e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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◆      一年で儲かる会社にしようじゃないか
◆        やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…
◆          経営プロデューサーレポート VOL 184  2004.4.7.wed

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━━━【 改革編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

          ***下駄をはいた売上目標***

◆売上高をどれだけにするか。この設定の仕方がその後の会社の運命を大きく左右
 することになる。単に売上目標をつり上げればよいというものではない。逆にどう
 やっても達成できるような数字では社員たちが挑戦する意欲すら出ない。

◆ある中小企業の社長が“会社としては絶対に10億円売上をあげたい。しかしウチ
 の社員たちはこれまで私が指示した目標に満足に達成したことがない。だから目標
 を12億円と言おう”とつぶやいた。そして社員たちを前にして“今期は12億円を
 売上目標とする。達成するように頑張ってほしい”と指示した。

◆一方、それを聞いた社員たちは心の中で“またいつもの社長の癖が出たな。前期も
 10億といって8.5億円しか売れなかったのに、今期もまたまた下駄をはいた目標
 をだしたな”と思いながらも、社長の手前“いや”とも言えず何となくうなずいた。

◆この会社は当期が終わってみれば9億円、やはり12億円はおろか10億にも届か
 ない結果となった。こうやって多くの中小企業は社長の狙いとする売上高がいつも
 達成できないことになる。こんなことを続けると下駄をはいた売上目標自体を誰も
 注目すらしなくなる。

◆こんな時次のような展開をすればよい。

 1.前期10億円目標に対して8.5億に終わった要因は何であったのだろうか。
   たとえば品目ごとに作成した売上計画に対して実績を比較してみる。
   同様に顧客ごとにも、地域ごとも、営業マンごとにも計画と実績の差異を
   みればすぐに焦点が絞れる。これを未達要因という。
 2.この未達要因を克服するための具体的な対策を検討する。
   これに基づいて営業戦略計画を作成する

◆これによって10億円を売り上げる体制が準備されることになる。社長はこの上
 にさらに下駄をはいた目標を立てることはない。もしリスクヘッジのためにどうし
 ても上乗せをしたいからといって数字だけ積上げするのではまったく意味をなさ
 ない。前段と同様に積上げ分を確実なものとするための施策を具体的に立てること
 が必要だ。ただしこの積上げ分の施策で設備投資をともなうような施策はこの段階
 では避けた方がよい。このように言葉だけの目標数字などは現実には全く意味が
 ないから下駄をはいた目標数字などはやめるに越したことはない。

                  経営プロデューサー  吉岡 憲章

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━━━【 金融編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

今回は融資銀行と預金取引銀行をうまく使い分けることの必要性について述べてみ
たい。現在の金融情勢のもとでは、いつ取引銀行が破綻して消滅するかも知れず、ま
た金融再編で生き残ったとしても、合併などによる取引銀行の力関係により不利益を
被る可能性も否定できない。対応を誤れば、企業の存続に重大な不利益をもたらすこ
とになる。

企業経営は、一瞬の停滞も許されない。そこで銀行の変化に対応して企業経営の保全
を保つためには、融資銀行と預金取引銀行を使い分けることが必要となってくる。

融資銀行が破綻したとき、あるいは自分の経営している会社の経営が苦しくなったと
きなどに、会社名義の預金や経営者名義の預金を払い出しして運転資金に当てようと
する。しかし銀行が簡単に払い出しに応じてくれないのが現状。銀行は担保定期預金
は当然のこと、流動性預金,社長・家族名義の預金まで拘束できるシステムを組んで
いる。

会社名義、役員名義・家族名義の預金全てに特定のコード設定(払出注意)を行い、
払出できないようになっている。そしていざ回収となれば銀行取引約定書をたてに、
一方的な相殺が行なわれることになる。

銀行取引使い分けのメリットは2つある。一つは預金拘束への対処が可能であるとい
うこと。事業は水物であり、いつ不測の事態が発生するかも知れない。そのときに対
処するには自由になる資金が必要になってくる。次の理由としては、いつ豹変するか
も知れない銀行に対して過去の実績にすがって取引維持を期待することは無謀であ
ると考えられる。その意味では預金取引銀行を早めに選択して、取引実績を積むこと
は取引存続の選択肢を広げることにメリットになる。

ただし銀行取引使い分けの際、注意しなければいけないことがある。融資取引銀行に
取引内容を極力知らせないこと、特に決算時の処理には工夫が必要。基本的には、定
期性預金は避け流動性預金を中心とした取引とすべき。しかし今後の取引を考え固定
性預金が必要な場合は経営者関連の個人名義で調節すべきだ。

未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司

━━━【 管理栄養士のちょっと一言 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       *** 心の病は早めの対処が必要!! ***

4月に入り、ようやく春めいてきた今日この頃である。しかし、桜満開の小道をある
いても、仕事のことで不安になる。夜も眠れず、動悸やめまいの症状に悩まされる…

そう、失業率は依然5%近くのままであり、社内リストラといわれる「企業内失業者」
を抱え頭を悩ましている経営者の方も多いであろう。こうした悩みやストレスが心身
障害を引き起こし、果ては自殺へと導いてしまっている。これが現代社会の悲しい背
景なのだ。

自殺者は、警察統計資料によると、02年度が3万2143人で、98年度に3万人
を超えて以来、5年連続で3万人を超えている。理由は「経済、生活」「勤務」「家庭」「健
康」などが多い。が、その4分の1は50歳代の男性である。働き盛りを襲うストレ
スの大きさがこの結果。

その原因の代表例が「うつ病」。うつ病はストレスに弱い人がなるものだと思われがち
だが、誰もがなる可能性のある脳の病気ということを忘れないでいただきたい。むし
ろ、バリバリと仕事をこなし、人あたりもよく、まじめに仕事をこなしてきた人がな
りやすい傾向にあるということが調査の結果分かった。

予防としては、周囲がいち早くうつ病に気づき受診することが大切。週末は家族とゆ
ったりと食事をし、じっくりと話をする。そんな何気ないことが、仕事のストレスを
和らげてくれることだと私は考える。

                    未来事業・管理栄養士 吉岡 美保

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  【発行者】  未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
  【本 社】   東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
  【事業内容】  経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 著作
  【FAX】  03-3367-8731
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