e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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経営再建プロデューサーリポート

“やろうぜ再建!!” 破産・夜逃げにならぬために…

VOL 03

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      ***社長さん 食事の味がわかりますか?***

 会社の経営状態に危機を感じたら、手遅れにならぬ様早めはやめの
経営改善を実行する事が、経営再建の常道である事は言うまでもあり
ませんし、こんな事は“経営のノウハウ本”にも必ず書かれている事
です。

 では、どうなったら経営の危機なのか
● 借入金が年商の半分に近づいたら…………YES
● 営業利益が“赤”になったら………………勿論 YES
● 銀行に行ったら応接場所が応接室から
ロビーの面接所に変わった………これも YES
● ETC.

 “経営改革・再建レベルであるかどうか”の見極め方については、
この先の当リポートでもかなりの重点を置いて、説明をしたいと思っ
てますが、今回は先ず“経営者でなければ実感できない”し“経営者
なら確実にタイミング良く捉える事が出来る”理屈抜きの方法を上げ
て見ましょう。
それは、社長自身の心の中のメーターであり、経営者としては、決し
て他人に悟られたくない事ですがね。

★「要緊急改革・再建」レベルかの見極め方 (こころ編)

1)何を食べても食事の味がわからないし、何を食べたかすらも覚え
てない。 だから奥さんに「これ美味いね」とも言わなくなった。

2)新聞を読んでも、頭に入らず同じ所ばかり繰り返し読んでいる。

3)テレビを見ても上の空でドラマの筋が分からないし、何となく軽
  い番組を見ている。

4)客先よりも、金融機関に行くことが結局多い。それもイヤイヤ。

5)運転していても気が付いたら会社(自宅)に着いている。時々ヒ
  ヤットした思いだけが残っている。

6)グリーンでカップインする時に月末の支払いのことが、頭をかす
  める。

7)社長仲間から、経営の苦しさを聞かされると、何かホットして心
  が自然になごむ。でも口では同情する。

 このうち、1つでも該当する項があったら、もう既にあなたの会社
は、要注意のレベルと考えて良いでしょう。2つ以上あったら「緊急
改革・再建」の発動でしょう。

「会社の経営者ならこんな事の1つや2つ当てはまるのは当然だ」
と殆どの社長は怒るかも知れません。大半の経営者はこの様な事を経
験し、乗り切っ行くうちにまた強くしたたかになるのですから、それ
も当然のことでしょう。

 実は私自身もその中の1人でしたから、よーく分かります。
だからこそ、これらの事を経営者の“心の悩み”としてのみ捉えるの
ではなく、一刻も早く経営改革に取り組んで下さい。

 心あたりのある方は、直ちに経営改革計画を立て実行する事です。
それも中途半端でなく徹底的に…。
まずこの計画書の下書きをするだけでも、少し先が見え、心やすらぎ、
食事の味が分かるようになりますよ。
奥さんに「今日のメシは美味いよ」と早く言ってあげて下さい。

           経営再建プロデューサー  吉岡憲章

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