e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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『『『『   一年で儲かる会社にしようじゃないか  』』』

“やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…” 

          経営プロデューサーレポート VOL 171

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〜未来事業?のホームページがリニューアルされました。ぜひご一読ください〜

<改革編>
***「今年こそ儲かる会社にする!」と決心しよう***

◆新春を迎えて経営者各位も今年の抱負を社員達と語り合っていることと思う。売上
を1割伸ばそうとか、新しい商品を開発しよう、海外進出をしよう・・・などと議論
は尽きないだろう。

◆しかし、ぜひとも「今年こそ完全黒字にするんだ!」という誓いを立ててもらいた
い。中小企業の7割は赤字決算。決算調整(お化粧)をせざるを得ない企業も含める
と何と9割くらいは実質赤字が実態である。つまり当メルマガの読者各位も9割は厳
しい経営を余儀なくされているということ。

◆色々と格好をつけるより、とにかく「今年こそ絶対に儲かる会社にするんだ」と決
心することだ。この思いが強ければ強いほど達成できる。「思うだけでは・・・」と
疑問に感じるだろう。しかしすべてはこの思いから始まるのだ。儲けるんだという決
心が薄ければやることも“薄い”。これでは儲かるはずはない。

◆今年の私のメルマガは「儲かる、儲ける会社にする」を主テーマに一年間続けてい
きたい。ぜひとも私の申し上げるステップや考え方を参考にして経営にあたってほし
い。実行がともなえば今年の年末には“儲かった、儲けた”幸せの笑顔が待っている。

◆そのために、先ず「今年こそ儲かる会社にするんだ!」と心から決心してほしい。

                     経営プロデューサー  吉岡 憲章

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〜〜〜〜〜★☆★☆「未来経営研究会」発足のご案内★☆★☆〜〜〜〜〜

これまで未来経営懇話会を通じて経営者各位と経営のあり方などについての勉強会
を進めてまいりましたが、さらにこの主旨を発展させるため来月より「未来経営研
究会」を発足させます。詳細につきましては別途当メルマガやHP、著書、講演等
を通じてご案内をいたします。ぜひ多くの皆様のご参加をお願いいたします。
なお、これに伴いましてこれまでの経営懇話会は発展的に
解消をいたしますのでご了解ください。

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<金融編>
***銀行に貸す気にさせるテクニック***

今年も昨年以上に厳しい経営環境が待ち構えている。しかしそんな厳しい経営環境の
なかであっても生き延びていかなければならない。生き延びていく上での銀行との付
き合い方はより一層重要な位置を占めてくるのである。

ここにきて各銀行は積極的にお金を貸したがっている。貸し渋り、貸し剥しが騒がれ
ているが、銀行の融資姿勢に大きな変化が生まれてきているのも事実である。銀行は
新たな不良債権の発生を恐れ、中小企業の融資を絞り込んできた。概ね6年間で融資
が100兆円も減少したと言われている。

銀行は不良債権を処理するのに利益をあげる必要があり、利鞘の確保できる中小企業
への融資をリスクを抑えながら増加させることを検討し始めた。それに加え金融庁も
中小企業融資の増加を指示し、増加できない銀行には業務改善命令発令も辞さないと
いう強硬な姿勢をみせ始めているのである。

そういう状況下において銀行はどうするのか。銀行はリスクが低いと考えられる中小
企業には積極的に融資セールスを行い、反対にリスクが高い中小企業には例えメイン
バンクであっても一刻も早く回収するという、二極化が行なわれるようになった。

銀行はどのような方法で中小企業のリスクを捉えているのか。企業側としてはどのよ
うになったら高いリスクの企業として判断されるのか。資金繰り不安をもつ企業は、
どのようにすれば融資を受けやすくなるのか。

私はいろいろな切り口から円滑に、そして中小企業にとってプラスになる銀行取引に
ついて説明していきたい。今年もご期待いただきたい。

未来事業・マネジメント コンサルタント  奥山 孝司
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<コンサルの視点>
***現状を将来から見よ***
       〜いまこそ改革を〜

初詣で引いたおみくじがなんと「大吉」であった。「今年は何かいいことありそうだ」
と心が弾んで新年がスタートした。

今年は甲申(こうしん=きのえ・さる)サル年だ。「甲」は草木の芽が種の殻を破っ
て顔を出すことで物事の始まりをいう。「申」はまっすぐ伸びるという意味を持つ。
つまり甲申の年には、何かこれまでにない新しいものが生まれてくるのだ。

戦後になってサル年は4回あった。その内56年は洗濯機などの三種の神器が出回り、
68年にはカラーテレビなど3Cが普及を始めた。今年は薄型テレビなどが本格普及
し、地上ディジタル放送が景気回復を牽引する年になりそうだ。

しかしまだ従来通りのやり方で改善を積み重ねていけば改革になると考えている経
営者がいるようである。つまり現状を過去から見る肯定の改善アプローチのやり方で
は「スモールチェンジ」であり、「黒字転換と資金繰り」は到底おぼつかない。     

大きな変化を求めて改革していくためには「現状を将来から見る」戦術が必要である。
本来あるべき姿とでもいうべき理想型を描き、その地点に立って今という現状を望む。
このようにして将来こうしたいとか、5年先はこうなるべきだといったはっきりした
ビジョンを持つことがまず大切である。これを具現化するためには、「現場、現実、
現物」の3現をベースに「なぜなんだろう」という疑問意識を持ち、その時、その場
で、すぐに対応する行動の力が必要である。

こうしてみると企業が生き続けるには改革と行動力が必要である。まず改革の全体像
の森を見て、次に林を見る。そして最後に木を見ることである。その木を今年の干支
にちなんで甲申のごとく真っ直ぐ伸ばし、大きく会社発展ができる年になるよう祈念
する次第である。

             未来事業・マネジメントコンサルタント 石黒和男

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<発行者>未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡 憲章
<本社>  東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
<事業内容>経営プロデュース 経営改革・経営発展 指導支援
      経営経済関係の講演、著作
<FAX>  03-3367-8731 <MAIL>  keiei@mirai-j.co.jp
<URL>  http://www.mirai-j.co.jp ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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