e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

<> 114<>2003/03/26(Wed) 15:07<>社長 今何してる?!<>*** 社長 今何してる?!***


社長は会社で最も多忙な存在であろう。朝一番で出勤、昼間は打ち合わせをし、夜
は接待、帰宅しても懸案事項に思い悩み、眠っても資金繰りでうなされる。

これほど身体に鞭を打ち、気力を奮い起こしても一向に経営が上向く気配すらない。
社員たちは“全くもって暢気でいいなあ”と腹立たしい思いもしてくる、なんていう
ことがよくある。

ところで、それほど忙しく駆けずり回っているが“社長の仕事”を本当にしている
のだろうか。会社の規模によっても“社長の仕事”は自ずと異なるが、次のように分
類してみると分かりやすいと思う。

1.でなければできない仕事
2.がやると効果の上がる仕事
3.が部下のお手伝いをする仕事
4.が部下の仕事を取り上げてする仕事
5.までの惰性で社長がしている仕事
 
社長が実際に日々行っている仕事を多い順に並べると、何と5⇒4⇒3⇒2⇒1と
きれいに並ぶのが現実だ。いかに惰性で毎日の仕事に取り組んでいることか驚くであ
ろう。部下の仕事を取り上げて自分ひとりで“忙しぶっている”ということだろう。

 さらに社長が懸命に頑張っている仕事が実際はこんな感じである。
*社外の人と合う時間:社内の人と合う時間=3:7
*社外の人で
   会社の本業に関することで合う時間:本業以外のことで合う時間=2:8
*お客様と会う時間:お客様以外の社外の人と会う時間=1:9
*将来のついて費やす時間:現在・過去のことで費やす時間=0.5:9.5
 
こうやって考えてみると、結局のところ“部下の仕事と惰性の仕事、お客様でない
本業以外の人とあったり、過去のことばかりの仕事”に殆どの時間を費やしていると
いうことになる。

これでは、いくら時間があっても足りないし、どんなに忙しく働いているつもりで
も成果は出てこないことは申すまでもない。“社長でなければならない仕事”、“社長
だからこそできる仕事”を意識して取り組んでこそ“社長”である。

ぜひ、今しているこの仕事は“どんな仕事か”を徹底的に意識してほしい。

                 経営プロデューサー  吉岡 憲章

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