e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。 |
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131<>2003/03/26(Wed) 15:32<>改革の要 部下に任せるこころ & 犬の遠吠え 国連<><改革編> *** 改革の要 部下に任せるこころ *** ◆中小企業の社長はなんでもかんでも自分でやろうとする人が多い。 “自分じゃなければできない…”と思い込んでいる。 従って営業はもとより購買から開発まで直接手がけようとする。 ◆それが続いていくうちに、部下たちは “営業も購買も開発もみーんな社長がやること”と思い込んでいく。 だから社長のやり方を見て他人事のように批判までする。 だから社長から言われたときに言われたことだけやる。 ◆一方社長は“あいつらは何も満足にできないのだから”と思い込むようになり、 やがて“自分じゃなければできない”につながっていく。 部下に対する不信であるから、部下も社長のことを信頼しなくなる。 これが破滅につながる一つの要因。 ◆そこで先ずは基本機能である“営業”、“生産(含購買)”、“技術”そして“管理” の部門をひとまず責任者を決めて任せていくことである。やむを得ず社長が兼務を するとすれば“管理”、さらに言えば“営業”部門だろう。 ◆社長から見ればまだまだ力が無いと思っても、3ヶ月や半年をかけてでも実務を じっくり教えていこう。そうすればやがては一丁前になっていくのだ。 もちろん育つ畑の無い人材なら選びなおしであるが。 ◆とにかく、社長がこれまで通り“部下のやること”を続けていたのでは 改革はありえない。自分がやっていることは誰でも正しいと思う。 それは社長といえども同じこと。部下のやっていることがまずければ 社長が注意し指導できる。社長のやっていることについては誰も注意ができない。 だから改革ができないことになる。 ・・・だから改革は“社長がやっている部下の仕事”を 部下に返すところから始まるのだ・・・ 経営プロデューサー 吉岡 憲章 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <徒然編> ***犬の遠吠え 国連*** ついにアメリカがイラクを襲った。テレビもこのバトル(と言っても一方的戦況 だが)を流しつづけている。そんな最中どこかのメルマガでおろかな自称経営コン サルタントが“フセイン頑張れ!”とのたまった。こんな程度のことを言うから経 営コンサルタントの信頼が世の中から今一なのだ。馬鹿たれ!! 既号で申し上げたが今世界はアメリカ幕府に支配されている現状。わが国はその 親藩大名に過ぎない。一方国連は朝廷に位置する。幕府のブッシュ将軍は朝廷から 不埒な行動をする気のふれたフセイン侯が支配するイラク藩を取り潰すべく“錦の 御旗”を下賜してほしいと頼んだ。 ところが朝廷を取り仕切る公家達(常任理事国)が首を縦に振らない。この公家 達は力はたいしたことは無いが60年近く昔、朝廷を奉った功績で朝廷を動かす大 きな権限を与えられている。プライドと昔の栄光が頼りの連中だ。 朝廷を維持する費用のうち22%は幕府が持ち、20%はわれら日本藩が持たさ れている。公家達の負担はほんのわずか。なのにこれらの古参公家全員が縦に首を 振らないと、ことを運べないことになっている。日本藩は御膳会議に参列すらでき ない。 公家達はイラク藩に自藩の利権がある。金のなる井戸の利権だ。これを幕府に取 り上げてしまうのではないかと必死になって幕府がイラク藩を取り潰さないように 結託した。理由は利権を前面に出すとよろしくないと考えて“人命”、“平和”と した。これだと民たち特に瓦版屋(マスコミ)は同調する。 幕府は“もう結構だ”とばかりに席を蹴って以前にもらった錦の御旗を持ち出し て、イラク藩のおとり潰しをはじめた。 このように、国連はほとんど世界の平和のためには機能していない。機能しない 仕組みになっている。あれほどイラクの侵略が明白であった湾岸戦争の時にさえ、 国籍軍であり国連軍ではない。 わが国がどちらかに侵略されたとしても、支援してくれるのは国連では決して無 い。それはアメリカだ。こんな国連の力の無さは40年も前の第2次安保闘争のと きから続いているのだ。まともに働く機構になることは将来もありえない。そんな 国連を奉っているのが日本の識者たちである。馬鹿馬鹿しいかぎり!自分の国は自 分たちで守ろう。あたりまえではないか。こう言ったら“お前は右翼か”と言われ た。ふざけるな!この考えこそ中道である。 |
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