朝の張り詰めた空気、霜柱、寒い季節ならではですね。
先日、我が家の裏の緑道脇に、蕗の薹を見つけました。
自然の力はすごいものですね。春を待ちわびているのは人間だけじゃないのです。
春は旬のおいしいものがたくさんあり、特に野菜類はたくましい生命力を持っています。
これらの自然の恵みを存分に味わおうじゃありませんか。
<菜の花(ほうれん草の2倍のビタミンC)>
菜の花にはビタミンやミネラル類が豊富に含まれているのが特徴です。
なかでも、緑色の部分に多いβカロテン(ビタミンA)は、血液をきれいにしたり、高血圧対策にはもちろん、ほうれん草の2倍以上も含まれているビタミンCと共に、抗がん作用が高いことから、現在、注目が高まる食材です。
最近では一年を通して店頭でもみかけるようになりましたが、春の節句(雛祭り)のお料理にも添えられているように、「菜の花」の旬は3月です。
選ぶ場合は、"茎が新鮮で濃い緑色をしているもの"(さらに、まだ花が開いていないものがおすすめ)。
ちなみに、あの独特のほろ苦さは、このつぼみからきています。調理する前は、流水で洗って、熱湯でさっとゆがきましょう。ビタミンCを壊さないためにも、長時間加熱しないことがポイントです。そのままおひたしや和がらしなどと和えたり、天ぷらにしても、おいしいですよ。
また、パスタやサラダに加えても美味しくいただけます。和洋中いずれの調理法でも、鮮やかな'緑'や'香り'はたっぷり楽しめることでしょう。 |