e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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┃儲┃か┃る┃会┃社┃に┃   やろうぜ再建!破産夜逃げにならぬ為に!
┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┳━┳━┓   経営プロデューサーレポート
┃し┃よ┃う┃じ┃ゃ┃な┃い┃か┃!┃     2004.9.01wed vol.204
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◆今週のニュース◆------------------------------------------------------

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 前号のアンケート結果と、今号のアンケートが最後にあります。
 ぜひご協力ください。

◆目次◆----------------------------------------------------------------
 01:【経営者のための改革のヒント】 本当に大事なのは経営発展戦略計画
 02:【銀行を貸す気にさせるテクニック】  銀行からの保険勧誘への対応
 03:【コンサルの視点】          金メダリスト達に学ぶ
 04:【経営相談 Q&A】  返済の延滞は会社の融資に影響あるか
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┃01┃経営者のための改革のヒント 『本当に大事なのは経営発展戦略計画』
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 中小企業の少なくても7割は赤字会社。だから目下大事なことはいかに黒字
転換をさせ、一刻も早く経営の健全化をはかるということ。この活動を経営改革
という。

 このときにはまず経営改革計画に基づき、各種リストラを実行することによっ
てムダをなくして身を引き締めることが肝要だ。間違っても売上に頼って幻を
追うようなことをしてはいけない。したがってこのときに策定する改革計画は
中期的にも売上を増加するようなプランを立ててはいけない。売上は良くても
現状維持の計画にして、これでも利益が出る体質を築くことが前提となる。

 ただし、この経営改革期間も実際には1年で完了しなければならない。
したがって改革初年度は他のことに目もくれずにひたすらムダ排除だ。

     改革2年目はこれとは違う。
           経営改革から経営発展に転換することが大事
   
(ただし、所期目標を達成しない場合はまだ改革期間を卒業できない)。
経営の本来の目的は我が社を発展させ、経営ビジョンを実現させること。経営
改革はそのための一つの(欠かすことができない)プロセスに過ぎない。

 従って経営発展の計画書は“如何にわが社を成長させるか”が主体となる。
そのためにこれまでに努力をして築いた健全体質をしっかり維持しながら、業態
改革、営業改革、コスト改革を中心として成長する戦略を練ることだ。勿論それ
を推進するのは経営者と幹部・社員たちだ。皆が成長にチャレンジする人事政策
や社風改革も欠かせない。

 “経営改革戦略計画”が大事なように、“経営発展戦略計画”がこれから大事
になってくる。ここで頭の切り替えが不可欠となる。ただし発展期になっても、
あくまでも利益第一主義であることに変わりはない。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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┃02┃銀行員を貸す気にさせるテクニック 『銀行からの保険勧誘への対応』
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「先生、メイン銀行から年金保険に入るように言われているんだけど、どうしよ
う。」「今、運転資金を申し込んでいるんだけど、断るとまずいかなあ。」
現在、銀行で販売できる生命保険は年金に限られるが、2007年度を目処に全ての
保険商品の販売が解禁。特にアリコジャパンは都市銀行を中心に60行以上と提携
しているという。

顧客は銀行を信用して保険に加入するが、契約はあくまでも保険会社。しかし
この保険会社が曲者で、全ての保険代理店は銀行の系列、銀行退職者が集まった
会社となっている。多くの銀行においては、生命保険加入者獲得数を支店の業績
目標としている。その為に、

       銀行の支店担当者は保険獲得に向かって必死。

「加入して頂けないと、ちょっとまずいんですよ。」「融資にも多少影響がある
かもしれません。」銀行全体を考えれば、保険加入者を増やすことにより一件
当たり何円という風に手数料収入が見込め、また、保険代理店の経営がうまく
いくことにより代理店が退職者の受け皿となるという利点がある。支店にとって
見れば、業績評価の一項目であり必死に獲得に走る。

     そして最後に泣くのは、中小企業の経営者
            融資を盾に圧力販売を受けることとなる。

私 :「社長、もし入ることが可能なら入ればいいし、入れないのだったら
    はっきり断った方がいい。中途半端に銀行員をその気にさせるのは、
    一番いけない事だから。」
社長:「融資が出なかったら、困るんだけど。」
私 :「気にすることはない。銀行には、“今回協力は出来ないけど次回何か
    協力できることがあったら連絡下さい。今、一番必要なことは業績を
    伸ばすことだから、一生懸命頑張ります”といえば良いから。」

         【未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司】

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┃03┃【コンサルの視点】 『金メダリスト達に学ぶ』
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アテネオリンピックも幕を閉じた。日本が近来になく快調にメダルレースの上位
を占めた。心躍るオリンピックであった。

選手達は最初からその競技に強いということはなく、オリンピックに出場する
までには何回かのハードルを越えてきたはずだ。始めは学校の運動会で自信を
つけ、市町村の競技会に参加し次が府県単位、次いで地方ブロックの競技会
レベルであろうか。この初期段階で重要なことはオリンピックに出たいという
気持を持ち続けることと小さい競技会の中で1位となり勝ちを覚えていくこと。

粘り強く全国大会に参加できるレベルにたどりついたとしても本当の勝負はここ
からである。オリンピックに出場するには、全国でトップクラスになること。
さらに入賞やましてメダルを狙うとなるともう数段階難易度が上がってくる。

        競技者は漫然と練習しているわけではない。

必ず年間、月間、週間の練習メニューを事前につくり強化ポイントを意識し、
それにそって訓練していく。それを日誌に記録しコンディションを把握し日々
反省したり次にやるべきことを練ったりしていく。食事の中身や心理状況まで
記入し、練習だけでなくこうした日常の振り返りが重要だ。

        これを企業に置き換えて考えてみよう。

1.市場範囲を冷静に見つめる。
  わが社の現状は県大会出場レベルなのか地方ブロックレベルなのか、はた
  また創業間もない状況で運動靴をやっとそろえた市民運動会出場レベルか。

2.期間メニュー(利益計画・顧客開拓メニュー・商品開発計画等)を作成し
  記録が伸びるように努める。

3.自己分析を重ね、ある時は自分で自分を励まし、挫折から中断しないように
  していくこと。継続は力なり。

自らと戦う経営者は孤独なもの。苦しい時も従業員を励まして頑張ってもらう
立場だ。しかしそんな時会社としての数年後の目標がはっきりしており、経営
計画で道筋が計画されていると従業員と心を合わせ、やがて業界の金メダルを
獲得できるのだ。  

          【未来事業・マネジメントコンサルタント 廣澤耕一】
            
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┃04┃経営相談 Q&A 『返済の延滞は会社の融資に影響あるか?』
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 Q クレジットの返済を延滞してしまったのですが、会社の融資に影響は
   ありますか。

 A 影響が出てくる可能性はあります。現在4つの個人信用情報機関があり
   ます。延滞を始めるとこの4つの情報機関から全国銀行情報センターに
   連絡が行き、各銀行に連絡されることになります。個人に関する融資は
   当然として、会社の経営者についても銀行支店のコンピューターで調査
   することが出来ます。

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 だけでOKです。是非ご協力くださいますようお願い致します。
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□ 前回のアンケートの結果 □
【質問】年齢と性別をおしえてください
【結果】http://clickenquete.com/a/r.php?Q0000144Cb36a
 男:85%  女:15%
 20代:3% 30代:35% 40代:32% 50代:20% 60代:9% 70代:1%
 ご協力ありがとうございました!
 2003年5月のアンケートでは40代の読者がトップでしたが、今回は
 30代の読者がトップとなりました。
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□ 今回のアンケート □
【質問】あなたのご職業を教えてください

◆社長
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A1ab37
◆役員
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A2079e
◆管理職
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A3509f
◆事務職
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A49019
◆営業職
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A5f199
◆サービス職
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A66636
◆自営業
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A76943
◆主婦
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A80a61
◆学生
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254A95337
◆定年退職者
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254Aa17dd
◆無職
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254Ab7744
◆その他
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000081Q0000254Ac7ee4
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0000254Cea36

締切:2004年09月06日00時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】mailto:keiei@mirai-j.co.jp 【URL】http://www.mirai-j.co.jp
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