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|経営者のための健康情報通信
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【経営者ための健康情報Vol.84 海のミルク・牡蠣】 |
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ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。 |
2月に入り、「インフルエンザ」の勢いも増してきました。
手洗い、うがいはもちろんのこと、健康の三大原則〔栄養・運動・休養〕を忘れずにこの冬を乗り切りましょう。
春はもうすぐです |
【今が旬・牡蠣】
牡蠣の旬は、12月〜2月頃です。
西洋のことわざに「Rのつかない月にカキを食べるな」というものがあります。
日本でも「桜が散ったら牡蠣を食べるな」ともいわれています。
Rのつかない5月〜8月頃は牡蠣の産卵期にあたり、身が痩せて味が落ちてしまうということでしょうか。
【牡蠣の栄養】
◆グリコーゲン
グリコーゲンは、体内に蓄えられ、体内のエネルギーが足りなくなったら糖質に変化して使われる多糖類の一種です。
牡蠣に含まれる糖質の半分がグリコーゲンなのです。
グリコーゲンは疲労回復や体力増進などの効果があります。
◆タウリン
タウリンは、アミノ酸の一種で牡蠣などの魚介類や軟体動物に多く含まれている栄養素です。
タウリンには「血中コレステロール」が上昇するのを抑制したり、脂質を分解する、血圧を正常に保つ働きをするなど生活習慣病の予防に役立っています。
◆亜鉛
亜鉛は、「血中コレステロール」の量を調整し、たんぱく質を作る働きをします。
インシュリンの構造維持にも必要で、糖の代謝にも関係があります。
牡蠣には豊富にふくまれています。
◆良質のたんぱく質とビタミン・ミネラル
牡蠣には、他にも良質なタンパク質が豊富に含まれています。
その他にも必須アミノ酸も含まれていて、身体機能を支える働きしてくれます。
ビタミンやミネラルも私たちの体には欠かせないものですが、カキにはビタミンやミネラルも多くふくまれています。
牡蠣フライだけでなく、ほうれん草と一緒にクリーム煮や、牡蠣ご飯、牡蠣の天麩羅など色々なバリエーションで旬の味覚を味わいましょう。 |
未来事業 管理栄養士 吉岡美保 |
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