e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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◆  一年で儲かる会社にしようじゃないか
◆    やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…
◆      経営プロデューサーレポート VOL 192  2004.6.9.wed

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━━━【 改革編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       *** “まじめ、まじめ・・・?!” ***

 昨年だったろうか。テレビやラジオから“まじめ、まじめ・・・”という
大手自動車会社のスポットコマーシャルが一斉に流れた。リコール隠しで今を
ときめく(?)某大手自動車メーカーのものだった。当時もリコール隠しがばれ
て大問題になったときに“今はまじめにやっています”とのメッセージだ。

 私はそれを聞いたとたんにものすごく不愉快になった。“まじめかどうかは
世の中が評価するもの。自分で主張するのはそれだけまじめじゃないからだ”、
“こんなことを言っているようではまだ他にも出てくるぞ”と周囲にもらした。
その後このコマーシャルが聞こえ始めるとすぐに耳をふさいだりチャンネルを
回したことを覚えている。

 この会社の誰がこんなコマーシャルを考えたかは知らないが、少なくとも
“このコマーシャルを良し”とした社長や会社の風土が鼻持ちならない。それ
こそ本当にまじめな社長、会社なら逆立ちしたってこんな馬鹿なコマーシャル
は作らない。

 やはり予想の通り前代未聞のクレーム隠しや人身事故にまで発展していった。
毎日のように報道する隠蔽体質がうなずける。いまや、伝統のある超有名な
ブランドが“恥ずかしさ”の象徴となり、存続すら危ぶまれている。

“自分はまじめに一生懸命仕事をしている”と主張している中小企業の経営者
もいる。特に厳しい経営に追い込まれている社長に多い。その積もりなのは結構
だが、評価するのは顧客であり、取引先であり社員たちだ。

“本当にまじめな社長”はひたすら黙々と経営をし、周囲の意見や提言も素直
に頷く。これこそ改革や発展の原点だと思う。

                   経営プロデューサー  吉岡 憲章

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━━━【 金融編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       ***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

最近リスケの相談が多くなってきた。正式には借入金のリスケジュール申請と
いうが依頼する場合は、かなり難易度の高い依頼だと言うことを覚悟しておいて
欲しい。

銀行では融資をする場合、申込ごと一件一件融資審査し可否を決めている。その
結果応諾された融資に対してリスケの申請がなされ認めるということになると、
審査が充分にされていなかったことになってしまう。そのためリスケは銀行に
とって、絶対に認めてはならない行為となっている。本来、約定に基づいて銀行
に返済するのが当たり前であり、また一度リスケを申請したら、同じ銀行からは
新たな融資を受けることは不可能であることを肝に銘じておくことが必要だ。

リスケには二つの種類がある。一つは借換と言い、何本かある借入金を一本化
して返済額の軽減を行なう。もう一つは借換より難易度の高い、返済額の軽減
据置である。

いずれにしても、事業計画書の作成及び資金繰り表の作成が必要となる。事業
計画書においては、リスケをしたことにより将来業況が回復していくという計画
が必要。また資金繰り表においては、リスケ前とリスケ後を作成し具体的効果を
認識させることが必要となってくる。

当然、リスケを申請する前にやっておくことがある。役員報酬の削減は当然なが
ら、不動産・ゴルフ会員権・不要な車の処分は必要。なんの経営努力もせずに、
リスケをして返済額を減らせという虫の良い話は通らない。自分たちはこれだけ
の努力をしているのだ、ということを伝える必要がある。

リスケの交渉は事業計画書、資金繰り表を基に進めることとなる。複数の銀行と
取引がある場合、融資残高が多いところ(メインバンク)から行なう必要があ
る。メインバンクにはメインバンクなりの自負というものがあり、それ以外の
銀行はメインの動向や他行の動向をみるという風土がある。銀行間のかけ引きに
時間がかかり申し込む場合は余裕を持たなければいけない。

リスケを申請する場合、同時に向こう一年間の運転資金の申し込みをしておくと
良い。かなり難しい申し出となるが、リスケ後は新規融資を受けることは困難で
あるから当面の資金手当という意味合いから、とりあえずお願いしてみる必要が
ある。

           未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司

━━━【 コンサルの視点 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

            *** 感動レポート ***

野球も巨人もそれほど好きではなかった私ですが先日、清原2000本安打の
瞬間、その試合会場に居合わせることになりました。大の巨人好き、清原好き、
の主人に連れられて行った試合が、たまたまメモリアルゲームとなったのです。

普段あまり野球は見ないのですが、久しぶりの野球観戦ということもあり、その
何日か前からプロ野球ニュースをチェックし始めました。
すると、「清原2000本まであと5本!」とのこと。
2000本といえば、先月イチローが日本最年少となる30歳で達成したニュー
スがありました。とにかく2000本とはすごいことなのだろう・・・

試合が近づくにつれ、あと4本、3本、「もしかして生で見れるかも」そして
前日にはあと1本!「これは明日神宮で見れるに違いない」という状況で出かけ
た試合観戦でした。
事前情報そして会場の熱気、盛り上がらないはずはなく、ファンが見守るその
第一打席で、早くも彼は期待に応えてくれました。すごい。彼のスター性なので
しょうか。よく分からないながらも震えました。久しぶりに覚えた感動に、そう
いえば最近何で感動しただろうかとふと考えました。

ここに「gooリサーチ」による「感動に関するアンケート」結果があります。
 ◆感動ビジネス市場規模は5兆円
  もっと感動するために意識的に行っていることがある 38.6%
  中高年ほど割合が高くなり、60代では 57.6%
  一月にそのために使う金額平均1万1,400円
 ◆感動ビジネスの主要層は 50・60代
  感動を探すために使う金額は年齢とともに上昇していて、
  10代 3,900円に対し、60代では 1万6,700円
  感動頻度は年齢とともに減っていて、「1ヶ月に1回以上感動する」割合は
  10代 50.9%、60代 33.9% となっている。

年齢とともに、感動する割合が減ってくることも寂しいですが、意識的に感動を
探している人の多さに驚きました。それだけ感動に飢えているということでしょ
うか。感動を与える立場の人が、感動に飢えていることはないだろうか。人に
感動を与えるには、自分自身が感動する「こころ」を知っていなくては・・・。
せっかくのこれだけ感動の需要がある、ではどうするか。日常の気づきや身近な
人への配慮や感謝を大事にすることがお客様に「こころ」を伝える第一歩。
そしてそれは大きな結果へと繋がっていくはずです。
久しぶりに感動しているような私はまだまだですが・・・。

          未来事業・アシスタントコンサルタント  大居 閲子

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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