e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

<> 81<>2003/03/26(Wed) 14:33<>ナンバーワンよりオンリーワンを <> *** ナンバーワンよりオンリーワンを ***

 貴方の会社の“売りもの”は何であろうか。
値段の安さかな、品質の良さかな、小回りのきくサービスかな・・・とそれぞれ思
うことであろう。

 “安さだ”と思う経営者は、他社と比べて負けない自信があるだろうか? ホン
の少しくらい安いかな、いや僅かに安い・・・中には安いものがある というレベ
ルではないだろうか?

 “品質だ”と考える社長は、何のどんな品質の良さがあるのかを自分に問うてみ
てほしい。本当にその品質が顧客が喜ぶほどのものなのかと。
 “サービスだ”と胸を張るトップはそれが“アスクル”よりも“ミスミ”よりも
タイミングの良いサービスができているのかと。

 中小企業のほとんどの経営者が、わが社のセールスポイントを明確に答えられな
い。いや、一応は前述のような“何となく漠然とした答え”が返ってくるのだが、
これではまずお客様には振り向いても貰えないのではないだろうか。

 経営が厳しくなっていくおおもとに、経営者が自分の会社の売りものが何なのか
分からないで、そのまま放置しているところにあると思う。これでは売上が上がる
はずはないし、経営が前進することもない。

 多くの経営者は会社を大きくさせることには夢中であるが、自社の特長を作るこ
とにはあまり真剣ではないと見受ける。
それこそ、わが社しかやっていない“オンリーワン”と誇れる技術やサービスやコ
ストを作り上げることに夢中になってほしい。
 
 オンリーワンのセールスポイントを作り上げることによって、他社(店)との差
別化ができ、無駄な安売り合戦や足を出すような受注はしなくてすむようになる。
何処にもあり、誰にでもできるような物やサービスには誰も金を出すはずはない。

ぜひ、売上を上げるなんてことに悩むより、どうやって特長を作り上げるかを徹底
的に悩んでほしい。

 いま、私は“ナンバーワンよりオンリーワン”というタイトルで執筆を開始(7
月発刊予定)している。ぜひ読者の中で“わが社こそはオンリーワン”と思われる
経営者の方はご連絡をいただきたい。世の中の皆さんに知っていただくように、大々
的に私の本で取り上げさせていただきたいと思う。

             経営プロデューサー  吉岡 憲章

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