e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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『『『『   一年で儲かる会社にしようじゃないか  』』』

“やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…”

          経営プロデューサーレポート VOL 163

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<改革編>
       ***経済は一般論、経営は具体的実践論***

◆今日もまた中小企業の経営者のうめきが聞こえてくる。受注は取れず支払手形決済
日も間近に迫っている。たとえクリアできたとしてもその先どうなるか分からない。
取引銀行からは不良債権だからRCCに譲渡すると言ってきた。一体俺はこれまで何の
ために死ぬほどの苦労をして頑張ってきたのだろうか。これからどうすればよいのだ
ろうか…。                                        

◆永年社長を支えてきた奥さんの眼から涙が流れる。自分の親の土地まで土下座をし
て担保に提供してもらった。そばにいて夫を励ますしかもうできることはない。
もうやれることは倒産・破産という最後の選択しかないのだろうか。

◆以上は私がこの春に出版し、各方面で大きな反響をいただいている「一年で儲かる
会社にしようじゃないか」の書き出しの部分である。この部分を執筆したのは今から
丁度1年前の11月であった。

◆それから1年経過して、世の中はどう変わったのだろうか。景気は底入れを脱し少
し明るい感じが出てきたが、中小企業にまでは一向に兆しが見えてこない。私の持論
である「経済は一般論、経営は具体的実践論」そのもの。世の中がいくら良くなって
も、経営者にとっては“わが社”が良くなければ意味がない。

◆この具体論を体験し、経営者の望む会社の姿になってもらうために、私の経営プロ
デュースオフィス“未来事業”も懸命の努力を続けている。私を初めとしてコンサル
達が朝も夜も、休日もなく全国を駆け回っている。

◆病院の臨床検討会ならぬ、クライアント別の経営指導検討会も真剣そのもの。支援
企業の一刻も早い立て直しを目指して我がプロたちの激論の場である。このときに作
られた改革方針に基づいて具体的な指導が展開される。

◆そしてこの1年の間にも多くの会社が立ち直り、社長たちの顔が明るく変わってい
く喜びを感じることができた。

◆私の事務所では方法論的発想を厳禁している。この対策がどれだけクライアントの
利益に結びつくのかという目的論的な発想だけが現実の経営改革には価値がある。こ
れが私たちの経営改革のノウハウでもある。

◆心からわが社を立て直したいと思いつめている社長はぜひ下記アドレス宛一報し
てほしい。超多忙の身ではあるがご相談に応じ、他のコンサルタントからは決して聞
くことができない経営改革の道をお話したい。
         未来事業アドレス  keiei@mirai-j.co.jp
 
                   経営プロデューサー  吉岡 憲章
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<金融編>
***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

人間というものは、何となく後ろめたいことがあるとそのことは避けて通りたいと
気持ちが働いてしまう。銀行取引との関係においても然り。決算が悪い、融資の返済
が遅れているなどのことがあると、銀行から一度来店して欲しいとの要請に対しても、
何だかんだ理由をつけて訪問しない。

当然それではいけない。銀行とは堂々と向き合い話をしないと前に進まない。逆に
取引解消の手続きが進んでしまうこともある。こうなったら後の祭り。打つ手が全く
なくなってしまうことになる。

銀行に行き担当者と面談したときの注意や話してはいけないことを以下に述べたい。
参考にしてほしい。

1.ウソをつかないこと。経営状況、財務状況についてウソをつけば必ずばれて信頼
関係が損なわれる。ありのままの実体を話せば信頼を得ることができる。

2.できもしない約束をしない。約束を破ることになるから。銀行からは、この件に
ついてはこうして欲しい、協力をお願いしたいなど要請がある。依頼を受けた時
にできないならできないとはっきり答えること。あるいはここまではできますと
答えることである。最もまずいことは、明らかにできないのに軽はずみにできる
と答えること。

3.同業他社の悪口を言うこと。銀行の情報網を侮ってはいけない。銀行は常に自店
の取引先には注意を配っている。銀行から聞かれたならともかく、また本当のこと
ならともかく、個人的恨みから出た中傷だなと思われるとマイナスとなる。

4.言い訳をしないこと。経営についての失敗は誰にもある。しかしその失敗は経営
者であるあなたの責任である。他人のせいにして言い訳をすれば、信用を失うだけ。

銀行との折衝においては決して逃げてはいけない。銀行の言うことは素直に聞き、
自分の主張ははっきと言う、このことが基本である。そこからはじめて解決策が生ま
れてくるものなのである。

               未来マネジメントコンサルタント 奥山 孝司
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<コンサルの視点>
***経営理念?***

自宅近くのレンタルビデオ屋は、約10年前に開業し、今やかなりぼろい。従業員の
態度はこれまた最悪で、笑顔ひとつ見せず、声もはっきり出さない。店の常連である
自分にもたいした変化もなく、むしろ無愛想度が増している気さえする。

「こんちくしょう!」店長はどいつだ!ってんで探してみると。あの茶髪ロンゲの30
才ちょい過ぎのニーチャン。無愛想度トップに君臨していたあの人がまさか店長と
は・・・がっくりうなだれる私をさらに驚愕させるものが・・それはレジの後に掲げ
られた大きな貼り紙であった。

「経営理念 笑顔の接客、丁寧な対応」

二の句がつげぬ、とはまさにこのこと。
「なぜだ、なぜこのような経営理念が・・・」約2秒間脳細胞フル回転。
・これは店長が考えたのか
・あの店長は本当の店長か
・なぜ経営理念とは全く別の方針を取っているのか
・もしや・・・

結論はいまだ出ず、謎のままである。ただ言えることはこの店は結構繁盛してい
ることである。
その理由として、
 ・半径1km以内にライバル店がないこと
 ・大通りに面しており、駐車が可能である
 ・価格が某大手T社より2割安いこと
 ・店員が手作りで新作、旧作のビデオのお勧めPOPを書いていること
 ・某T社と別の曜日に割引DAYを設けていること
などなど揚げられる。

もし某T社が近くに進出したなら、一瞬で消えてしまうのは明白である。早めに処
置をして、いつか来るライバル店への対策を取らなければこの店の将来はない。
経営理念があるならその通りに、当たり前のことを当たり前にやってほしいものだ。
「笑顔ですよ、笑顔!」

                 未来アシスタントコンサルタント 島森 段
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★★お気軽に参加下さい(未来経営懇話会のお知らせ) ★★

経営発展や改革などについて、食事を取りながらざっくばらんに話し合うことを
主旨とした“未来経営懇話会”(11月度)を下記のように開催します。


日時……平成15年11月21日(金)(17:00〜19:00)
場所……永楽倶楽部会議室
(東京 地下鉄赤坂見附駅、永田町駅から徒歩4分 山王飯店7階)
テーマ…「1年で儲かる会社にしようではないか」
講師 吉岡 憲章(経営プロデューサー)
    「銀行員を貸す気にさせるテクニック」
          講師 奥山 孝司(未来事業コンサルタント)
費用……無料 (但し食事代3000円は必要です)
参加資格…中小企業の経営者、経営幹部
主催……未来事業株式会社 経営懇話会
申し込み方法…下記宛ご連絡ください。
(氏名、会社名、職位、業種、電話番号、メールアドレス) 
     お申し込み先  未来事業株式会社 懇話会事務局
FAX  03-3367-8731 e-mail dan@mirai-j.co.jp

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<発行者>未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡 憲章
<本社>  東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル6F
<事業内容>経営プロデュース 経営改革・経営発展 指導支援
      経営経済関係の講演、著作
<FAX>  03-3367-8731 <MAIL>  keiei@mirai-j.co.jp
<URL>  http://www.mirai-j.co.jp ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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