e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

<> 87<>2003/03/26(Wed) 14:38<>儲かる構造<> *** 儲かる構造 ***

 寝ずに頑張っても、一生懸命努力をしても一向に儲からないと嘆いている経
営者が多い。客観的に見てもなるほどその通りで、何時寝るのか、楽しみは一
体何だろうかと思うくらい、その努力振りには納得をしてしまう。そしていつ
も疲れた顔をしている。

 一方、まるで人生を楽しんでいるかのような経営者もいる。都心のフィット
ネス・クラブに入り時々気分転換に行って泳いでくる。いつも颯爽として見て
いても「ほう、この会社は儲かっているな」と感じるし気持ちも良い。

 大きい会社だから余裕があるんだ、と考える人もいる。しかしこの違いは企
業の規模の大小が原因ではない。むしろ大企業の社長はサラリーマン社長だから
これほどはつらつとしていない。

 この違いは一体どこからでてくるのだろうか。答えは簡単である。儲かって
いるか、儲かっていないかだけの違いである。どんな無趣味な社長でも儲かっ
てくれば趣味の一つや二つは我がものにできるだろうし、疲れた顔はしなくな
る。前向きな忙しさで寝むれない時の顔はどんなに疲れていても生き生きしている。

 それでは、この“儲けの違い”は何か。それが“経営力の違い”であるが、
中小企業の場合、多くは“事業の内容を何にするか”で決まる。すなわち儲か
る事業に着目すれば儲かるし、儲かるわけがない仕事をとらえれば当然儲かる
わけはないのである。

 儲からない仕事は例えば
1)誰もがやっている仕事
2)技術や知識が余り要らない仕事
3)世の中の流れに逆らっている仕事
4)単位(時間や投資金額)あたりの実入りが少ない仕事
5)設備や人を多く使う仕事
などが上げられるだろう。

 もう既にこのような儲からない事業に首を突っ込んでしてしまっていたらど
うするか。
言うまでもない。自分ならではのやり方を工夫することである。最初は人まね
でも良いから、それに自分なりのオリジナルな方法やセールスポイントを付加
することである。

 例えば、理髪店経営である。理髪店は男性客相手の仕事である。土曜、日曜
日を除くと客足は限られ多くの店で閑古鳥が鳴いている。
1ヶ月に何回も床屋に行く人は少ないし、これからも増加はしそうにない。
理髪代はおおよそ一人1時間として3000円から4000円くらいである。
 こう考えると1ヶ月の理髪店の売上高もこれからの売上げ予測も、分かって
しまうのである。

 そこで最近はやりだしたのが、カットのみ洗髪なしだが値段は1000円、
とこれまでに比べると嘘かと思うくらい安い。だから何時行っても客は満員で
切れることがない。

 革命的な値段で儲かるのはそれなりに色々な工夫の積み重ねである。洗髪の
代わりに独特のミニ掃除機のようなもので残った髪を吸い取ってしまう。理髪
師は全員歩合制でいつでも休暇が取れる。従っていくらきつくても生き生きと
働いている。客からのアンケートで経営者は顧客の視点でサービスを見ている。

 これも一つの例に過ぎないが、絶えずオンリーワンになることを意識して経
営すれば必ず儲かるようになるのである。
ぜひオンリーワンに挑戦してほしい。

              経営プロデューサー  吉岡 憲章

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