e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

<> 64<>2003/03/26(Wed) 12:57<>社長の専門はなに?!<>        *** 社長の専門はなに?! ***

多くの経営者と会社のこと、仕事のこと、そして将来のことなどを話す機会がある。
やがて、経営の話に及ぶと“自分は技術者だから経営のことはよく分からない”とか
“営業上がりだから・・・”と同様の発言になってくる。

技術者、営業、物作り、経理、サービスそして総務・・・とそれぞれの専門がある。
しかし、それもこれも経営者になる前の話で経歴の中のひとつ。

ひとたび経営者になったら、それらは“技術に詳しい経営者”、“営業力のある経営
者”・・・ということになる。
すなわち、今は“経営が専門”なのである。

ところが、冒頭のように、“自分は○×△なので経営のことはよく分からない”と言っ
て、はばからないのである。
それなら今すぐに“○×△”に戻って役員報酬を返上するべきであろう。

“経営”の概念や仕組み作りについては、古くから議論されていたが、“経営学”の世
界ではいまだにドラッカーの“経営とはなにか”か“経営管理”程度の域をでていない
のである。
私が持論としている“経営は経験の科学”ということから考えると“経営学者”は経営
の経験がないからその追求もできないということか。

“経営者の専門は経営”という当然のことを、胸を張って言えるようにするために、ま
ず経営の基本の勉強をしてほしい。
“経営理念”や“経営ビジョン”について、事業計画の立て方について、財務諸表の読
み方について・・・

私の経営の師であった“松下幸之助翁”は、“経営者は貸借対照表で考えよ”とよく言
われていた。
すなわち、瞬間的な損益計算書的な考えではなく、資産や内部留保などを絶えず頭に置
いた決定が経営者には必要である、ということである。

ご承知のように松下幸之助翁は小学校しか出ていないし、経営もきちんと学んだわけで
はない。
すべて、経験により我が経営というものを築き上げていったのである。

是非、“自分の専門は経営である”と堂々と言えるように“経営の基本”を学んでほし

                   経営プロデューサー  吉岡 憲章

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