e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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◆      一年で儲かる会社にしようじゃないか
◆        やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…
◆          経営プロデューサーレポート VOL 182

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━━━【 改革編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        *** 営業マンの目標は売上高ではない ***

◆ほぼ9割の人は“営業マンの目標は?”と聞かれて当たり前のように“営業マンの
 目標は売上高に決まっているじゃないか!”と答える。本当だろうか。

◆私は営業マンの目標は“粗利益”であり、“限界利益”だと思う。粗利益か限界利
 益にするかは、会社の計数管理のあり方によるので会社のレベルによって異なる
 から一概には言えない。

◆会社の目標も売上高ではなく経常利益であり営業利益などの利益であることは言
 うまでもない。しかし売上至上主義の社長は営業マンに対して当然のように
 “売上高”でせまる。

◆会社が売上高を第一にした経営をするとその先に待っているものは“リスク”であ
 り“破綻”である。利益を第一にした経営をすればその先は“繁栄”につながる。
 それなのに懲りない社長はまだ心の中では“売上第一”を願っている。

◆このような経営者の心を反映した結果、営業マンの第一目標は“売上高”として誰
 も疑わないこととなる。この瞬間から“安売り”が待っている、“返品率”が
 あがる、“売掛金の未回収”が始まる。

◆営業マンの目標を“粗利益”に設定したとたん、営業マンは粗利益の大きい商品の
 販売や受注活動を始める。それにつれて社内の原価管理は厳しくなる。いい加減な
 原価管理状態では商品ごとの粗利益すら設定できないからだ。売上高なんていうも
 のはどうでもいいこと。少しでも経営が分かった人ならこのことはよく分かることだろう。

◆利益はいくら追い求めても求めすぎということはない。ただし利益がほしくて無理
 やり売価を上げるというようなことは別次元のおろかな話。経営者も営業マンも
 製造マンも設計者もすべてが粗利益をわが目標として追及する。このような社風
 を築くことが大事であろう。
                     経営プロデューサー  吉岡 憲章

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━━━【 金融編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     *** 銀行員を貸す気にさせるテクニック ***

多くの企業が、3月決算を迎えどういうかたちで決算書を作り上げるか、頭を悩ませ
ているのではないだろうか。銀行に対してどのように報告するのか、どのような形で
決算書を作成し報告したら貸し渋りや貸し剥しから逃れることができるのか、そして
あわよくば借入能力を増やすにはどうしたら良いのか・・・。

これまで申しあげてきたように、借入金を返済する原資は税引き後利益+減価償却だ。
そのため本業で利益をあげることが必要になってくる。銀行からの貸し渋りや貸し剥
しから逃れ借入能力を増やすには営業利益(経常)をあげさえすればいい。企業の存
続意義からも営業利益を出すことが一番であることには間違いない。

反対に決算書上において、是非避けておきたいのが債務超過である。債務超過とは資
産より負債が多い状態のこと。債務超過となると、貸借対照表の「資本の部」の合計
がマイナスとなる。こういう状態になると、借入金の増額どころか貸し渋り、貸し剥
しの対象となることを覚悟すべきだ。

債務超過の解消には増資するのが手っ取り早いが、そう簡単には資金をつくることは
できない。即時解消を狙うならば、代表者や役員親族が会社に貸し付けている役員貸
付金等を資本金に振り替える方法がある。一般の増資とは違いこの方法は現金を用意
することなく増資することが可能である。

そんなことをやっても銀行は気付いて逆効果になるのではと心配する経営者がいるか
もしれない。心配はご無用。銀行はあくまで形式主義であり結果として債務超過にな
っていなければ良いのだ。むしろ代表者はじめ役員が会社のために私財を投げ打ち会
社再建に努めていると,好印象にうつる。銀行も債務超過になることを防ぐために資
金を借りている保険会社などに依頼して同様なかたちで資本の増強に努めているのだ
から。

決算書を全く見ない経営者がいる。税理士から決算書を単に受け取るのではなくきち
んと説明を受け期間利益が出ているのか、累積赤字はないのか、債務超過になってい
ないのか確認をしていただきたい。確認をすることは経営者の最低の役目なのだ。

             未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司

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━━━【 コンサルの視点 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 **公認会計士による経営者のための実践的・会計講座(第3回)**
     キャッシュフロー計算書とは − 資金繰り表との関係

「キャッシュフロー計算書」 最近新聞紙上などでよく見かける用語です。
株式を公開している会社では、B/S(貸借対照表)・P/L(損益計算書)に次
ぐ「第3の財務諸表」として作成が義務づけられています。

本題であるキャッシュフロー計算書をご説明する前に読者の皆様も聞かれたこと
がある有名な経営格言を1つ。
「勘定合って銭足らず」

この格言は「会社は資金=お金が足らなければ利益は絵に画いた餅、最悪は倒産
してしまう、何よりも資金を確保することが経営上重要である」ことを伝えている
ものです。月末近くになると「資金繰り(予定)表とにらめっこ」という状況は、
まさにこの格言が活きていることを示しているからでしょう。

さて、皆様の会社では資金繰り(予定)表をどのような形式で作成していますか。

                ○○社○月資金繰り(予定)表
                ×日      ×日      ×日
    前日資金残高      50      75
    売掛金回収      100      50
    買掛金支払       70      55     (省略)
    経費支払         5      20
    銀行返済         0      60
    銀行借入         0      20
    当日資金残高      75      10

細部は各々の会社により異なるでしょうが、収入(お金の入り、上記でいえば売
掛金回収、銀行借入)から支出(お金の出、上記でいえば買掛金支払、経費支払、
借入金返済)を差し引き、手許資金(現金と預金の合計)残高を計算するという
上記のような形式が一般的でしょう。 

いよいよ本題ですが、キャッシュフロー計算書の「キャッシュフロー」とは収入
(キャッシュ・イン)および支出(キャッシュ・アウト)つまり「収支」という
意味で使われる用語なのです。
つまり「キャッシュフロー計算書」は大筋では「資金繰り表」であるといい得る
のです。(但し、皆様がにらめっこしている資金繰り表は「予定」であり、キャッ
シュフロー計算書は「実績」であるという差があるのですが)

次回は、資金繰り表とよく似ていることが分かった「キャッシュフロー計算書の
構造」「キャッシュフロー計算書の会社経営への活用方法」につきお話ししたいと
考えております。

          未来事業・コンサルタント   公認会計士 西山太郎

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  【発行者】  未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
  【本 社】   東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
  【事業内容】  経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 著作
  【FAX】  03-3367-8731
  【MAIL】 mailto:keiei@mirai-j.co.jp  【URL】 http://www.mirai-j.co.jp

   コンサルタント(相談役)にとどまらず
     会社経営を演出し 生まれ変わらせる 『プロデュース』 が使命!
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