e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃ やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に! ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓ 経営プロデューサーレポート ┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃ 2004.10.13wed vol.210 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今月のホームページ◆------------------------------------------------- □吉岡憲章のコラム 『わが社の社風作り』http://www.mirai-j.co.jp/index.htm □経営者のための健康情報 『ひと足早くに風邪対策を』http://www.mirai-j.co.jp/health_c.htm ◆今週のニュース◆------------------------------------------------------ 10月8日(金)〜10日(日)の3日間、経営者のための実践的経営塾 『未来経営塾』を開催いたしました。 実践的な内容と、経営者同士横の繋がりもでき、お互い啓発し合う事が できたと、たいへんご好評いただきました。 経営塾の模様はこちら→http://www.mirai-j.co.jp/study_group.htm#041008 ◆目次◆---------------------------------------------------------------- 01:【経営発展のヒント】 経営改革計画書を使いこなす 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】 融資の担保至上主義は終わった 03:【コンサルの視点】 生活も会社も良い結果はよい習慣から生まれる 04:【経営相談 Q&A】 2期連続で赤字決算。頭が痛い経営者からの相談 ------------------------------------------------------------------------ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃01┃経営発展のヒント 『経営改革計画書を使いこなす』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この10月8日〜10日の3日間にわたって、当社の顧問先企業のための未来 経営塾を行った。研修施設に合宿し、深夜まで参加者全員が真剣に経営の勉強に 励んだ。今回の未来経営塾の共通テーマは「経営改革計画書を使いこなす」。 前回は「経営改革計画書を作る」であった。 似たようなタイトルだが狙いと内容はまるで異なる。 経営計画書は策定するまでは曲がりなりであっても何とかできる。しかしその 計画書を使いこなしているかといえば、一般的にはほとんど使いこなしてないの が現実。 ではなぜ「使いこなしてない」のかというと次のようなことがあげられる。 1.計画書を作成することが目的(銀行から借入をするため)で、その後社長の 机の中で不要在庫となっている。(当社の経営会員はこの限りではないが) 2.計画書にしたがって改革を進めているが、実行に当っての更なる煮ツメや 修正がされてない。 3.改革計画を進めるに当って、次のステップへの移行準備をしてない。つまり 経営発展計画へつながってない。 狭い意味の経営改革(黒字転換、資金繰りクリア)を1年間で完了できると、 2年目は経営発展計画に移る。企業の本来の目的は広い意味の経営改革 (改革⇒発展⇒繁栄)にある。したがって上記3項の経営発展計画につなげる ために“使いこなす”ということになる。 今回の経営塾は、 この経営発展計画を作れるための基本的な考え方や経営技術を中心に学んだ ということになる。そのために現在の事業にどのようにして大きな特長を持たせ るか。新しい業態・商品にどのように挑戦するか・・・。 最終日の参加者による経営発展計画発表会では、この先それぞれの業界で大変 に注目を浴びることが確実な新業態・新事業が次々と披露された。やがて近い うちにこれらの中からびっくりするような成果を手中に収める経営者が出てくる ことだろう。彼らは経営改革計画書を使いこなしつつある。この先が楽しみだ。 【経営プロデューサー 吉岡 憲章】 ◆------◆ 『トロール船式会社発展法 小冊子』 無料進呈! ◆------◆ 吉岡憲章の『経営者』として、また『コンサルタント』としての、 生きた経験が詰まった『トロール船式会社発展法』小冊子。 メルマガ読者の方にプレゼントいたします。申込方法は文末をご覧ください。 ◆◆--------------------------◆--◆--◆--------------------------◆◆ ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック『融資の担保至上主義は終わった』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 先日、顧問先の取引銀行の融資担当者から電話があった。「先生、おかげ様で 業績が、持ち直したみたいですね。前向きな、資金なら用意できますから、いつ でも言ってください。今月あたり実行したいですけど、どうですか。」 「うちの銀行もどうにか、不良債権処理も終わったようなんですよ。これからは 積極的に行きますので、先生の顧問先で資金が必要なところがあったら紹介して ください。」「あるにはあるけど、担保がない。短期資金では資金繰りが苦しく なるので、多少期間が長いのがいいんだけど。」「先生、担保がなくても大丈夫 ですよ。経営者の方のやる気としっかりしたビジョンがあれば、検討します。」 金融機関の不良債権処理が「終わった」ということはありえない。「終わったこ とにした」のだろう。そういうことにしないと、銀行自体が「終わってしまう」 ことになるのだから。 銀行は貸出金を増加させ、貸出金利を得ることにより事業を継続させている。 「担保至上主義」による銀行経営を続けているならば、担保価値が下がっている 現在、たとえ将来性がある企業であっても融資することができない。 「担保がなくてもきちんとビジョンを持ち、 活力のある企業、事業計画のしっかりした企業には融資する」 そうしなければ、銀行は生き残ることができない。これまでの中小企業は、銀行 の言いなりだった。金利、担保、保証人など全て銀行の言われた通りにしないと 融資を受けることができなかった。しかしこれからは、銀行の言いなりになるの ではなく、銀行と対等・平等に付き合う時代となる。 融資先は銀行にとって「お客様」であり、言いなりになる必要は全くない。きち んとした事業計画を立て、それを認めてくれる銀行を探し出せばいい。 これからの中小企業は、「ビジョン事業計画経営」を推進したい。 【未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司】 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃03┃コンサルの視点 『生活も会社も良い結果はよい習慣から生まれる』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 50歳以上になると身体のあちこちに支障がでてくる。やれ血圧が高いだの 血糖値が高い、ということで食事の制限を受ける。若いときに運動選手で頑張 ってきた人でも中年になり喫煙やバランスの悪い食生活が習慣になっていると、 健康体とはいいがたい状況に陥る。成人病といわれる3大疾病も食生活を含めた 生活習慣の影響が大きい。成人病イコール生活習慣病である。 毎日毎日の積み重ねがいかに大切なことか 経営者や営業マンにとって聖人君子のような生活リズムはのぞむべくもない。 定時に仕事が終わらないのが経営であり営業だ。自分の時間というものがなく ストレスも溜まる。生活習慣病になる可能性は充分ある。 全生活の約半分を占める会社生活の中にも習慣性は根付いている。どのように して顧客との関係を築いていくのかを意識し、それが習慣になるとならないと では、長い間には大きな差が出てくる。 朝9時から9時30分の間にお客様を訪問する習慣がついている営業マンなら 顧客接触時間や訪問件数は大きく違ってくる。また電話が鳴ったら3回までには 受話器をとる習慣の職場では電話から聞こえる声の勢いやハリが違うだろう。挨 拶にしても然り。顧客には勿論、同僚同士でも明るい挨拶は気持のいいものだ。 このように日常のなんでもない積み重ねが積もり積もって体の体質になったり 会社の営業体質になったり社風になったりする。自社を健康体の企業にしたいと 考えるなら、バランスシートとにらめっこする前に従業員の仕事パターンはどう なっているのか観察した方がよっぽど有効だ。会社に現在商品として オンリーワンの売り物がなくても従業員がかもし出す 業界ナンバー1の笑顔や挨拶でも顧客は何かを感じてくれる。 自社を勢いのある組織集団に作り変えていくことは経営者の大きな責務だ。 『凡事徹底』という決して高度でない誰にでもできることを、皆が徹底すること で個人や組織の意識が変わり習慣となったとき、成果にあらわれる。 一朝一夕には個人も組織も変わらない。それを徹底し、組織習慣を作り上げる ことができるかどうか、すべて経営者の腕にかかっている。 【未来事業・マネジメントコンサルタント 廣澤耕一】 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃04┃経営相談 Q&A 『2期連続で赤字決算、資金繰りで頭が痛い・・・』 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Q 2期連続赤字で今期も昨年と同じ位の赤字を想定していますが資金繰りが かなり厳しくなっております。6期目の決算月を迎え、このままですと融 資が受けられないと思い友人の会社社長に相談した所、数字を少し手直し してみたらと言われました、そんな事可能なのでしょうか? A 手直した数字は専門家が見ればすぐわかりますし、もし融資を受けられた としても6ヶ月、1年先にまた資金不足になります。それよりもきちっと した数字を出し、経営上どこに欠陥があり赤字になるのか良く分析するこ と。一人で悩まず、この際思い切ってプロに相談してみては如何ですか、 会社運営にとって大事なポイントです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆お問い合わせ・お申し込み◆↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 小冊子 をご希望の方は必要事項をご記入の上、下記へお申し込みください。 1.会社名 2.役職・部署 3.お名前 4.ご住所 5.TEL 6.FAX ※件名に 「小冊子 希望」 と明記ください お申込はメールにて こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章 【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F 【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆 【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp ◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ |
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