e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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◆  一年で儲かる会社にしようじゃないか
◆    やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…
◆      経営プロデューサーレポート VOL 199  2004.7.28.wed

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■■■今週のニュース■■■  〜メルマガ愛読者からの声〜

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とやる気が沸いてきます。これからも、手厳しくもためになるメルマガをお願い
いたします。              (鳥取市在住 石黒悦史様より)
   (ありがとうございました。皆様からのご意見をお待ちしております)

━━━【 改革編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ***景気が良くなってきた!? 今やらねばならぬこと***

 新聞等で景気が回復してきていると報道されている。確かに政府の発表する
経済指標は上昇傾向を示している。大企業が牽引していることに間違いないから
中小企業としてはなかなか実感としてつかみにくい状態にある。さらに業種や
地域によっても格差が出てきているだろう。

 私のクライアントもかなり市況に明るい見通しを持っている社長も多いから
手ごたえがこれまでと少しは違っていることは確かだろう。ただし公共事業に
関してはまだまだトンネルの先は見えない。

 少し経済環境が良くなるとすぐに「売上を増やす」ことを言い出す社長が
いる。チョッと待ってほしい。こんな時こそまず「利益重視」だ。景気が悪くて
受注がしづらい時は“少しくらい粗利が低くても稼動させるためにはしょうが
ない”と自分に言い聞かせながら受注してきた。

 環境が良くなる時は“仕事が選べる”時だ。これまでの低利の仕事を見直して
受注全体の新陳代謝をはかることができる。もう一度原価表を確認して低い方
から1/3くらいは入れ替える候補リストに入れておくことだ。新規受注のたび
に交代させることが会社全体の利益レベルを上昇させることになる。

 景気回復に同期させて売上規模を大きくしたのでは、低付加価値の仕事をその
まま引っ張ったのではいつまでたっても資金繰りと生産に追いまくられた毎日を
過ごすことになるのだ。     当然のことでしょ!

                  経営プロデューサー  吉岡 憲章

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━━━【 金融編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      *** 銀行員に貸す気にさせるテクニック ***

手形取引に関するもので「融通手形」がある。経営者ならば一度は聞いたことが
ある言葉。この融通という言葉、「あの人は融通がきかない」とか「融通がちっ
ともきかない会社だ」というように日常会話の中にちょくちょく出てくる言葉と
なっている。

この「融通」という言葉が「手形」の前につくと、商取引においても銀行との付
き合いにおいても、経営者として使ってはいけない「禁じ手」となってしまう。
禁じ手とはいえ、銀行に頭を下げず簡単に資金を生み出すことができる方法と
いうことも事実。旨くいっている間、という条件付きであるならばだが・・・

「融通手形」は二つの会社が、お互いに手形を振り出すことから始まる。お互い
手形を振り出すことのメリットは、どこにあるのか。お互いに商品を買ったり
売ったりしていれば相殺したり、差額を払ったりすれば済むもの。同じ金額の
手形を、それもほぼ同じ期日にして互いの振り出す意味は全くない。

そんなおかしいことを、なぜするのだろうか。それは受取った手形を銀行に持ち
込み「手形割引」をし、手形をお金に変えるためだけ。商品の移動がなく手形
だけの移動、そしてその手形は割引のためにだけ振出されたもの。これは手形を
振出した方から、受取る方にお金を貸すとのと同じ。

商品を買っていないのに手形を振出してしまったら、手形の期日がきたら自分の
口座にお金を入れ決裁しなければいけない。相手の資金繰りを助けるためにだけ
何でこんなに手数をかけることをするのだろうか。

振出した方も手形を決済しなければいけない。結局は相手から返してもらうこと
となる。そのために受取った方も振出してくれた方に手形を振出す。しかも期日
は、振出してもらった期日の直前。こういうように実際に商取引に伴なわない
手形割引のことを「融通手形」という。

期日に資金を用意出来なかったら共倒れ。最後は自殺者も出る始末。魔法は長く
は続かない。融通手形を発行するくらいならば会社を畳んでほしい。その方が
傷が小さく済むはずだから。

         未来事業・マネジメントコンサルタント  奥山 孝司

━━━【 コンサルの視点 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

            *** 前人未到 ***

2004年7月25日(日)、ロードレース(自転車)の最高峰「ツールド
フランス」が最終日を迎えた。23日間かけてフランスを1周するこのレース
は世界中に中継され約10億人が観戦している。

毎日の平均走行距離160キロ、高低差2600メートルの設定は「過酷」以外
の何物でもない。しかも全行程(20ステージ)を走り切らなければ、ゴールは
許されないのだ。今年はアメリカ人のランスアームストロングが前人未到の
6連覇を達成するかどうかが、最大の関心事となっていた。

ランスアームストロングといえば、ガンを克服したレーサーとして有名である。
マッチョだった肉体も、1年半のガン闘病生活で今やスリムな肉体へと変貌して
しまった。その彼が世界一を6度も連覇したのだから驚きをとうに通り越して
いる。

逆境を克服した人間はとても強くなることは知ってはいたが、ここまでとは
思いもしない。日本の中小企業も今の不況を克服し、スリムな体質へ変貌させ、
黒字6連覇を達成してみようではないか。決して不可能なことではない。
未来事業と一緒に“前人未踏”を目指して改革すればできるのだ。

          未来事業・アシスタントコンサルタント  島森 段

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【事業内容】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 著作
【FAX】  03-3367-8731
【MAIL】  mailto:keiei@mirai-j.co.jp
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