e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

<> 35<>2003/03/26(Wed) 12:30<>小泉首相に負けずに経営の改革断行を<>    ***小泉首相に負けずに経営の改革断行を***


小泉さんが自民党の総裁になり、そして総理大臣に就任しました。
テレビも新聞もこぞってその異色な経過を報道し、国民の政治に対する関心も高く
なり、まるで何年か前の細川政権誕生の時を思い浮かべます。

しかし、当時とまるっきり違う点が今回はあるような気がします。
それは、影の力でなく小泉首相が自分の信念により、“改革なくして、わが国の景気
回復なし“と強烈に主張し、リーダーシップを発揮してその為の閣僚人事等を決め
基本方針を実践へと展開しているところにあります。

この様な事は、最近のわが国の政治では無かった事だ、と政治評論家は言っています。
しかし、この様な事は企業の経営の面では至極当り前な事で、経済に比べて政治の世
界はすごく遅れているな、との感じも強くします。

でも、ちょっと待てよ。ホントかな。
経営者の多くが、このままの経営を続けていけば自分の会社はやがて参ってしまうだ
ろう、と焦り何とかしたいと思ってはいるが、過去からの“しがらみ”にとらわれて
いたり、“どのようにやったら良いのか”が分からなかったりで、まるで今回の所謂
守旧派と言われている政治家達と同じではないか、との思いすらします。

小泉さんのやり方を見ていると“ナルホド、こうやれば改革は出来るんだ”と言う事
を、教えてくれた様に思います。
そもそも基本的な発想が参考になりますね。
超々大企業である“日本株式会社”でさえ改革が出来るならば、中小企業が出来ない
訳は無いでしょう。

ただし、会社の首相である“社長自身の考え方”が変われば、の話です。
わが国の中小企業の8割は経営が厳しい、明日をも知れない状態にあります。
と言う事は、“わが社の経営は危機だ”と思うことは決して隠す事や、その事を認め
ないのではなく、逆に胸を張って“だから我が社の徹底改革をするんだ”“小泉さん
に負けないぞ“という位に、社員に対しても、外部の関係先にも宣言する位の、変身
が必要でしょう。

その為には、もう一度自分が起業した時の原点に返って考えて見る事が良いでしょう。
“自分は一体どんな夢を持ってこの会社を創業したのか。”
“将来、この会社をどの様にしたいと思っていたのか。”
この原点を本当に大事にしましょう。

私が、経営プロデューサーとして、指導・支援する時には、先ずこの原点について
経営者と一緒になって考える事にしています。
この起業の原点さえ再確認できれば、改革出来ない理由などは吹っ飛んでしまうもん
なんですよ。

是非この機会に貴方の会社の経営改革を断行して下さい。
それこそ改革なくして、経営発展はありません。
経営改革についてのご相談はご遠慮なくメールを送ってください。

              経営プロデューサー  吉岡 憲章

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