緑きらめく木々が美しい季節になりました。
花粉症も一段落し、外に出るにも気持ち良いですね。
我が家の裏の緑道でも、朝からウォーキングをする人達がたくさんいます。
5月といえども、気温が高い日が多く、しっかりとした水分補給が必要です。
人体の60%は水。水はなくてもならない物質です。
栄養分やホルモンなどを溶かし、血液などの形で体全体に運搬するのも水です。
このほか、体温を一定に保つ上でも水は重要な役割を果たしているのです。
では、一日に必要な水分は大体どれくらいなのでしょうか?
一般的な大人は1日に約2000〜2500mlの水分を体外に排出しています。
したがって、毎日その分を補給する必要があるのです。
【体内での水の働き】
・便秘予防
・脳梗塞、心筋梗塞予防
・リラックス、緊張緩和
・脳の老化防止
・肌の潤いキープ
・風邪予防、体温調節
・膀胱炎や結石の予防
・食欲抑制、新陳代謝促進
【水分補給の必要性】
肥満が気になる人…普段外食が多い人や肥満気味の人、高血圧や高脂血症の人など、血液濃度が高いことが心配される人は、まめに水分補給しましょう。
特に重要なのは、睡眠中の発汗により血液濃度が高くなっている朝や、同じく発汗により水分を喪失する運動や入浴時です。 1日で何度かに分けて(1回コップ1杯、約150ml)、最終的には1・2リットルの水分補給を心がけましょう。
長時間座りっぱなしの人…デスクワークなどで、毎日長時間座ったままの人は要注意!
血液が停滞して脚部に血栓ができ、その一部が腕に移動して血管をふさいでしまうエコノミークラス症候群(肺動脈血栓塞栓症)の危険に。
予防には、立ち上がって体を動かすほかに、充分な水分摂取も重要です。アルコールやコーヒーには利尿作用があり、脱水症状を引き起こす可能性があるので、控えめにしましょう。 |