e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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『『『『   一年で儲かる会社にしようじゃないか  』』』

“やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…” 

          経営プロデューサーレポート VOL 172

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〜未来事業株式会社のホームページがリニューアルされました。ぜひご一読ください〜

<改革編>
***不採算事業を思い切って切捨てる***

◆創業して何年も経過すると会社の中にさまざまなムダが発生してくる。時間のムダ、
人のムダ、材料のムダ・・・数え上げるとキリがない。そこで「経費削減をしよう!」
ということになる。

◆こんな時置いてきぼりにされるのは「事業のムダ」である。「事業のムダ」とはいま
わが社で行っているそれぞれの事業自体に赤字が発生してないかということ。
本業主義に徹してきたとしても、これまでの間に本業を色々と味付けした事業を新規
事業と称して行ってきたり、それこそシガラミによって手をつけた事業もある。

◆例えばお惣菜工場をしているがその延長線として惣菜店を開業しているなんてこと
もある。ところがこの惣菜店がなかなか儲からず、いや赤字を垂れ流していることが
部門別の財務分析をしてみると分かってくる。

◆こんな時どうするか。
まず客観的に惣菜店がすぐに(3ヶ月以内くらいに)黒字転換できる対策が取れるか
を検討する ⇒ 赤字継続または少々の黒字転換と判断 ⇒ ただちにこの事業を中
止する ⇒ 惣菜店に振り向けていた人・金・知恵などをすべて本業に集中させる

◆これがいわゆる事業リストラである。経営者としてはこれまでの思い入れがあるた
めになかなか事業の中止に踏み切れずにいる。この躊躇が赤字をさらに大きくし、本
業自体の改革の妨げになることが多い。

◆部門別採算管理を行い、赤字の事業はすぐに営業停止して、持っている力を本業に
注ぎ込んでほしい。

                    経営プロデューサー  吉岡 憲章
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〜〜〜〜〜★☆★☆「未来経営研究会」発足のご案内★☆★☆〜〜〜〜〜

これまで未来経営懇話会を通じて経営者各位と経営のあり方などについての勉強会
を進めてまいりましたが、さらにこの主旨を発展させるため来月より「未来経営研
究会」を発足させます。詳細につきましては別途当メルマガやHP、著書、講演等
を通じてご案内をいたします。
ぜひ多くの皆様のご参加をお願いいたします。
なお、これに伴いましてこれまでの経営懇話会は発展的に解消をいたしますので
ご了解ください。

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<金融編>
***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

前回のメルマガでもお話ししたが、銀行は積極的に融資をしたい先と徹底的に貸し剥
がしをする先とに分けて管理をしている。判断材料としては決算書を使うがこれはあ
くまでも過去の記録であるから、今慌てふためいてもどうしようもない。貸し剥がし
をする場合銀行は、直接融資したお金を返してくれとは言ってこない。それはまるで
馬の鼻先にニンジンをぶら下げる方式である。

「手形貸付を一回返済して下さい。そうしたら折り返し融資します。」「当行の融資枠
が厳しく、また利益もあまり出ていないので,貸出金利を少し上げて頂きませんか。
そうすれば今後も円滑な融資ができると思います。」「金融庁の指示が厳しいものにな
ってきているので、多少決算が赤でも担保さえ入れていただければお宅との融資取引
は可能ですから。」

「どこの企業さんにもお願いしていて、皆さん理解をして頂き協力していただいてい
ます。」「金融庁の指示、本部の指示でどうしようもないんです。」「私を助けてくださ
い。お宅にとって悪いようにしませんから。」こう言われると経営者は銀行員が融資を
間違いないといっているんだから、言われたとおりにしよう。融資がでないと困るか
らと,思ってしまうのである。

しかし、いわれた通りしたら融資が実行されるだろうか。ほとんど実行されないので
ある。銀行というものは、積極的に融資をしたい先に対しては金利・担保・保証人の
話など決してしない。逆に金利の引下げをしたり担保なしの融資を増やしたりしてい
るのである。

自分の会社の決算書をみて頂きたい。繰越欠損・当期利益がマイナスであったり、今
年の3月決算において悪い数字が出るようであったら、今までの融資を守ることを考
えるべきである。金利・担保・保証人の件など、銀行から条件変更の要請があるかも
しれない。

しかし融資には当初契約をしてから最後の返済が終わるまで,「期限の利益」というも
のが生じている。従って経営者たるもの当初実行されたときの融資条件の変更だけは
断固許してはいけないのである。

未来事業・マネジメントコンサルタント  奥山 孝司
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<管理栄養士のちょっと一言>
*** 今どきの昼食事情 ***

あなたは今日のお昼何を食べたか覚えていますか?
「えーっとなんだっけ??」
すぐに思い出せない人が多い。というのは、それほど自覚なく昼食を食べているから
だ。そもそも昼食=中食と書くくらいで朝食、夕食の間の食事というくらいの認識であ
まり重要視されていないのが現状だ。

栄養指導でも聞いてみると、会社勤めの人のほとんどが、牛丼、蕎麦屋(立ち食いを
含む)、コンビニ(おにぎり、菓子パン)日替わり弁当と続く。
時間との戦いの中で栄養バランスを考えて食べて下さいとは言わないが、一日三食の
中の一食なのでもう少し自覚を持って食べていただきものである。

吉岡社長の著書「潰れない会社にするための12講座」に以下のことが書いてある。

―社長は“ケチ”か―
「会社をさらに発展させると決めたならば、ケチに徹しなければならない。
まず我が身の節約に努めることだ。(中略)昼食は安いハンバーガーか
牛丼。できれば愛妻の作ったおにぎり弁当にする。」

この手作り弁当がとても良い。実際私がプロデュースしている日替わり弁当もこの愛
妻弁当に近いイメージで作っている。前日のおかずの残りだって構わない。節約にも
なる上バランスも外食よりずっと良い。皆様も明日から是非試していただきたい。

                        管理栄養士   吉岡 美保
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    料 金 : ¥2,000
    申込先 : 埼玉新聞社・達人の知恵担当 廣瀬
    FAX  : 048-865-3373  TEL : 048-862-3371
 
 セミナー参加のお申込は、お名前、住所、御社名、お役職、電話番号
 FAX番号をご記入の上、上記FAX番号までお願いいたします。 

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<発行者>未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡 憲章
<本社>  東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
<事業内容>経営プロデュース 経営改革・経営発展 指導支援
      経営経済関係の講演、著作
<FAX>  03-3367-8731 <MAIL>  keiei@mirai-j.co.jp
<URL>  http://www.mirai-j.co.jp ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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