e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃   やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓   経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃   2004.12.8 Wed.  vol.218
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◆目次◆----------------------------------------------------------------
 01:【経営発展のヒント】
       わが社でもオンリーワンができると思おうじゃないか
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】
       信用保証協会の保証は融資の80%
 03:【コンサルの視点】
       親の愛
 04:【経営相談 Q&A】
       利益を増やす以外に資金繰りを改善する方法は?
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┃01┃経営発展のヒント
┃ ┃   『わが社でもオンリーワンができると思おうじゃないか』
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 先週号でわが社の進むべき事業・商品・業態を今後どのようにしていくかを
検討するためにSWOT分析を使おうと提言をした。これによって方向付けが
少しは定まったかと思う。

 しかし中小企業経営者の多くが「本当にウチでオンリーワンなんかできるの
だろうか?」と思っている(思い込んでいる)現実がある。特に厳しい経営に
追い込まれてくると余計自信がなくなってくる。

 “オンリーワン”というと難しいことだと思う経営者は多い。しかしここで
改めて考えてみよう。オンリーワンはナンバーワンではないということを。
それぞれの分野でナンバーワンになるということは第一人者になるということ。
これはとても難しいことだろう。

     そもそも人間はそれぞれがオンリーワンの存在。

 それが段々と横並び意識が先行してくることによって自分自身が全体の中に
埋もれてしまってくる。没個性につながることになる。会社も全く同じこと。
わが社とおなじ社長や社員は他にいないのだから本来はオンリーワンなのだ。

 したがってオンリーワンはどの会社にもある、それが“うずまっている”と
考えてみよう。その埋没しているオンリーワンを掘り起こして、明確にすること
が“わが社のオンリーワン”を築くことになる。

 このように「わが社でもオンリーワンができる」と社長自らが自分の心に言い
聞かせてみることにしよう。
                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック
┃ ┃   『信用保証協会の保証は融資の80%』
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政策の見直しにより、またまた中小企業が泣かされる。それは、中小企業向けの
信用保証範囲の圧縮のこと。多くの中小企業にとって非常に馴染みのある制度で
担保や信用力は乏しいが、融資を受ける際に保証料を払って信用保証協会から
債務保証を受ける仕組みを言う。

現在は原則として融資の全額を保証しているが、今後はその80%前後の保証と
なる。景気の回復が続いて危機を脱したために、中小企業の資金繰りに与える
影響は少ないと判断したというが、実際はそうではない。

確かに、各銀行はコスト削減や株価の上昇、税金の投入などにより利益を出す
ことが出来た。しかしこれは、本業の儲けではない。また、企業の業績回復に
ついても、大手企業による人件費削減と中小企業泣かせの仕入れ削減等による
ものが多い。このことは、経営者が身に染みて感じていることであろう。

銀行の本業は、基本的には貸出しをして利息を得ること。融資残高を増やさない
ことには、健全な経営を維持することは出来ない。一方中小企業はといえば常に
金欠病状態。貸し手と借り手の思惑が一致して、非常に使い勝手が良いのがこの
保証協会制度だった。

融資担当者も、保証協会付きならなんのためらいもなく手続きを進めることが
できた。何もリスクがなく担当者は何も判断をする必要がない。延滞したり倒産
したとしても、よほどのことがない限り保証協会が返済を肩代りしてくれた。
しかしこれが80%前後の保証となると様子が全く変わってくる。

担当者は審査に時間をかけるだろうし当然金融機関全体においても融資に慎重と
なってくる。この政策が実行されれば貸し渋りが助長され泣くのは中小企業と
いうこととなる。金融機関の変わり身の早さは周知の事実。

   今後は資金繰りをきちんと立て、資金が必要なときは
       余裕をもって申し込むなど自助努力が必要となってくる。

中小企業にとっての景気回復はまだまだ見込めない。融資に頼らなければいけな
いのが現実だ。

        【未来事業・マネジメントコンサルタント  奥山 孝司】

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┃03┃コンサルの視点   『親の愛』
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 先週のメルマガで、廣澤先生は息子さんが事故に遭った話をしていました。
この時、先生が息子さんを心配していた気持ちを知り、この世の愛の中でも
「親の子に対する愛」ほど強いものはないと思いました。

以前私の母から「あなたのためなら命もいらないと思ったときもあった」と聞き
その強い気持ちに驚きました。
社長の息子さんが事故に遭った時、奥さんは「手も足も無くなっていい。命さえ
助かってくれれば。」と祈ったことを聞きその強い気持ちに驚きました。

実は、経営者が会社や社員を思う気持ちというのも、親が子を思う気持ちと近い
のではないかと思うのです。

社長が、私の成長や将来のこと、家庭でも幸せに暮らせるよう、いろいろ考えて
くれている事を知り、この気持ちにもまた心打たれました。

         社長の口癖は「心無い仕事をするな」。

社員に対しても、顧問先に対しても社長自身「熱い心」で接しています。

会社に対して、商品に対して、社員に対して、顧客や取引先に対して、熱い心を
持っているのが「経営者」なのだと感じました。そしてこの愛情が、親が子を
思う気持ちに似ているのではないかと。

私にはまだ子供はいません。結婚して、少し親の気持ちが分かったような気で
いましたが、『子を持って初めて知る親の恩』と言うように、親になって初めて
分かる事がまだたくさんありそうです。

         【未来事業・アシスタントコンサルタント 大居 閲子】

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┃04┃経営相談 Q&A『利益を増やす以外に資金繰りを改善する方法は?』
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 Q 会社の利益構造を変えずに資金繰りを改善する方法を教えて下さい。

 A 基本的に3つの方法があります。

1.支払いサイトの延長・・例えば、月末締めの翌月末日が通常の支払
     条件である場合、条件変更を取引先に申し入れて、翌々月の末日払い
     にするのです。仕事を発注する立場であることを肝に銘じて、交渉は
     強気で臨みましょう。
   2.売掛金等の早期回収と回収サイトの短縮・・まず、売掛金の回収延滞
     の状況を把握して、早期に回収しましょう。回収サイトの短縮は簡単
     ではありませんが、期間を限定して、得意先に依頼する方法もありま
     すので、一度検討してみましょう。
   3.在庫の圧縮・・在庫金額を圧縮できれば、圧縮した金額分の資金余裕
     が生じます。在庫管理システムを徹底して見直してみましょう。

      【解答者:未来事業・マネジメントコンサルタント 熊谷 好之】

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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