e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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◆      一年で儲かる会社にしようじゃないか
◆        やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…
◆          経営プロデューサーレポート VOL 187  2004.4.28.wed

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━━━【 改革編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<改革編>
*** 社長は巣から出よ ***

◆社長の日ごろの仕事振りを覗いてみたい。誰よりも早く出社して(中には本当の重
役出勤を実行している社長もいるが)机の上の決済資料や報告書類を確認する。(と
いうと格好がよいが殆どはDMとか電話メモ程度・・・)

◆やがて、社員たちが顔を出す。幹部社員からの報告や社内ミーティングを行う。
テーマは“どうやって売上を目標に達成させるか”。しかしなかなかよい対策案がで
てこない。結論が出ないままミーティングは解散する。

◆製造現場を覗いてみると作業員が休んだためか生産が停滞している。“これでは今
日の出荷が遅れて、お客からまた文句がくる”と思い、生産をあおるためにラインに
入る。チョイの間と思って作業に入ってみたがこれではいつまでたってもラインから
抜けることができない。現場改善の必要性を痛感したが作業に追われているうちにや
がて一日が終わる。

◆好むと好まないとにかかわらずこんな毎日を過ごす社長が多い。やがてこのような
毎日が普通になってくる。こうなるともう外に出てお客と会って営業をしたり、次の
商品を考えるようなことはしなくなってくる。たまに遅れた出荷品を届けに客先に行
くことがあるが、その時は運転手・配送員程度の感覚しかない。だから先方のキーマ
ンに会うこともせずに受領印を貰って一目散に帰社する。

◆このような社長を私は“穴熊社長”と呼ぶ。自分の巣(会社)に閉じこもってしま
う社長のことだ。“人がいない、仕事が間に合わない、任せられる幹部がいない”と
100の理屈を並べるが、所詮“楽だから”の一言に尽きる。

◆一方、逆に外にいつもふらっと出かける社長がいる。しかしどこといって目的があ
るわけではない。行く先は自分の付き合っている経営者仲間・業界仲間や旧友達。既
存客へ挨拶やフォローに行くわけではない。ましてや新規先の開拓に行くこともない。
面識のない、または薄い人と会うのは何かしら気が重く苦痛に感じるから。これまた
“精神的な穴熊社長”と呼ぶ。心はいつも自分の巣から一歩も出ようとしないから。

◆こんな毎日を繰り返していたのでは売上を達成させるアイデアなどは出るわけは
ない。新しい客を開拓することなどは夢のまた夢。社長が穴熊なら社員たちも“右に
ならえ”とばかりにやすきにつくことになる。これで会社の衰退は決まった。

◆社長は少なくても週の半分以上は外に出て客を訪問してほしい。勿論“営業戦略を
頭の中に叩き込んで”ということは言うまでもない。

                    経営プロデューサー  吉岡 憲章

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━━━【 金融編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

銀行員との会話が不得意な経営者がいる。中小企業の経営者は、たとえ貸し剥し・貸
し渋りを受けたとしても銀行との関係はできる限り良好に保ちたいと思っている。そ
してあわよくば、なんとか昔のような良好な関係に戻りたいと思っているので、そん
な思いが銀行員との会話のなかに出てきてしまうのだ。

銀行員とのやり取りにおいては経営者自身が口にする言葉に注意を払わなければい
けない。銀行員は経営者の言葉尻をとらえることは天下一品であり、自分の都合の良
いほうに解釈し、話を持っていく。決して情に訴えるような甘い言葉を銀行員との会
話のなかに挟んではいけない。

「そんなにいじめないで下さい」「そのようなことはいわないで下さい」「長い付き合
いではありませんか」など情に訴えても、泣いても、決して貸し剥しの手を緩めるこ
とはない。逆に「社長は今動揺している、もう一押しだ」と考えている。

銀行から金利の引き上げや追加担保の要求には、非常にプレッシャーを感じることが
多い。そしてどうしても断ることができず、「考えてみます」「検討します」と言って
しまいがちである。社長としては断るつもりでいるが、すぐに断ると銀行に悪いから
あとで断るつもりでいるのだが、銀行はここをついてくる。「社長、考えると言った
じゃないですか」「いつ検討して返事をくれるのですか」・・・銀行に対して決してあ
いまいな表現での回答をしてはいけない。「無理です」「出来ません」とはっきり言い、
決して付け入るすきを与えてはいけない。

銀行員に対して遠慮はいらない。断るべきははっきり断り、意見をきちんと言うべき
だ。銀行との関係は情を捨て、ビジネスライクに物事を進めて丁度良い位なのだ。経
営者は何も悪いことをしているわけではない。銀行との約束を、きちんと果たしてい
るはず。むしろ銀行が、好き勝手に条件を変えようとしている。経営者が正しいのだ
から、自信を持ってビジネスライクにいくべきだ。

未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司

━━━【 コンサルの視点 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

***成長エネルギー***

電力会社に新エネルギーで起こした電気の利用を義務付ける「新エネルギー等電気利
用法」の施行から一年が経過した。私は大学で風力エネルギーを専攻にしていたこと
もあり、風車には大変興味があり考えただけでも心が弾む。風のような自然のエネル
ギーは無限であり、尽きることはない。風車を設備することにより半永久的な機関が
できる。まさに夢のエネルギー。

そういえば、人間も自然のエネルギーなのだと思う。必要な燃料を注げば、死ぬまで
動きつづける半永久的な機関ではないか。しかも、動きつづけていくとさらに成長し、
稼働効率をあげていく。

新エネルギーと人間とくれば連想するのは新入社員。すでに皆様の会社にも新入社員
が入社して1ヶ月が経過していると思う。新しいエネルギーはいかがだろうか?そろ
そろ会社に慣れ始め、遅刻が増える時期かとも考えられる。まだまだ、失敗も多く一
人前のエネルギーは出せないが、喜怒哀楽を繰り返し、上司や先輩が教えれば教える
だけどんどん成長していくことになると思う。

新エネルギーはまだまだ未熟で安定したエネルギーが出せないが、将来性があるとい
う点では自然も人間も変わりはないのであろう。

          未来事業・アシスタントコンサルタント   島森 段

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  【発行者】  未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
  【本 社】   東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
  【事業内容】  経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 著作
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