|
e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
 |
|
|
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 経営再建プロデューサーリポート “やろうぜ再建！！” 破産・夜逃げにならぬために… ＶＯＬ １１ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ＊＊＊社長の素早い改革断行のみが危機を救う＊＊＊ ＜その１＞ これまでの10回は“倒産とは一体どういうものなのか”、と言う事を 中心に進めてきました。 それは殆どの人が経験をした事が無い“会社の死”というものの実体 を少しでも理解していただきたいからでした。 しかし、倒産という事をいくら理解しても、現実にそうなってしまっ てからでは、創刊号で申し上げた通り“後のマツリ”になってしまう わけです。 そこで、最悪になる前に少しでも早く徹底的に経営を改革する必要が ある訳です。 これから暫くは、この“改革”を何時、どのようにやれば良いかとい う点を中心に、私の体験をもとにして、申し上げたいと思います。 私の創業した会社は、いわゆる電子機器及びその部品を製造・販売す る事を目的としております。 当初はオーディオ機器のプリント基板の自動くみたてを主とした、い わゆる下請け企業から始まり、やがてOEM生産やオリジナルブラン ド製品の開発・販売と言うように展開をして行きました。 この成長の過程において、“経営の危機”に何度か直面しました。 今回はそのうちの一つを例に取り上げます。 今でこそ、オーディオはCD,MD更にはDVDといったデジタル式の ディスクが当たり前ですが、当時はまだ４５−４５方式のアナログレ コードが主体で、CDが出始めた頃の平成寸前のことでした。 私はある著名なオーディオメーカーから、普及型のアナログ・レコー ド・プレーヤーの設計／生産というOEMの受注をしました。 当初は企画台数月産２〜３，０００台位のものでしたので、比較的安 易な気持ちで引き受けました。 設計が進み、金型を作り生産の準備に入りましたら、いきなり当初の １０倍にあたる月産２０，０００台と上方修正されました。 ここで断れば先方も困るわけで、私の性格からも“これは何とかやっ てやろう”と決心をし、対応をする事に決心しました。 勿論“ここでイッチョ儲けてやろう”との思惑も十分ありました。 いよいよ、生産開始となるのですが、何せ１機種だけで月２億円を超 える生産が突然始まるのですから、メーカーや工場の方ならどんなに 大変なことかは、お分かりになると思います。 ＊金型の能力は限度がありますから、金型の追加緊急製作 ＊日産およそ１，０００台を生産するための外注を含めた組み立てラ インの確保 ＊物流が相当なスケールになりますから、そのための輸送や倉庫の手 当て ＊部品購入のための資金調達 ＊ETC. と言うように、全ての面でスケールが違ってきます。 まさしく、人、金、物の３要素がすべて１桁上が必要となって来る訳 です。 まあ、それらの事も、お客様から煽られ、あおられ、社員の徹夜の頑 張りのお陰でなんとか対応出来るようになってきました。 しかし、私の頭の中には“まてよ、レコードは近いうちにCDに変っ てしまうのではないか？”との危惧が浮かび上がってきました。 案の定、このレコードプレーヤーのライフは１年しかありませんでし た。 その後は、皆さんもご承知の通り、“ツルベ落とし”の様に受注は激減 していく事は、この段階では、予測は容易な事でした。 （以下次号） ★★スペースの関係で以下次号に掲載させていただきます★★ 経営プロデューサー 吉岡憲章 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ★経営改革や経営相談については 今すぐ keiei@mirai-j.co.jp 宛、ご遠慮なくメールを下さい。 ★ホームページは http://www.mirai-j.co.jp です。お気軽にご訪問下さい。 ★★★“新しい挑戦”のご紹介★★★ ★ｅ−ＳＨＯＰ “いいぞうあじあん”（アジア雑貨専門店） オープン、 大反響！！ これからはITの時代。“自ら体験し、行動する”をモットーと する我が経営プロデュース・オフィスとしては、事務所の女性 パワーが、一致協力してこれからの時代を先取りして、アジア 雑貨専門店を開店してくれました。 どうぞ http://www.iizou.com/asian/ を ご訪問して下さい。 スタッフ一同が大歓迎いたします。 ★★メール・マガジン ＊＊受発注・在庫“宝の山”＊＊ 発刊！！ 創刊号から皆様のお役に立てさせて頂いております。 我がオフィスの市場開拓の専門家 東風五朗 が、この厳しい 経済環境の中で、企業間の受発注活動や、在庫処分のお手伝い が出来ればとの思いで編集、取りまとめをしています 創刊号から具体的な成約につながっております.。 経営者の方は勿論、営業、購買、資材そして総務担当の方必見 です。 どうぞ http://www.mirai-j.co.jp/takaranoyama.htm をご訪問の上ご覧下さい。 尚、まぐまぐ、メルマガ天国、PUBZINE、ｍｅｌｍａの４誌 からの発刊です。 |
|
|
|
Copyright (c) 2003-2004 未来事業株式会社 All rights reserved. Produced by i-pocket |