e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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『『『『   一年で儲かる会社にしようじゃないか  』』』

“やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…” 

          経営プロデューサーレポート VOL 178

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<改革編>

         ***「経営改革」を集約すると***

◆経営改革を進めるにあたって、経営者は一体何をどうやろうかということを悩む。
あれもやりたい、これもやらねばならぬ・・・。改革の専門書を読めばやはりやるこ
とが一杯あることだけは分かる。しかし何が本当のポイントなのか分からない。

◆中小企業には「金はない、人はいない、時間はない」の“3ない”が宿命である。
経営改革のポイントを把握してそれに沿った対策を進めていく必要がある。そんなな
かで私は経営改革のポイントをだれにでも分かるようにまとめている。「チャレンジ
 ザ 経営改革」という。

◆「チャレンジ ザ 経営改革」
1.私達は、全社一丸となって経営改革に挑戦します
2.私達は、経営改革戦略を知識にとどめず、行動にうつします
3.私達は、貪欲に利益を追求し、目標達成に全力をあげます
4.私達は、合理性・効率性を第一に改革アクションを遂行します
5.私達は、顧客に選ばれる魅力ある事業を展開します
6.私達は、経営改革をわが社の発展・繁栄につなげます

◆如何だろうか。昔のご誓文や教育勅語を連想するかたもおられると思うが、この
6項目に経営改革を進めるにあたっての基本的なポイントが網羅されている。言葉一
つ一つに様々な意味がある。ぜひもう一度読んでみてほしい。

◆私は経営改革を進めるに当たって経営者の方々にこの6か条を頭の中に叩き込ん
でもらうようにしているのだ。この「チャレンジ ザ 経営改革」を本当に意識
して進めていくことが、成果を掌中に収める何よりの近道なのだと思う。

                    経営プロデューサー  吉岡憲章

〜〜〜〜〜★☆★☆「未来経営研究会」発足のご案内★☆★☆〜〜〜〜〜

これまで未来経営懇話会を通じて経営者各位と経営のあり方などについての勉強会
を進めてまいりましたが、さらにこの主旨を発展させるため平成16年2月より「未
来経営研究会」を発足させます。詳細につきましては別途当メルマガやHP、著書、
講演等を通じてご案内をいたします。ぜひ多くの皆様のご参加をお願いいたします。
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<金融編>

***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

これまで何回か格付けの話をしてきた。要約すれば中小企業は都市銀行の顧客ではな
いということ。格付けの方法において都市銀行が「定量評価」重視なのに対して、地
方銀行は「定性3、定量7」信用金庫は「定性7、定量3」くらい。

都市銀行での格付けが融資を受けられないランクであっても、地方銀行・信用金庫で
は融資を受けられることがある。地方銀行・信用金庫では数字以外の要素を見てくれ
るから。銀行は都市銀行だけではない。

同じ財務内容であっても取引している銀行によって格付けが違う。全くおかしな話だ
が事実なのだ。中小企業の社長にとって融資を受けられないのは死活問題。だからこ
そ安定した融資を受けられる地方銀行・信用金庫との取引を開始すべきだ。

都市銀行は「中小企業は手数がかかるお荷物である」と考えている。都市銀行の目的
は、中小企業から融資を引き上げること。中小企業は都市銀行の取引先である「上場
企業」に比べて余分に金利を払い都市銀行を儲けさせている。しかしそれにも拘らず
融資を受けることができない。

これだけ都市銀行から「中小企業はいらない」と言われているのに、中小企業の社長
は都市銀行と付き合っているという「ミエ」でなかなか取引を解消できない。

最近の新聞紙上で都市銀行は、中小企業の融資に積極的に取り込んでいるとのこと。
本当にそうだろうか。都市銀行の融資は一般的に「ビジネスローン」と言われるもの
で決算書をパソコンに打ち込み融資の可否を検討する。決算書に無頓着な中小企業に
とって、融資のハードルは厳しいものがある。

現実は金融庁に対する体面だけで融資商品の品ぞろいの一つとしておいているだけ。
中小企業の経営者は一刻も早く,自分の身の丈にあった地方銀行・信用金庫との取引
を考えるべき。そうすることが、円滑な安定した融資を受けられる近道なのだ。

未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司
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<管理栄養士のちょっと一言>
         *** 食の狂奏曲(異常現象)***

近頃BSE(牛海綿状脳症・狂牛病)、鳥インフルエンザ、コイヘルペスウィルスとい
った言葉が毎日のようにニュースから聞こえてくる。
そうそう、2月上旬にはベトナムで豚にも鳥インフルエンザが感染されたとのニュー
スも流れた。一体どうしてしまったのであろうか?これは絶対安全だとは言い切れな
い世の中になってしまったようである。

一昔前まではこのようなことは聞いたこともなかった。食が溢れているこの時代に警
告のように発生したこの現象に多くの食品会社が危機に追い込まれている。
牛丼の吉野家だってこの現象は予測不可能だったのだから大変である。先日最後の牛
丼を求め並んでいる風景がニュースで映し出されていた。
企業側は必死であの手この手で色々な策を練って今後の商品を開発しているようだ
が並んでいた10代の若者はまるで何かのイベントを待つかのように楽しそうに語
っていた。
「牛丼がなくなったら意味ないから吉牛(吉野家の略)こないよ〜。」

吉野家みたいな大手はまだスポットが当たるからいいが、それこそ生産に関わるすべ
ての人達の未来を考えると心配である。

グルメの時代といって食をいささか重要視せず、人間の欲だけに走ってきてしまった
時代のツケでも回ってきたのであろうか?
いずれにしても明日には何が起こるか分からない世の中である。
身も心も常にパワフルで健康に保ち、どんな状況になっても対応できることが成功に
導くであろうと考える今日この頃である。
                   未来事業・管理栄養士 吉岡 美保

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<発行者>未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡 憲章
<本社>  東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
<事業内容>経営プロデュース 経営改革・経営発展 指導支援
      経営経済関係の講演、著作
<FAX>  03-3367-8731 <MAIL>  keiei@mirai-j.co.jp
<URL>  http://www.mirai-j.co.jp
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