新型インフルエンザが毎日のように報道されています。
感染を防ぐための基本は手洗い、うがいです。
外から帰ってきたら必ず行い、習慣にするようにして下さい。
◇「お茶のうがい」でインフルエンザの予防
お茶にはカテキンという有効成分が含まれていて、この成分が含まれているのはお茶だけです。インフルエンザウイルスは、無数の突起を表面に出していて、その中には細胞に付着する働きのあるものあり、これを感染といいます。カテキンはその突起にすばやく結合し、全体を覆うのでウイルスが細胞に付着出来なくなり、感染が起こらなくなります。
もちろん、インフルエンザのみならず、ウイルス性の風邪であれば十分効果があります。
カテキンを含有しているのは、紅茶、日本茶、鳥龍茶など、お茶の葉で作られているもの。なので、茶と名称がついていても、柿の葉茶、杜仲茶、どくだみ茶などはお茶の葉ではないので効果は期待できません。また、ブドウ球菌や腸炎ビブリオなど、食中毒を起こす菌に対しても抗菌作用のあることがわかっているので、お茶を飲んでおけばこれからの時期心配な食中毒も予防できるということになります。
【虫歯予防デー】
6月4日は『虫歯予防デー』。そして6月10日までの1週間は『歯の衛生週間』です。歯医者さんにかかるまえに、自分で虫歯を予防しましょう!!
≪虫歯を予防するには≫
虫歯を予防するには、歯みがきがとても大切です。甘いものやスナック菓子などの食べかすが口の中に残っている時間が長いほど、ミュータンス菌が増えて虫歯になりやすくなります。菌を口の中から追い出すことは出来ないので、食べかすや糖を早くきれいに落としてしまうのが一番の方法です。食後は、なるべく早く歯みがきをする習慣をつけましょう。二ンジンピーマンなどの野菜は繊維が多いので歯をきれいにする効果があるし、食べ物をよく噛むことで出る唾液は、細菌がつくる酸を薄める効果があります。
≪歯を大切にしましょう!!≫
厚生省の調べによると80歳の人の歯の数は平均して4.8本しかありません。『8020(ハチマルニイマル)運動』があります。80歳になっても歯を20本以上残しておこうという運動です。おいしく食事をしたり、はっきりとした声を出したり、よい姿勢を保ったりするのに欠かせないものなのです。 |