e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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◆      一年で儲かる会社にしようじゃないか
◆        やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…
◆          経営プロデューサーレポート VOL 189  2004.5.19.wed

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━━━【 改革編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*** 経営改革は社風の改革 ***

 “経営改革が成功するための最大のポイントは?”と尋ねられると、私は間髪を入
れずに“社長のこころ次第!”と答える。会社の経営を厳しくしたのも、発展させた
のもすべて社長のこころの結果に過ぎない。

 社長のこころは会社の風土(社風)を生み出す源となる。利益に厳しい社長のもと
ではそのような雰囲気ができる。何ごともいい加減な社長なら“いい加減な社風”が
できる。社員が計画を達成しなくても問題にもならない。といって素晴らしい結果を
出したのに褒められることもない。

 こんな会社の風土の中では、社長が何かをやろうと思っても誰も真剣に取り組まな
いどころか“社長がまた何か言っているぞ”程度。これでは烏合の衆にすぎない。

 経営改革を本気で進めるとほんの数ヶ月で目に見える成果が出てくる。しかし中に
は殆ど変わらないで相変わらず改革の入り口に留まっている会社もある。その理由は
ただひとつ。社風という抵抗勢力に改革を妨げられているからだ。

 経営者が改革を断行する第一歩は居心地のよい、ぬるま湯にいつまでも浸かってい
られるような社風を一掃すること。全社員が計画と進捗をいつもぴりぴりと絶えず注
目しているような風土を作ることが肝要だ。

経営改革は社風の改革と言っても過言ではない。

                    経営プロデューサー  吉岡 憲章

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━━━【 金融編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       ***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

分割返済となっている融資の返済方法を変更して、組みなおすことをリスケと呼
んでいる。正式にはリスケジュールと呼ぶ。最近の経済誌などを見ているとよく
登場し,はやり言葉になっている。

このリスケを、非常に安易に考えている経営者が多い。返済ができなくなったら、
直ぐに銀行に申請しよう。経営が苦しくなったら、申請するのが当然だと思って
いる経営者が多いのではないだろうか。

銀行は、一度リスケを申請されるとその企業を警戒するようになる。業績が悪化
していると判断する。リスケは一度行なってしまうと、銀行からの融資は今後受
けられないと、覚悟しなければならない。最終手段とすべきだ。

しかし、今後、企業を存続させていくためには、どうしてもリスケを要請しなけ
ればいけない事態も生じてくる。実際に借入返済ができる範囲はあくまで、
償却前利益(=減価償却費+税引き後当期利益)まで。

このことを頭にいれて、リスケを行なう目安を考えてみたい。

1.償却前利益と返済額との比較をする。例えば、償却前利益が一年で100万し
かないのに毎月の返済が100万もあったら、返済が続くはずがない。

2.赤字と債務超過について 運転資金として手形貸付で借りていて、返済・借入
を繰返している場合1年目で赤字が出たら、今の借入が限度。2年続けて赤字
でそれに加えて債務超過になったら追加融資は当然受けられず貸し剥しにあう。

3.折り返し融資の金額を、段々減額されていく。

4.預金残と毎月の返済額の関係 預金残高が毎月の返済額の3ヶ月もない。

1〜4で一つでも該当する項目があったら、企業を存続させる方策としてのリス
ケを検討することだ。

しかしリスケ交渉のときには、必ずお詫びの気持ちを示す必要がある。融資は企
業と銀行との契約、その契約がどんな理由であれ守られなくなるということは、
企業に非があると考えられる。返せないから仕方がないんだと開き直ったり、貸
した銀行が悪いんだと言う経営者がいる。これでは銀行との関係がこじれてしま
う。そうなるとリスケの要請を断られたり、一度でも返済を延滞すれば銀行は回
収に走る。例え銀行が悪かったとしても、まずはお詫びの気持ちを表せば必ず銀
行は企業を再建・支援するためのリスケを考える。

           未来事業・マネジメントコンサルタント  奥山 孝司
                                      
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━━━【 コンサルの視点 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

***コスト意識を常にもとう***

近所の土地を借りて家庭菜園をしている友人とばったりあった。いまナスの苗を植え
てきたところだという。しかし話題が世の中の景気の話になると彼は、コストを考え
るとスーパーで買うナスと値段はトントンぐらいになってしまうと、嘆き始めた。

いったい、どのくらいのコストがかかっているのか、と聞いてみると、計算したこと
がないという。そこでいろいろ聞いてみるとナスの苗が一つ100円で10本、肥料
代が2,000円、添木が一本50円、土地の賃借料が月1,000円で、苗を植え
てから2ヶ月半で約100個のナスが収穫できるという。

彼の手間暇を除いて2ヶ月半にかかった費用が6,000円、それを100で割ると
1個あたりのナスの値段は60円となる。今近所のスーパーで熊本産のナスが3個入
り198円で売られている。彼のコスト感覚にそう大きな違いはなかった。

しかし嘆く彼に、私は「自前で作れば、新鮮(品質)で、しかも朝の採りたてのもの
が、直ぐに(納期)食べられるからこれからいいね」と言ったら、「そうなんだ、売っ
ているものと比べるとぜんぜん違うよ」とニッコリして軽やかにペダルを踏んで行っ
た。このように、コストは会社だけでなく、個人の生活にも常に発生している。

しかしコスト意識、コスト感覚は一朝一夕にして身につくものではない。コスト意識
を高めるには、継続的な努力が必要になる。いきなりコストダウンを、と言われても
コスト意識がなければ、いい結果は期待できないからだ。

コスト感覚を磨くコツは、上述のナスの話のように原価に関心を持つことから始まる。
次に原価の中身を知ることだ。この部品は仕入れでいくら、自分の人件費は一時間当
たりいくら、外注業者に委託しているサブアッセンブリ品の加工費はどのくらいか、
など身の回りのものの原価を知っておくことが大事だ。

コストダウンを実践するにあたって一番大切なことは、こういったコスト意識を持つ
ことが先決だ。そして、コストの中身や相場を知って、さらにコストダウンをするん
だ、という強い意欲もつことが大切なこととなる。

           未来事業・マネジメントコンサルタント  石黒 和男

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