e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 『『『『 一年で儲かる会社にしようじゃないか 』』』 “やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…” 経営プロデューサーレポート VOL 167 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ <経営改革編> ***“手のひら族”からの脱却を*** ◆企業の最終的な生命線は資金繰りである。支払手形を振り出しているのであれば, 資金繰りがクリアできなければ決済ができず即倒産につながる。現金払いであっても 支払いが遅延し、取引先からの納品が止まる。やがて操業ができなくなる。 ◆したがって当然のことながら経営者の最大の関心事は資金繰りだ。資金繰りにゆと りがあれば笑顔になり、厳しくなれば落ち込み心までとられたような顔になる。そこ で資金繰りの見通しがつかなくなると、何とかつなぎ資金を借り入れようと金融機関 を訪れる。 ◆ところが中小企業の社長の多くが金融機関に行くときに手ぶらで行っているのが現 状である。 「来月資金が足りなくなるので借りたいんですが」 「どのくらい足りなくなるんですか、社長?」 ここで、自分の手のひらを見ながら「おおよそ5百万円です」と答える。 ◆手のひらには会社を出がけに経理担当者から聞いた5百万円という数字がサインペ ンで書いてある。これを私は“手のひら族”と呼ぶ。これは珍しい存在ではない。会 社の生命を左右するほどの資金繰りをこの程度しか抑えていない社長が多いというこ とだ。資金繰り計画表を作っている経営者はホンの一握り。 ◆せめて、命の次に大事な会社の存在を左右する資金繰り表くらい作らないでまじ めに経営をしているなんて言わないで欲しい。全てがここから始まるといっても過言 ではない。ぜひとも“手のひら族”からの脱却を願う。 経営プロデューサー 吉岡 憲章 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <読者の皆様へ『トロール船式会社発展法・小冊子』無料進呈のお知らせ> 過去1000社を経営指導し、この3年間に100社以上を再建させた “再建の鬼”吉岡憲章が編み出した 『トロール船式会社発展法』・・・ 今回メルマガ読者の皆様に この小冊子をプレゼントいたします。 ご希望の方は必要事項をご記入の上、下記アドレスへお申し込みください。 1.会社名 2.役職名・部署名 3.お名前 4.ご住所 5.電話番号 6.FAX番号 7.E-mail 8.件名に 「トロール船式会社発展法・小冊子 申込」 と明記ください お申込はメールにて こちら → mailto:m-info@mirai-j.co.jp ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <金融編> ***銀行員を貸す気にさせるテクニック*** ついに有力地方銀行である足利銀行に,公的資金導入が決まってしまった。足利銀 行から融資を受けている場合は当然のことであるが,それ以外の銀行から融資を受け ている中小企業への影響も,非常に大きいものがある。大変な事態だと思う。 法律により預金は全額保護される。しかし問題は,このことが他の銀行にも影響し, 融資審査がより一層厳しいものになるのではないか,ということである。 すなわち問題点は次の2点に絞られる。1つは足利銀行から融資を受けている先の 今後の影響。もう1つは足利銀行への公的資金導入による他の地銀への影響である。 公的資金注入法については3つの方法があり現状においては決まっていない。 債務超過先の企業,赤字先の企業に対してはより一層融資条件が厳しくなると予想さ れ,場合によっては整理回収機構へ廻される可能性も十分ある。当然ながら融資返済 の延滞,リスケなどは許されるものではない。元金返済重視という方針がとられ新規 融資は当面難しくなる。 他の銀行に対する影響も大である。銀行自体の決算の見直しを求められるしリスト ラや合併なども考えられる。こうなった場合,中小企業のことなど考える余裕はなく、 銀行による連鎖倒産なども考えられる。国民生活金融公庫や保証協会の利用も考えら れるが,これも一時的なものである。 私は今まで銀行の放漫経営により中小企業が泣かされ,そして倒産していくのを何 社も見てきた。取引銀行が倒産するような状態が起きたならば営業譲渡先に対して誠 意を持ってお願いするより仕方がない。経営者にとっては甚だ納得のいかないことだ。 銀行への誠意ある対応については後日お教えするとしても,先ず経営者が考えなけ ればいけないことはいかにして企業を存続させるかである。それをアドバイスするの が我々の仕事である。 未来事業・マネジメントコンサルタント 奥 山 孝 司 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <コンサルの視点> ***商売は自然に逆らわない*** 先日NHKで南極から皆既日食を放送しておりました。太陽と月が見事に重なり自 然現象の偉大さに心打つものがありましたがご覧になった方も多かったのではないで しょうか。コロナの力、ダイヤモンドリングの輝きの素晴らしさに人間の力なぞ到底 及ばない自然の力と恵みを感じた一瞬でした。わずか80秒の皆既劇場でしたが普段 何気なくこうした自然に取り囲まれながら我々は生きているわけです。 地球は太陽から数えて4番目の星ですが太陽の直径が1センチとすると地球までの 距離は1メートル、太陽系の一番外側にある冥王星までが40メートルということで す。地球から太陽と月は同じ大きさに見えますがこれは太陽が月の400倍の大きさだ が地球から月までの距離の400倍離れた位置にあるからです。また地球は太陽の周り を365日と5時間48分46秒で公転しています。日に換算すると4分の1日になり4 年に1度閏年を設けて実際の公転速度と調整を図っているわけです。 奇妙なことに1と4の数字が並びましたが自然界にはいろいろな法則があり人間は そのような環境の中でまさに生かされているのだと感じます。今日は天気がいいが蒸 し暑いとか雨だから寒いとか、仕事に没頭していますと自然現象に対して感動も感謝 も無くなり逆に不満すら覚えて人間も自然界の生き物だということを忘れてしまうの でしょうか。 日本は四季の変化が激しく又小さい国の割に北と南の温度差が多い時で30度位あ るのではないでしょうか。自然はビジネスに大きな影響を与えます。日本人は今まで 自然の移り変わりをうまく活用してビジネスに生かしてきました。例えばファッショ ン界、家電の世界、農業の世界、タイヤ業界等々数え上げたらきりがありません。 単一民族、単一言語で変化の少ない国ですが自然がもたらす季節の変化はビジネス に波を作り商機を作り出します。又逆に大きなロスを生むことになるやも知れません。 季節を追いかけるビジネスは短期間で、またみずものです。自然現象に過度な期待は せず常に腹八分に押さえ、無用な手形仕入れはしない、当用買いに徹する等,自然と 一体になった姿勢がよいのではないかと思います。 未来事業・マネジメントコンサルタント 廣澤 耕一 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★★中小企業経営者向けサポートシステム 埼玉新聞社主催“達人の知恵” 吉岡憲章監修 でさらに充実★★ 埼玉新聞が会員組織“達人の知恵”を中小企業経営者のための役立つ情報とノウハ ウを提供するシステムです。経営相談、経営セミナー、月刊情報誌などをはじめ多く のメリットがあります。 詳しくは下記のURLをクリックしてみてください。 http://www.saitama-np.co.jp/ad/tatujin/index.html ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ <発行者>未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡 憲章 <本社> 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F <事業内容>経営プロデュース 経営改革・経営発展 指導支援 経営経済関係の講演、著作 <FAX> 03-3367-8731 <MAIL> keiei@mirai-j.co.jp <URL> http://www.mirai-j.co.jp ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ |
|
Copyright (c) 2003-2004 未来事業株式会社 All rights reserved. Produced by i-pocket |