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116<>2003/03/26(Wed) 15:09<>オンリーワン事業はこうやって作る<>***オンリーワン事業はこうやって作る*** 会社の成長が実現するにはいくつかの要因が必要である。例えば業界の伸張にタイ ミングが合った、良い取引先とめぐり合った、開発した商品の評判が良かった…等 様々な好条件が複合的に組み合わさって成長につながることになる。 しかしこの成長がどこまで続くか。根底となるのは紛れもなくその事業がオンリー ワンであるかということである。以前のメルマガでも説明したが、中小企業の経営が 成功するかどうかは次の式で表すことができる、 経営の成功度合S =A×(オンリーワン度合)2乗 +N <大企業がメシの種にできると判断する規模 なお、Aはどれだけ頑張るか等固有の条件 Nは“運”のようなもの これほどまでに、その事業が“オンリーワンがどうか”ということが、経営を成功 させるためのキーとなっているのである。 しかし、このオンリーワンということに対して中小企業の経営者はいかに漠然と考 えていることだろうか。むしろオンリーワンなんてできっこないし、自分には手の届 かないところにあるくらいに考えている人が多い。 そこで、これから当メルマガで何回かにわたって“どうやってオンリーワン事業を 構築するか”をテーマに具体的に説明をしていきたい。 まず今回はオンリーワン構築のための“第一条”から始めていきたい。 オンリーワン構築 第一条:“誰でもオンリーワンになれる”と思うこと。 オンリーワンはナンバーワンとは全く違う。この意味を理解することである。ナン バーワンは占有率第一位とか最高位のことであり、量的な意味や権威的な表現である。 しかしオンリーワンとは“質的”な、“内容的”な意味合いであり、他との差別化が ポイントである。 すなわち、オンリーワンとは“自分だけ”とか“この商品だけ、この方法だけ”と いうように“……だけ”ということである。 人間は本来、誰もがオンリーワンの存在である。そして会社もまた同様に、どの会社 もオンリーワンの存在なのである。 にもかかわらず、誰々と同じようにしたい、あの会社と同じようになりたい、あの 商品と同じようなものにしたい、と自らオンリーワンであることを放棄してしまって いる。 自分や自社の存在を深く見つめてみればそこには必ずや何らかのオンリーワンが 隠れているはずである。それを認識することから、オンリーワンになるチャンスが生 れる。逆にこの思いを放棄すれば、今後オンリーワンになる見込みは失われ、会社の 成長も他人任せとなるのである。 このように“自分は、この商品はサービスはオンリーワンになれる”と思うことこ そが、オンリーワン構築のための第一条である。もっと具体的に研究したい方は拙書 “小さな会社が成功する法”(廣済堂出版)をお読みいただきたい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4331508633/ 経営プロデューサー 吉岡 憲章 |
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