2009年に桃屋が発売した「辛そうで辛くない少し辛いラー油」
テレビで紹介され、一時入荷困難な商品となり話題を集めたものです。
揚げニンニクなどが入ったものでご飯や納豆、冷奴、野菜サラダ、トーストなどにかけて食べるなど使用方法は様々です。
ラー油は餃子にという根底を覆した商品で、またネーミングにも特徴があることもヒットにつながった要因ではないでしょうか。
最近、この食べるラー油やオリーブオイルを調味料として料理に「ちょい足し」するような傾向が広がってきていますが、摂取量として油を摂り過ぎには注意しなければなりません。
日本植物油協会(東京)によると、2009年度の一人当たりの植物油の年間消費量は約12kg。
ここ10年、横ばい傾向にあるそうです。
油を使うメニューの数は増えているのに消費量が変わらない理由は、使い方に変化が出てきていると考えられます。
「近年、炒め物など一品あたりの調理に使う油の量は減る一方で、油を風味付けに使う料理の種類や数が増えています」と「ベターホーム協会」(料理教室、東京)は解説しています。
「ぶっかけ!おかずカレー」(ヱスビー食品)、「サクサク食べる香ばし醤油」(キッコーマン)などまだまだこれからもこの分野の商品は増えていきそうです。
油を賢く使って「ちょい足し」で料理の幅を広げていくのも楽しみ方の一つではないでしょうか。
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