨拶は必要か』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

平成17年も早いもので、もう5日。年始に銀行に挨拶に行くという経営者は
どのくらいいるだろうか。普段は全く支店長との接点はないが年始の挨拶だけに
は行く、という経営者もいれば、融資審査は挨拶になんか左右されない、だから
挨拶なんか全く必要がないという経営者もいるだろう。

確かに、銀行の融資審査は企業格付けによってほぼ8割は決まってしまう。
だから、挨拶に行った、行かないではなく、決算書で勝負する。これが本来の形
であろうし、最も大事なこと。

   年始の挨拶をしたからといって融資審査が甘くなることはない。

ただ、銀行員も人の子。困っているときは、何とかしてあげたくなるもの。全然
銀行に顔を見せない、挨拶にも来ない先よりも銀行に顔を見せてくれる先の方が
何となく気になるのも事実。担当者も、経営者が支店長と顔を会わせていれば
融資申請書を書きやすくなる。

銀行では、年始の挨拶に来た経営者や年賀状が来た会社名は記録として残し支店
長に回覧することになっている。「あの会社の社長はきちんとしているな。」
「意外な一面があるんだな。」挨拶に行けばプラスであってもマイナスとなる
ことはない。

但し、挨拶は短時間に済ませること。時候の挨拶のみで良い。長々と話すのは
逆効果。また必ず担当者にも挨拶をすること。年始の挨拶だからこそ普段一番
顔をつき合わせている担当者への挨拶が必要。支店長にだけ挨拶をすると、
「なんだあの社長上ばかり見て」と思われてしまう。

    融資の稟議書を書くのは担当者。不在ならば
       伝言をことづけるなど、あくまでも担当者にも配慮が必要。

都銀が、不良債権比率の半減目標を17年3月決算で達成しようしている今、
これから金融庁から注目を浴びるのは不良債権処理が遅れていると言われている
地方銀行。年始の挨拶など経営者から見れば「何でこの俺がこんなことを」と。
しかし、「こんなことを」をすることにより、自分の会社を貸し剥し・貸し渋り
から守ることが出来れば、お安いもの。そう思って年始の挨拶をして頂きたい。

        【未来事業・取締役チーフコンサルタント  奥山 孝司】

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃03┃コンサルの視点     『無駄な経費は誰のため?』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
時間の経つのは早いもので、当たり前のように巷で経費削減という言葉が囁かれ
続けて、今年で7回目の新年を迎えることになります。確かに会社が少しでも多
くの利益を稼ぎ出そうとすれば、経費削減は避けては通れない大きな問題です。
実際、本屋に行けば経費削減のノウハウ本がたくさん並んでいます。

   それでは皆さんに質問です。会社の経費とは何でしょう?

私は、会社本来の経費とは「売上を実現させるために必要不可欠な費用」を意味
し、これ以外は無駄な経費と考えています。無駄な経費は、突き詰めると売上を
実現するために存在するのではなく、会社の誰かのために存在します。

例えば、製造会社であれば材料費、加工費、工賃等の直接経費や最低限の販売費
・一般管理費の間接経費は、売上を上げるためには欠かすことはできません。
しかし立派な自社ビルや一台1,000万円以上するような高級車は、はたして必要
不可欠な費用でしょうか?頻繁に取引先を接待饗応することで仕事が決まるでし
ょうか?やる気もない社員や、社長にイエスしか言えないような無能な幹部社員
の給与は、売上を実現させるために本当に必要でしょうか?

無駄な経費のほとんどは、経営者のミエやプライド、経営者の安易な安心感を
保持するために存在します。無駄な経費の支出は、会社の財務体質を疲弊させて
いるだけではなく、常に問題の先送りを行い、経営改革のチャンスを逸失させて
いることを肝に銘じるべきです。

立派な社屋が会社のステイタスシンボルであつた時代は、とっくの昔に終焉を
迎えました。経営効率こそが今後の会社経営にとっては最も重要なことです。

勝ち組になるため、そして常に勝ち続けるために、今年こそ会社一丸となって
皆さんの会社から無駄な経費を排除しましょう。

        【未来事業・マネジメントコンサルタント  熊谷 好之】

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃04┃経営相談 Q&A『新規開拓への関心を高めるにはどうすればよいか?』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 Q 営業部隊の新規開拓に対する関心が低いのですがどうすればよろしいか。

 A 営業に新規開拓をしろと単に命じても営業マン各自の事業目標に対して
   の達成度が評価されていない会社の場合はまず実行は期待できません。
   確かに新規の顧客開拓は経費と時間が掛かり本来効率が良いことでは
   ありません。

   営業マンにとっても既存の顧客からの受注で事業計画の目標が達成
   できれば一番効率が良いし面倒なことがないわけです。
   中期の事業目標(将来)に対して既存の顧客の取引だけで売上が確保
   できるのかどうか自己評価する習慣のない営業部隊は売上が苦しく
   なって初めてどうしようかと考えるわけです。

   現状から1年後2年後の事業規模をどのようにするのかを考える習慣を
   つけることで付け焼刃でない新規顧客開拓の重要性を自ら認識させる
   ことが出来るのではないでしょうか。

    【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント  廣澤 耕一】

◆編集者より◆----------------------------------------------------------

 本年もより一層充実した紙面を皆様に送り届けるよう努力致します。
 なにとぞよろしくご愛読のほどお願い申し上げます。

◆◆ お問い合わせ・お申し込み ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 小冊子 をご希望の方は必要事項をご記入の上、下記へお申し込みください。

 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX
 ※件名に 「小冊子 希望」 と明記ください

 お申込はメールにて こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp

◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

Copyright (c) 2003-2004  未来事業株式会社 All rights reserved.   Produced by i-pocket