e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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◆  一年で儲かる会社にしようじゃないか
◆    やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…
◆      経営プロデューサーレポート VOL 195  2004.6.30.wed

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■■■今週のニュース■■■

       ★★★ 月刊誌に記事が載りました! ★★★
 東方通信社発行の月刊『コロンブス』63Pに「企業再生の達人たち」として
 未来事業(株)代表取締役の経営プロデューサー吉岡憲章が写真入りで紹介
 されております。
  テーマ: 小規模工場の経営危機を1年で再建!!
〜倒産予備軍からオンリーワン企業への変身〜

━━━【 改革編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        ***経営計画書作成後の目くらまし***

 経営改革計画書を作成し「さあ、これから実行だ!」と張り切って立て直しを
始める。社長の呼びかけに社員たちが呼応してすぐ成果が出てくることがある。
一方で金融機関からこの計画書を認められたために融資が受けられたり、たま
たま運良く大きな受注が決まったり・・・などタイミングよく追い風が吹いて
くることがある。お陰でほんの短期間の滑走で飛行機(会社)がふわりと離陸
することがある。

 すると社長は計画書を作っていたころの緊張感が失われ、こころは“極楽”へ
と飛んでいく。やろうと決めていた対策もまるで目くらましにでも会ったように
実行が伴わなくなってくる。しかし売上は増え、利益はでている。こうなると
社長には再建の決意が殆ど失せて、これまでの延長のような毎日が続く。

 このようなときの経営指標は、売り上げ 増、営業利益 増、売上総利益率
 横ばい、仕入比率 横ばい 人件費比率 低減。これが特徴だ。すなわち改革
をしないで売上だけ増加したときはこんな具合。見かけ上はとてもハッピー。

 したがって、追い風が去るととたんに再度赤字に転落する。これまでの何ヶ月
間かを改革の停滞があった分だけ前より悪化することになる。再度社長はあわて
ることになる。しかし前より経営体質自身は悪くなっているから、また白紙に
戻っての改革挑戦となる。まるでダイエットに何回も失敗する私のようで、その
都度重症へと追い込まれていくことになる。

 現在のように周囲の環境が良くなってくると受注増という追い風につながる。
こんなときこそわが社の経営改革をするのに絶好だ。少しくらい無理な改革だっ
て実行できるからだ。ぜひ景気好転という目くらましにだまされないように、
今こそ改革の断行をしてほしい。

                  経営プロデューサー  吉岡 憲章

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━━━【 金融編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       ***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

今まで一行取引だったが、今後の取引のことを考えると一行取引では不安だ。
業況も少しずつ回復してきており一行では割引枠をオーバーするかも知れない。
今取引を願っている銀行には、不満もなく取引を継続していきたい。しかし、
今後のことを考えると一行取引では一抹の不安がある。

どのようにしたら、新たな取引銀行を増やすことができるだろうか。この企業は
決算書上、債務超過。今期、期間利益は確保することができる。売上も増加して
きており、そのために受取手形が増加、割引枠も既存行ではオーバーしている
のが現状。

しかし新たな銀行と融資取引を開始するには、いくつものハードルを越えなくて
はならない。大きなハードルの一つは今まで一行取引で来たために、他行には
普通預金口座があるくらいで、ほとんど取引はないに等しい。このような取引を
している銀行に割引をお願いしますと訪問しても、銀行から言わせれば、なんで
来たんだと胡散臭い目で見られるのが落ち。

新たな融資先銀行を見つけるための一番の方法は“紹介”を受けることだろう。
銀行としては新たな融資先を増やさないことには、企業として成り立っていか
ない。常に新しい顧客開拓には力を注いでいる。但し、顧客自ら銀行にお金を
貸して下さいと言って行くのは駄目。銀行から自分に会社に来てもらうように
しなければいけない。

紹介を受ける先としては顧問税理士や、新規に融資を受けようとしている銀行の
取引先が一番良い。銀行としては、変な先は紹介してこないだろうと思っている
筈。多少決算書が悪くても、会社の状態を第3者である税理士や自店融資先企業
から聞くことにより払拭することができる。

当然銀行には、事業の姿や特徴を十分に話すことが必要。そのうえで、事業に
対する熱意や経営方針を、理解してもらわなければならない。そうすれば、始め
から長期資金融資とはいかないまでも、銘柄を限定した手形割引(紹介を受けた
自店融資先の手形)からスタートすることは可能だ。そして販売先からの受取る
振込金口座を変更するなどして、少しずつ実績を積んでいけば良い。

このように複数の銀行と付き合ってもメイン銀行との関係は一番にして、他の
銀行との格差をつけておく必要はある。メイン銀行とは、「太く長い取引」が
重要なのだ。

          未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司

━━━【 コンサルの視点 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

***100円ショップはなぜ安い***

100円ショップがにぎわっている。商品も、化粧品、衣料、文房具、台所
用品・・・と実に豊富に揃っている。最近では生鮮食品までも扱う100円
ショップが現れ、日常の生活用品に事欠かない。

この活況ある100円ショップの中でも大手の売上は2812億円と大変な実績
を上げている。5年前に比べると実に5.8倍の勢いだ。店舗数は国内、海外
合わせなんと2400店舗、1店あたりの年間売上は約1.2億円で、120万
個の商品を売っていることになる。

なぜ100円で売れるのか、調べてみた。タオルは中国製、ボールペンの原価
などは人件費の安いベトナムで1本10円位。すると粗利は「100−10」で
90円。運送費などの諸経費を差し引いても、1個当たりの利益は大きい。

安くするためには、
     1.現金仕入による
     2.大量注文でスーパーへの納入価格より低い
     3.中には自社製造して生産コストをおさえているところもある

運賃についても運送会社に正規の料金で依頼することは避けて、引越会社や水産
会社のトラックが荷物を運んだ帰りのカラのトラックに頼んで、通常の4分の1
程度の料金で運んでもらう。このようにきめ細かく気を配っているからこそ成り
立つ商売といえる。

100円ショップのような販売業では仕入れ原価ですべてが決まってしまう。
多く売るためによりよいものをより安く仕入れることが、購買部門の腕のみせ
どころとなる。
          未来事業・マネジメントコンサルタント 石黒 和男

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
【事業内容】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 著作
【FAX】  03-3367-8731
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