e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

<> 24<>2003/03/26(Wed) 12:20<>経営発展の為の推進パワーの結集を<その2><>***経営発展の為の推進パワーの結集を***
                         <その2>

★前号から続きます。
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さて、いよいよこの経営発展戦略方針の発表会です。
この発表会の狙いは、社員に社長の経営方針を徹底させることにあります
が、同時に方針自身を会社の憲法やバイブルに権威付ける必要があります。
従って、社内で日頃の仕事の延長みたいに進めては効果が出ません。

別の会場を設定し、発表会後にはそこで出席者全員で食事をしながら、懇
親会を開けるような所が効果的です。
出席者は役員・社員・金融機関等でしょう。
社長、役員は略礼服を着ます。社員は作業着ではなく背広を着ます。
会社として最高の公式の会議であるということを、表現するためです。

方針発表会の進行は
(1)開会
(2)経営発展方針説明
(3)幹部社員の実行宣誓
(4)来賓挨拶
(5)閉会
と言うように進め、この説明会においては、一切の質問も意見も禁じます。
方針は社長からの“絶対の指示事項”だからです。

また、製本をした方針書は幹部、来賓のみに留め、番号をつけて渡します。
このように、方針書に基づいて発表会を行った結果、社長の考えも社員に
徹底できるとともに、社員にとっても“うちの社長はさすがだ”“これから
は安心して社長に付いて行く”と何人もの社員が目を輝かせている姿に驚
くほど多く触れました。

1)環境整備活動の実施について

私はテレビ東京の番組で みのもんた氏が司会をしている番組“愛の貧乏
脱出大作戦”を愛視聴しています。
登場する出演者のお店は、必ずといって良いほど汚く散らかり、これが厨
房か、これが客席かという位です。

しかし修行に行く先の“達人”の職場はピッカピカに磨き上げられ、仕事
をしている人達の気持ちが現れています。
職場をきちんと整理整頓するという事は、決して会社発展のための充分条
件ではありませんが、間違いなく必要条件ですね。

しかしこれから申し上げる、“私流の環境整備”を実施しますとやがてそれ
は充分条件にまでなって来ると言っても大袈裟じゃないんです。

先ず環境整備の時間を設け(毎日時間内に30分間程度)、全員で職場内を
磨き上げます。勿論社長自身も先頭に立って下さい。
“磨き上げる”という事は、単にきれいにする程度のことではありません。
それこそ、“ピッカピカに磨き上げる”と言う事です。

                           (以下次号)

   ★★スペースの関係で以下次号に掲載させていただきます★★

               経営プロデューサー  吉岡憲章

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